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ミステリの祭典

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クリムゾンの迷宮

作家 貴志祐介
出版日1999年04月
平均点7.67点
書評数63人

No.63 7点 虫暮部
(2024/03/28 13:34登録)
 個人的には、この手のデス・ゲームは漫画だと大味に思えることが多いけど、小説なら興が乗るのである。本作はスピード感があるし、素材をしっかり集めて上手く使っている。しかし、乱暴な比較だが『バトル・ロワイアル』あたりに比べると、洗練されている反面、我武者羅な熱量は少なく優等生的にも見える。グルメ・ガイドはもっと突っ込んで欲しかったな~。

No.62 6点 みりん
(2023/07/11 22:44登録)
すごい評価だ 
デスゲーム系パニックサバイバルホラーかな 主催者の目的や裏側まで明かされないとモヤモヤしてしまうタチなので今すごいモヤモヤしてます。とはいえ水や食糧まで制限されたサバイバルものはハラハラするし、ラストの迷宮追いかけっこはゾクゾクします。 アボリジニのおじさんかわいそう…

「天使の囀り」と「黒い家」も楽しみだ

ネタバレ




やっぱり未知の化け物より人間ベースの化け物の方が怖いよね 

No.61 5点 ミステリ初心者
(2023/02/15 20:59登録)
ネタバレをしております。

 非常に読みやすい文書で、スリリングな展開のため、ほとんど一気に読了できました!
 前半はサバイバル的な要素が強かったですが、参加者が一堂に会してから別れてから一気にゼロサムゲーム化?してホラーやサスペンス感が強まりました。

 一方で、こういうタイプの王道ストーリーや流れを踏襲しすぎているというか、この作品ならではの個性に欠けるような印象がありました。大友藍は露骨に怪しく、主催者の息がかかっているのはありがちすぎますね。カメラ内蔵義眼は気づきませんでしたが…。

No.60 5点 take5
(2022/10/10 11:05登録)
平均7*8というのが驚き。
子どもの頃を思い出すゲームブック!
サバイバルの臨場感もどこか作り物めいていて、
内容そのものがゲームブックっぽいのです。
娯楽としか言いようのない作品。

No.59 6点 もち吉
(2019/07/19 14:25登録)
ページ数はそれなりだが会話が多く文字数的にはかなり少ないので、あっという間に終わってしまった。内容としては文句なく面白い故に、もう少し長い作品として読みたかった。この話なら上下巻に分けて書くくらいの長さでも良かったのでは。特に某友さんとのシーンがあれで最後というのはちょっとあっさりしすぎかなという気がしたね。
総じて、大人には少し物足りなく感じるかもしれないが、ティーンネイジャーには超おすすめの作品である。

No.58 3点 邪魅
(2017/03/01 07:57登録)
うーん、これは微妙でした
何か大どんでん返しがある訳でもなく、かといってそんなにホラーとして優れているかといえばそうでもなく

No.57 9点 ミステリーオタク
(2016/09/03 07:09登録)
う~ん、これは面白かった
やはり一番大切なのは
(少しネタバレ)




情報なんだね

No.56 5点 パメル
(2016/01/13 19:15登録)
読み進めていくとサバイバルゲームをやっている感覚になる
一時期流行したゲームブックを思い出させる
確かに読みやすいのだが自分には合いませんでした
どうせならもっとホラー色を強くして怖がらせてほしかった

No.55 9点 smk
(2013/10/07 23:09登録)
ぐいぐい引き込まれ一気読みしてしまいました。
ミステリかというと微妙なのでこの△1点。

No.54 9点 ナノ
(2013/10/06 16:05登録)
一気読みは久々。それだけ読者を引き込ませる作品。
実在の舞台、存在しうる生物によるサバイバルゼロサムゲーム。これだけでも読書欲が掻き立てられるのに、それを満足させてしまう内容にただただ脱帽です。
私の中のホラー作品のオススメにおける貴志作品率がまたアップ致しました。

No.53 8点 mohicant
(2013/08/05 22:34登録)
 食人鬼グールと化した人間。本当に怖いです。

No.52 7点 ある
(2013/03/08 00:37登録)
最近,漫画家されましたね。
映像化も出来るかな??

「弁当もあるしな…」

一番怖い台詞でした。

No.51 8点 蟷螂の斧
(2012/08/13 15:32登録)
本作品(1999)より、後に発表された米沢穂信氏(2007)の作品を先に読んでいたため、真相や罠は解ってしまいましたが、それでも面白く読めました。グイグイと引っぱてゆく力はさすがと思いました。ホラー系?と思って敬遠していたところですが、読んで良かったと思える1冊となりました。ラストは、真相が明確となっていると思いますので、それはそれで良いと思います。

No.50 8点 Q-1
(2012/06/27 06:03登録)
スピーディーな展開に引き込まれ一気に読みきっていしまいました。
一応ホラー小説に分類されていますが、ホラーが大嫌いな私でも怖さは感じなかったので、
ホラーということで敬遠されている方はぜひ読まれてもいいのではないかと思います。
カニバリズムのシーンが詳細に描かれていないのが怖さを感じない原因なのかもしれません。
私が幽霊や化物が苦手なだけで、対象が人間だと恐怖を感じないという可能性もありますがw

ラストは少々煮え切らない感もありますが、終始飽きさせない名作だと感じました。

No.49 9点 いいちこ
(2011/12/25 10:48登録)
非現実的な設定にリアリズムを吹き込む緻密な取材が抜群。
かつてゲームブックにハマっていた自分を思い出した。
リーダビリティも抜群で仕事が早朝にも関わらず深夜まで読みふけった唯一の作品。
惜しむらくはラスト。
ヒロインの像はおぼろげながら見えたが真犯人は謎のまま。
謎は謎のままの方が魅力的かもしれないが、もう少しカタルシスが感じられるラストも見たかった

No.48 5点 つよ
(2011/05/01 22:06登録)
尻切れトンボかな。

No.47 8点 haruka
(2011/04/29 21:32登録)
過酷なサバイバルが細部にわたって表現されており、ドキドキしながら一気読みしてしまった。やはり本当に怖いのは人間だと思い知らされる。余韻を残すラストも好印象。

No.46 8点 モグ風
(2010/10/06 15:07登録)
舞台設定や様々なルール、序盤から中盤までのストーリー展開にはかなりひきこまれドキドキでしたが、終盤が何か物足りない感じでイマイチだったのがもったいないくらいです。終盤で-2点~-3点くらいです。でもホラー小説の読み物としては
おススメできる内容なので8点にしました。この作者の作品は多数ありますが恐らくはミステリーというよりはホラーよりなのかなと思います。でも他の作品も読んでみたくなりました。

No.45 6点 メルカトル
(2010/04/29 23:25登録)
うーむ。
全体的に評価が高いなあ、そんなに良いですか?
ラストがどうのとか言われているようだが、自分は逆に、最終章に救われた感じかな。
そこである程度収束させてくれたので、後味は悪くなかったが、謎がいくつか残るのはマイナス要因。

No.44 8点 itokin
(2010/01/08 10:12登録)
このようなサバイバル物は初めてなので興味深く読んだ。読者をぐいぐい引っ張る力はさすがだが、悲惨で陰湿なので最後に救いがあればと思ってしまう。

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