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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.252 6点 虹果て村の秘密
有栖川有栖
(2011/11/28 20:45登録)
少年少女のためのミステリーランド、大人な私も楽しめました(笑)
謎解きのロジックも楽しめました。
文字も大きくて読み易かったしね(笑)


No.251 3点 真夜中の探偵
有栖川有栖
(2011/11/18 22:27登録)
シリーズの2作目だったんだね。
それを知らずに読んだのが、悪かったんだけど、連ドラの第3話あたりを見た感じでしっくりこなかった。
それに主人公の空閑純を筆頭に誰も共感できる人物も居なかった。
この後も続くらしいけど、多分このシリーズはもう読まないと思うな。


No.250 5点 ぼんくら
宮部みゆき
(2011/11/07 13:03登録)
はじめは江戸時代の事件を一つ一つ紐解いていく短編集かと思ったけど、全部が連なる大長編だった…。
主人公は題名の”ぼんくら”同心だけど、周りのキャラが個性的で面白いと思った。
その中でも異才の少年・弓之助・おでこが好きかも(笑)
ただ、事件の中心の長屋の人間が徐々に消えていく・・・その背景と云うか理由がイマイチ納得が出来なかった・・・。
内容は面白いけど、ミステリとして採点すると、ちょっと辛口になっちゃうね。


No.249 5点 透明人間の納屋
島田荘司
(2011/11/02 23:28登録)
『ミステリーランド』2冊目だったけど、完全な大人向きな気がしました。
(文章は子供向けだけどね)
アメリカに対する批判や、北朝鮮の問題など、ちょっと社会性が強かったね。
トリック的にはビミョウだったけど、そこに突飛も無い”透明人間”の話を加えたところが子供向きなのかもね。
個人的には読書疲れた大人に読んでもらいたいかも?(笑)


No.248 6点 探偵伯爵と僕
森博嗣
(2011/10/29 18:35登録)
かつて子どもだったあなたと少年少女のための『ミステリーランド』
最初は子供向けの文章だね、って思ったけどラストの伯爵からの手紙は大人向けだと思うな。
このオチにするなら、もうちょっと作品中にそれを仄めかす箇所があっても良かったかもね。
でも、十分楽しめたけどね。


No.247 4点 オーダーメイド殺人クラブ
辻村深月
(2011/10/20 20:03登録)
題名どおり中学校の”クラブ”活動みたいな作品だったな。
内容もミステリと云うより、淡い恋愛・友情やイジメを扱った思春期の中学生の青春小説の意味合いが強かった気がしますね。
だから、ちょっと期待はずれだったかな。


No.246 7点 おそろし 三島屋変調百物語事始
宮部みゆき
(2011/10/18 18:11登録)
「ばんば憑き」・「あんじゅう」と読む順序が逆になったけど、十分楽しめました。話の原点の良助と松太郎のことも詳しく知ることも出来たしね。 まだまだ続巻が出てきそうだけど、最終話「家鳴り」の屋敷の家守の男の存在が気になりますね。最終的にはおちかが幸せになるまで続けて欲しいですね。


No.245 7点 必然という名の偶然
西澤保彦
(2011/10/11 19:59登録)
同じ街で起った、6編の短編集です。
どの話も単独作品だったけど、冒頭と巻末が同じ同級生たちの物語だったのは嬉しかったな。
個人的には『大富豪探偵 月夜見ひろゑ』の出番をもっと見たかった(読みたかった)かな?(笑)
短編集だったけど、どれも意外な結末に仕上げてあって満足な作品でした。


No.244 7点 十三番目の陪審員
芦辺拓
(2011/10/07 20:56登録)
初めての芦辺作品でした。
1998年の作品だったけど、冒頭に原発メルトダウン事故の話や2009年から開始された”裁判員制度”と今読むと余計に面白いかとも思った。
殺人事件を捏造し、警察と報道がいかに冤罪を生み出すか暴こうと考えた男の目線から始まり、予期せぬ事件に発展した後は弁護士・森江春策目線に変わって行くのも苦にはならなかった。
事件そのものより、その背景にある巨大な陰謀へ続くあたりはちょっと飛躍し過ぎかな?とは思ったけど、楽しめました。
このシリーズを中心に他の作品も読んでみたいですね。


No.243 6点 花の鎖
湊かなえ
(2011/09/22 20:19登録)
一番の感想は最早湊さんの定番となりつつある同時進行の書き方を今回は上手く使ったな、ってことだな。
ミステリだから当然、最終章(第6章)で全てが明らかになるけど、その前の第5話で大体把握できそうだね。
地方都市の商店街にある和菓子屋『梅香堂』と花屋を上手く使っていたと思う。
ただ、話の節々に出てくる画伯のことはもう少し真相と絡んでいるともっと面白かったかな。
なんか、とって付けた感じが否めなかったので。


