こをなさんの登録情報 | |
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平均点:6.00点 | 書評数:21件 |
No.21 | 9点 | ナイルに死す アガサ・クリスティー |
(2008/02/15 15:46登録) かなり面白かったです。食事する間を惜しんで読んだ覚えがあります。 ただ、アガサ・クリスティの本を沢山読破している人がこの本を読むと、殺人犯を早い段階で予想できてしまうかもしれません。 |
No.20 | 6点 | 崩れる 結婚にまつわる八つの風景 貫井徳郎 |
(2007/12/11 09:40登録) 貫井徳郎さんは短編も上手だなあ、と思いました。 表題作の「崩れる」なんかは、主婦のフラストレーションがリアルに描けていて、「作者、男だよね?」と驚いたほど。 ミステリ以外にも書けるジャンルが沢山あるんだろうなと思った。身近な謎、といった感じですが、それぞれの作品はなかなか面白かったです。 |
No.19 | 2点 | もつれっぱなし 井上夢人 |
(2007/11/29 10:44登録) 正直買わなきゃ良かったと思いました。 やっぱり会話だけの構成には無理があるんじゃないかと…… ユーモアも古臭い。かなり前の作品だから仕方ない気もするのだが。 |
No.18 | 4点 | ひたひたと 野沢尚 |
(2007/11/27 11:00登録) 短編二作品ともオチが読めてしまった。 一作目はオカルト方面に終わって残念だったし、二作目は伏線があからさまで犯人がすぐ分かったし、終わり方も気持ち悪い。なんか好きな作風じゃない。でも文章は読みやすくてよかった。プロットの作品は途中で読むの断念。 |
No.17 | 8点 | ハサミ男 殊能将之 |
(2007/11/27 10:42登録) 小手先の技が非常に上手いと思いました。所々、既製ミステリに似ている部分がありましたが、それでも面白いんじゃないでしょうか。 ただ、伏線が分かりやすくて、そこは拙い感じがしました。金田一少年の事件簿とか、フレッド・カサックの「殺人交叉点」を思い出した。なんだかんだいって、一気読みするほど読ませる作品なんですが。 |
No.16 | 6点 | コールドゲーム 荻原浩 |
(2007/11/22 13:36登録) 犯人があまりにも当たり前すぎる。ミスリードさせようっていう意気込みは感じるものの、弱い。推理を楽しむっていうより、いじめの事とか考えさせられてそこが良かったと思う。 |
No.15 | 5点 | 殺人鬼2 綾辻行人 |
(2007/11/22 13:23登録) ストーリーは1とそれほど変わりなく。ミステリ部分も相変わらずオマケ程度。殺し方は1を軽く上回っていました。誰も考え付かないほど酷いやりかた。ちょっと飽きます。 |
No.14 | 6点 | 殺人鬼 綾辻行人 |
(2007/11/22 13:19登録) 文章に無駄がない。凄く読みやすくて、描写力も半端ないです。グロイのが平気な人はさくさく読めます。ミステリ部分はたいしたことないけど、夜中に一気読みしました。 |
No.13 | 8点 | 人格転移の殺人 西澤保彦 |
(2007/11/17 15:28登録) 最後までオチがわからず、非常に面白いと思いました。 設定の奇抜さも凄い。 |
No.12 | 6点 | 黄金を抱いて翔べ 高村薫 |
(2007/11/15 10:59登録) 序盤はかなり読みづらかったです。それを我慢して中盤までいくと慣れてきます。仲間がひどい目にあったり死んだりするのは悲しかった。でも渋い作風には惹かれるものがあって、他の作品も読みたいと思わせる。 |
No.11 | 10点 | クラインの壷 岡嶋二人 |
(2007/11/15 10:52登録) ヴァーチャルリアリティをテーマにしたミステリ。個人的に好きなジャンルなので、かなり楽しめました。細部が凝ってます。完成度はかなり高いです。終わり方が悲しいけど、残るものがあります。良かったです! |
No.10 | 6点 | そして扉が閉ざされた 岡嶋二人 |
(2007/11/15 10:49登録) かなりドキドキしながら読みました。真犯人も、意外でした。会話と回想で、真相究明する部分もかなり緊迫感があって楽しい。ただ、魅力のあるキャラが一人もいないのは残念。 |
No.9 | 5点 | さらわれたい女 歌野晶午 |
(2007/11/15 10:43登録) 普通に面白いです。読んでる途中で真相は予想できてしまいますが、文章が読みやすいし、主人公を応援する気になってたので完読しました。 |
No.8 | 7点 | 葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 |
(2007/11/15 10:41登録) 一気読みしました。私は主人公の過去のエピソードが一番楽しめました。トリックも良かったと思います。ヒロインの描写にはかなり無理があると思いましたが。 |
No.7 | 5点 | 風が吹いたら桶屋がもうかる 井上夢人 |
(2007/11/15 10:18登録) ワンパターンの部分は結構好き。アンパンの勝手な推理がなかなか面白かった。 |
No.6 | 6点 | プラスティック 井上夢人 |
(2007/11/15 10:15登録) 冒頭の掴み、構成、読後感がとても良かった。トリックは中盤でわかったものの、読む気がなくなる、という事はまったくなく、ほぼ一気読みでした。 |
No.5 | 7点 | パワー・オフ 井上夢人 |
(2007/11/15 10:12登録) 結構分厚い本なのですが、一気読みでした。 この作者の文章は、非常に読みやすいです。コンピュータウィルスやネットの説明が大半を占めているのですが、キャラクター同士の会話でそれを行っているため、「説明を読んでいる」感が薄れて、ぐいぐい読めました。ミステリ色が少ないのが残念だったけど、普通に面白かったです。 |
No.4 | 6点 | ラッシュライフ 伊坂幸太郎 |
(2007/11/14 13:38登録) この作品はミステリというより、群像ものっぽいです。 驚くべきトリックや真実は用意されていませんが、読んだ後に爽快感がありました。 個々のキャラクターをもっと掘り下げたら、もっと面白くなったと思う。キャラクター一人分で、一冊の本が出来そう。 |
No.3 | 8点 | オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎 |
(2007/11/14 13:24登録) 正直、カカシ殺害の犯人やトリックには面白みがなかった。 ただ、キャラクター一人ひとりに凄く魅力があって、読み始めたら止まらなくなった。 主人公サイドの島の話は勿論、元彼女の話、カカシが作られたエピソードの部分が非常に面白かった。 文章が読みやすくて、比喩も面白く、全体的に雰囲気がカッコいいと思った。この作品で伊坂さんのファンになりました。 |
No.2 | 4点 | 世界の終わり、あるいは始まり 歌野晶午 |
(2007/11/14 11:55登録) 読後感が悪かったが、一つ一つのエピソードは非常に楽しめた。 「少年A……この子を生んで」を参考にしたのかな? |