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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
ドイツの小さな町
ジョン・ル・カレ 出版月: 1974年01月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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早川書房
1974年01月

早川書房
1990年03月

早川書房
1990年03月

No.1 6点 2021/01/03 00:13
昨年末に亡くなったジョン・ル・カレの第5作。
ル・カレと言えば長大な作品が多いイメージがありますが、本作はこの作者初の大作です。そして常連スマイリーが登場しない初めての作品でもあります。今回スマイリー的な役割を果たすのは、英国外務省諜報員のアラン・ターナー。彼がドイツの英国大使館での機密書類紛失事件を捜査することになるわけですが、最後の方になると、なるほど、こういう役回りならスマイリーではだめで、悪く言えば青臭い理想主義の若手でなければならなかったことがわかります。
それにしても、長いわりにスパイ小説としては動きが少ない作品です。ほとんど関係者一人一人から、事件の容疑者に関する事柄を聞き出していくだけの前半は、もっと短縮できなかったかなと思わせられました。しかしエピローグを含めたラスト3章は、ル・カレらしい迫力があります。


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ジョン・ル・カレ
2023年02月
スパイはいまも謀略の地に
2021年12月
シルバービュー荘にて
平均:6.00 / 書評数:1
2017年11月
スパイたちの遺産
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2017年03月
地下道の鳩
平均:6.00 / 書評数:1
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われらが背きし者
2014年11月
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2013年12月
誰よりも狙われた男
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2011年12月
ミッション・ソング
2008年11月
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2003年12月
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2000年12月
シングル&シングル
1999年10月
パナマの仕立屋
1996年05月
われらのゲーム
平均:6.00 / 書評数:1
1994年07月
ナイト・マネジャー
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1991年12月
影の巡礼者
平均:6.00 / 書評数:1
1987年04月
パーフェクト・スパイ
1983年11月
リトル・ドラマー・ガール
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1981年05月
スマイリーと仲間たち
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1979年07月
スクールボーイ閣下
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1975年01月
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ
平均:7.50 / 書評数:2
1974年01月
ドイツの小さな町
平均:6.00 / 書評数:1
1966年01月
高貴なる殺人
平均:6.67 / 書評数:3
1965年12月
鏡の国の戦争
平均:6.33 / 書評数:3
1965年01月
死者にかかってきた電話
平均:5.00 / 書評数:3
1964年01月
寒い国から帰ってきたスパイ
平均:7.60 / 書評数:10