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ミステリの祭典

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斜め屋敷の犯罪
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日1982年02月
平均点6.98点
書評数130人

No.90 7点 3880403
(2011/04/23 04:02登録)
トリックが大掛かりで凄い!
前作を読んでいなかったが楽しめた。

No.89 5点 misty2
(2011/02/22 21:30登録)
楽しく拝読。
雪の設定が、お得意な先生なのですね。
犯行者の目星が容易で残念。
また、御手洗の解決力や犯行者の動機に納得できず。

No.88 9点 HORNET
(2011/01/10 20:17登録)
<ネタバレの要素あり>
 トリックとしてはすごいというかバカバカしいというか・・・ですが,この発想がすごいと私は思います。タイトルが秀逸という他の方の意見にも同感です。ところで,本当にこのトリックは現実的にうまくいくのでしょうか・・・?
 ただ,トリックの仕掛けの部分は,読んでいるときから「何か匂うな」とは思っていました。
 何かのイベントで,この屋敷の模型が披露されたそうで。是非見てみたかったです。

No.87 5点 kanamori
(2010/07/31 17:03登録)
デビュー作が傑作だったので期待が大きすぎたのかもしれませんが、この作品にはちょっとガッカリしました。
結局、小説の中の屋敷は作者のかってな創造物で好きなように出来る訳で、それを使ったトリックを読んでも全くサプライズを感じませんでした。

No.86 6点 seiryuu
(2010/07/16 17:47登録)
スケールの大きなトリックにびっくり。
でも失敗の確率が多そうで、現実的ではないような気もしますが・・・
読んでいる途中で犯人に気づいたけど解決編はおもしろかった。
タイトルもヒントになっていて遊び心を感じました。

No.85 6点 りゅう
(2010/05/31 19:45登録)
 斜め屋敷の見取り図など、設定が緻密であり、「占星術殺人事件」のような無駄な記述の天こ盛りではないのが好印象。メイントリックは確かに面白いアイデアだが、成功の確率に甚だ疑問を感じる。個人的には、密室の機械トリックものはあまり好きではない。伏線も種明かしを読むとぱっとしない。トリックよりも動機の方に意外性を感じた。

No.84 8点 ZAto
(2009/10/18 12:41登録)
『斜め屋敷の犯罪』というタイトルがいい。
「斜め屋敷殺人事件」でも「斜め屋敷の謎」ではなく、あくまでも『斜め屋敷の犯罪』。
驚愕のトリックにのけぞった後に、改めてタイトルを振り返るとなんと味わい深いことだろう。

No.83 9点 りんちゃみ先輩
(2009/09/23 13:14登録)
傑作だが、トリックに無理があると思う。でも面白かった。

No.82 9点 E-BANKER
(2009/09/12 23:17登録)
御手洗潔シリーズ初期の名作中の名作。
今回、新装ノベルズの完全改訂版で再読。
オホーツク海を見下ろす宗谷岬に傾斜して建つ奇妙な館・・・通称「斜め屋敷」。雪の降る聖夜に開かれたパーティー、そして翌朝、堅牢無比な密室の中で発見された招待客の死体・・・
何て魅力的な設定でしょうか! ミステリー作家なら一度は書いてみたいプロットでしょうし、ミステリーファンならばこれこそ一番の「大好物」。
とにかく、初読のときの「衝撃度」がスゴかった。巻頭にある斜め屋敷の「図」・・・ここに作者の企みが凝縮されています。
加えて、なぜ「斜めに傾いているのか?」・・・ラスト、御手洗の解決編を読んだときに、すべてが腑に落ちていきます。
島田氏にしては珍しく、本筋に余計な薀蓄話やサイドストーリーを一切挟まず、たいへんシンプルな構成ですし、そこにも好感が持てます。
真相解明以降に明かされる「動機」については、C.ドイルの名作「緋色の研究」にオーバーラップしてきます。
というわけで、ミステリー中毒ならば是非一度は手にとって読まなければいけない一冊と断言します。
これを「バカミス」と否定的に見る方もいるかもしれませんが、まぁいいじゃありませんか、「バカミス」でも! こんな迫力のある作品を書ける作家は二人といないはずです。
(牛越刑事が戸惑うだけで、全く活躍できなかったのが唯一の不満。もう少し、渋い役どころを与えて欲しかったなぁ・・・)

No.81 9点 だい様
(2009/08/13 09:22登録)
御手洗潔シリーズ第2弾

これは読みやすかったです。
御手洗さん面白すぎます。
またトリックも笑える程(?)凄かったです。

No.80 9点 isurrender
(2009/07/22 01:01登録)
タイトルがお洒落ですよね
「の」が素晴らしい

No.79 7点 okutetsu
(2009/07/01 04:33登録)
まったく気付かなかったです。
んなアホなというトリックだけどこういうのが本格ミステリかなと(笑)
多少これはないだろって点もあるのでこの点数。

No.78 9点 simo10
(2009/05/23 14:19登録)
占星術殺人に続き、ノベルズ完全改訂版が出版されていたので十数年ぶりに読みました。
物語の深みこそないが、逆に軽いタッチにより遊び心いっぱいの登場人物、トリックを描いています。
トリックは圧巻。

No.77 8点 江守森江
(2009/05/22 14:05登録)
犯人はすぐに見当付くが、トリックは解決編を読むまでわからなかった。
ネタバレになるがダンボールで屋敷を再現して実行可能か実験した思い出のある作品。

No.76 7点 結奈
(2009/05/19 15:23登録)
やってくださいました。なんという、トリック。
斜め屋敷「の」犯罪、というタイトルも憎いです。

No.75 10点 測量ボ-イ
(2009/05/04 10:27登録)
見事な密室トリック。「密室の巨匠」ディクスン・カ-も
きっとあの世から拍手をしていることでしょう。

No.74 5点
(2009/05/04 09:17登録)
舞台が斜め屋敷だけあって、トリックの奇抜さはある程度予想できましたが、実際のあのトリックには度肝を抜かれました。少し漫画的ですが、まずまずの満足度です。またテンポもよく文章も読みやすいし、その点も満足。
問題なのは動機。動機自体が重すぎてトリックの奇抜さとマッチしていなかったし、重いわりには割かれたページ数が少なすぎるように感じました。
そのへんのバランスがイマイチな作品でした。

No.73 8点 H.T
(2009/04/05 10:57登録)
まさか、これだけの為に!!!
密室トリックに驚かされるばかりです(笑)
けれど、御手洗の登場が遅いのは、少しショック・・・

No.72 8点 E
(2009/03/08 20:52登録)
※少しネタバレものです。
「凶器」規模の大きさに驚愕した作品。建物の構造を使っての犯罪はごく当たり前ですが「丸ごと凶器」トリックに驚嘆。いやぁ、判りませんでしたよ。

No.71 6点 frontsan
(2009/02/02 09:11登録)
文庫で読んだのですが、冒頭にある見取図が見づらく、最後まで屋敷のイメージが捕らえづらかった。また、御手洗の登場が遅く、少し物足りなかった。

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