No.242 5点 スミレ刑事の花咲く事件簿 笑顔の奥に
石平ひかり
(2011/09/11 23:09登録)
1作目、2作目と違って1本物だったので、やっぱり重厚感はありましたね。
そしてトリックもそれなりになってきたとは思う。
同時に他の場所で3名が殺されるなど、内容も良かったね。
ただ、相変らずの軽さがミステリらしくないけどね(笑)


No.241 6点 あんじゅう 三島屋変調百物語事続
宮部みゆき
(2011/09/02 18:42登録)
どの話も怖いようなそれでいてちょっとほっこり出来るような話で、どれも上手く次作につながっていて楽しめました。
それに出てくるキャラも個性的でいてどこか憎めないんだよね。
流石に100話は無理だけど、この後の続編もどんどん出して欲しいね。
ばんば憑きでは1話載っているけどね。


No.240 6点 プリンセス・トヨトミ
万城目学
(2011/08/21 22:03登録)
初めての万城目作品でした。
個性的なキャラも魅力的で面白かったです。
でも、ミステリ的には凄く意外だった、って訳じゃなく平凡だったかな。
ただ、ラストの女性目線のオチは結構好きなパターンだけどね。


No.239 5点 朝霧
北村薫
(2011/08/12 23:22登録)
円紫さんと私シリーズの第5作目ですね。
ラストの”私”の恋を匂わしているけど続編はあるのかな?
「走り来るもの」のラスト2センテンスを考えるのは面白い発想ですね。
余談だけど、『女か虎か』の結論も知りたくなっちゃいますね(笑)


No.238 6点 麒麟の翼
東野圭吾
(2011/07/18 23:19登録)
加賀恭一郎シリーズで「新参者」の続編的要素の強い作品ですね。
今回はミステリ度より、人間模様を反映させた作品だったね。
犯人は誰か?と云うより何故被害者は日本橋へ、また麒麟がある欄干へ行ったのか?がメインだったかな。
本で読むよりドラマ向きかな(もう既に映画化決定だけどね(笑))


No.237 7点 謎解きはディナーのあとで
東川篤哉
(2011/07/11 22:02登録)
6つの短編小説ですね。
どれも楽しく読ませて頂きました。
漫画かドラマにすれば尚面白そうですね。
ミステリ的にはそう高いレベルでもないかもしれないけど、こう云うコミカルなのも楽しめたので7評価で。


No.236 4点 KAGEROU
斎藤智裕
(2011/07/05 21:37登録)
水嶋ヒロさんが書かれた話題作。
自殺と臓器移植を絡めて”命の”とはと語る内容だったけど、その割りには軽く読めちゃった。
うん、ちょっと軽すぎる感は無いこともないけど、悪くは無かったと思うな。
普通に楽しめる内容だったよ。
流石に買ってまでは読まないけど、次回作もあるのなら手に取ると思うよ。
ただ、このサイトでは4点しか付けられないけど・・・。


No.235 4点 あの頃の誰か
東野圭吾
(2011/06/20 11:54登録)
帯に”東野圭吾の「わけあり物件」はこんなに面白い!”とあったけど、わけあり物件は所詮わけあり物件だね。
この本はもう東野作品を1、20冊以上読んでいる東野通にしか楽しめないかも。
(東野ファンにもあんまりお勧めしないけどね(爆))
唯一「再生魔術の女」だけは評価6でもいいけど、ほとんどが4以下評価だね。
”秘密”の原型の「さよなら『お父さん』」はオイラは読みたく無かったな。
もし、これを読んでから”秘密”を読んだら秘密の評価も下げざるを得ないかも。


No.234 7点 ばんば憑き
宮部みゆき
(2011/06/14 19:37登録)
「日暮らし」と「あんじゅう」のキャラが登場するらしいですね。
この2作はまだ読んでなかったのが、ちょっと残念だったかな?
でも、全く支障は無かったと思う(多分…)
怪奇物だったけど、大抵の話に子供がからみ、ちょっと涙を誘う話もあって楽しめました。
そう云った意味でも「お文の影」と「野槌の墓」がよかったかな。


No.233 4点 スミレ刑事の花咲く事件簿 悪意の果て
石平ひかり
(2011/05/31 23:07登録)
前回よりはミステリ度は上がっていた気はする。
だけど、本格的ミステリとはかなり差がまだあるけどね(笑)
相変らずの”宝塚ネタ”がこのシリーズの面白さだと思うね。

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