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[ ホラー ]
そこに無い家に呼ばれる
「幽霊屋敷」怪談
三津田信三 出版月: 2020年07月 平均: 5.00点 書評数: 2件

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中央公論新社
2020年07月

中央公論新社
2023年07月

No.2 5点 zuso 2024/06/30 22:20
作者と同名の小説家の三津田信三が語り手となる実話風怪談シリーズ。
旧家の蔵から見つかった新社会人の報告、自分宛の私信、精神科医の記録の三つのテキストには、ある共通した怪異体験が書かれていた。
実話風の語り口を巧みに使い、読み手と物語との距離感を誘導していく手法は見事。

No.1 5点 ROM大臣 2024/05/28 12:15
怪異マニアの遺した膨大な資料から興味深い事例をピックアップする幽霊屋敷シリーズの第三弾。
新興住宅地の一軒家に住むことになった青年は、近隣から忌まれる隣の空き地にある夜、無いはずの家が建っているのを目撃する。
無作為に集められた怪異群が次第に連関していく関係妄想的な恐怖と、にもかかわらずその中心にあるものの実体は不明であるという底無しの不気味さ。そしてテキスト外の現実、ひいては読者まで巻き込んでいくメタ趣向が今回も駆使されているが、一見そのメタを放棄したのかと思わされるほどに手の込んだ悪意が横溢する業の深い一編。


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三津田信三
2023年06月
歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
平均:6.25 / 書評数:4
2021年12月
赫衣の闇
平均:5.67 / 書評数:3
2021年07月
忌名の如き贄るもの
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2020年09月
逢魔宿り
平均:6.00 / 書評数:2
2020年07月
そこに無い家に呼ばれる
平均:5.00 / 書評数:2
2019年07月
魔偶の如き齎すもの
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2019年04月
白魔の塔
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2018年09月
犯罪乱歩幻想
平均:5.00 / 書評数:2
2018年06月
碆霊の如き祀るもの
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2016年09月
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2016年07月
怪談のテープ起こし
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2015年07月
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どこの家にも怖いものはいる
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2014年03月
五骨の刃
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2012年11月
のぞきめ
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2012年09月
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2012年04月
幽女の如き怨むもの
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2011年07月
生霊の如き重るもの
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2011年03月
七人の鬼ごっこ
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水魑の如き沈むもの
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赫眼
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凶宅
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2008年06月
十三の呪
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2007年07月
禍家
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2007年06月
スラッシャー廃園の殺人
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2007年04月
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凶鳥の如き忌むもの
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2006年02月
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2004年05月
シェルター終末の殺人
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2003年12月
百蛇堂―怪談作家の語る話
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2003年09月
蛇棺葬
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2002年08月
作者不詳 ミステリ作家の読む本
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2001年08月
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