home

ミステリの祭典

login
HATTさんの登録情報
平均点:7.42点 書評数:26件

プロフィール| 書評

No.26 7点 豆腐小僧双六道中ふりだし
京極夏彦
(2004/12/30 21:55登録)
京極作品にしては軽い軽い。すらすら読み進む。
最終シーンには意に反して感動してしまう。こんなので感動した自分が情けない気もする。


No.25 5点 どすこい(仮)
京極夏彦
(2004/12/30 21:53登録)
うーん。楽しんだのは楽しんだのだが・・・。
ネタがくどい。しつこい。


No.24 8点 続巷説百物語
京極夏彦
(2004/12/30 21:50登録)
前作に比べたら若干評価は低くなる。
後半クライマックへの雪崩れ込みは手に汗握る。


No.23 5点 ルー=ガルー 忌避すべき狼
京極夏彦
(2004/12/30 21:48登録)
京極らしくないの一言につきる。
こういうのは宮部先生に書かせたらもっと面白くなる。作者の魅力が半減してしまっている。


No.22 9点 絡新婦の理
京極夏彦
(2004/12/30 21:41登録)
完成度では京極堂シリーズ随一ではないでしょうか。文学作品としても申し分ない。しかし、シリーズを順番に読んでいないと内容は解らないでしょう。単独作品としては評価はどうなるのでしょうか。


No.21 7点 鉄鼠の檻
京極夏彦
(2004/12/30 21:35登録)
一回しか読んでいないけど善く解らなかった。禅問答が各所に引用されているけどチンプンカンプンであり、殺人の動機もチンプンカンプン。内容はともかく、物語としては楽しめた。再読したら、点数が変わるかも。


No.20 9点 巷説百物語
京極夏彦
(2004/12/12 06:14登録)
作者は頭の良い人ですね。こんなお話が何篇も書けるなんて。一編一編、内容がぎいしり詰まっています。連作短編集として完成度が高いです。


No.19 9点 嗤う伊右衛門
京極夏彦
(2004/12/12 06:12登録)
京極作品にしては小理屈が無い分、素直に読める一方、若干ほんの若干、物足りなさを感じる。但し、内容は重いことは重いですが。中身は京極版四谷怪談といったところでしょうか。素直に面白いです。


No.18 10点 狂骨の夢
京極夏彦
(2004/12/12 06:08登録)
この作品、「夏」、「函」に比べると評価が芳しくないけどすごいですよ。前2作より更に宗教、民俗学、精神医学、心理学が色濃くなって好き嫌いが2極化されるでしょうね。好きな人にとっては最高傑作です。幻想性もパワーアップしていますね。世間的に評価が低いのはやりすぎなのかな。


No.17 9点 魍魎の匣
京極夏彦
(2004/12/12 06:04登録)
「夏」に比べると怪しさが若干減少した分、ミステリの部分が増えたのではないかな。それでも十分幻想的だけど。相変わらず京極堂のウンチク爆発で宗教、民族学、心理学、精神医学に興味の無い人はつらいかも。


No.16 9点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2004/12/11 23:05登録)
出だしの坂を上る幻想的なシーンに興奮した。内田百間の冥土に匹敵するのでは。しかし、内容は京極堂のウンチクを除去するとしょうもないモノになってしまうのでは。ミステリとしては疑問だが文学性は高いので好き嫌い分かれるところでしょう。個人的には大いに好みの作品です。


No.15 6点 ステップファザー・ステップ
宮部みゆき
(2004/11/01 22:31登録)
気軽に読める漫画のような一冊。本格ミステリを期待する人には全く向かない。全てにおいて現実離れしており、そういうものだと認識した上で読む必要がある。気分が沈んでいるときに読むといいかも。


No.14 6点 とり残されて
宮部みゆき
(2004/11/01 22:17登録)
なんとも言えない読後感。全体的に超能力や超常現象ものが多いが、人によって好き嫌いが分かれるのでは。個人的には「おたすけぶち」が好みで、この一編で平均点を上げている感じ。


No.13 7点 長い長い殺人
宮部みゆき
(2004/11/01 22:08登録)
いろいろな視点から事件を見ることによって徐々に解決に向かっていくプロットが楽しい。確かに財布の視点というのは無理があり、読んでいて違和感があったものの、逆にどう料理していくのか作者の手腕を見る面白さはあった。


No.12 8点 火車
宮部みゆき
(2004/11/01 22:02登録)
読んだ直後には違和感があったものの、時間が経ってからボディブローのようにじわじわ来た。あの映画のようなラストシーンの為にそれまでがあったと考えれば全て納得できる。


No.11 6点 スナーク狩り
宮部みゆき
(2004/11/01 21:47登録)
結局、作者が何を言いたいのかが伝わってこなかった。少年犯罪や罪の意味についてテーマアップされているが、結論は読者に任せるということか。ただし、作品にスピード感があり、ぐいぐい読ませるものはあります。


No.10 6点 今夜は眠れない
宮部みゆき
(2004/11/01 21:40登録)
主人公がワトソン役、その友達が探偵役なのだろが、いまいち役割分担がはっきりしない。友達の推理も説得力に欠けており、存在意義が薄い。ただ、結末は以外でストーリーとしては面白く読める。


No.9 5点 かまいたち
宮部みゆき
(2004/11/01 21:35登録)
初期の時代もの。どうしても「本所深川不思議草紙」と比較してしまう。全編時代ものではあるものの、ミステリーあり、超能力ありとごった煮の感が否めない。


No.8 7点 返事はいらない
宮部みゆき
(2004/11/01 21:31登録)
宮部みゆきの短編集は長編よりプロットがしっかりしており、練り込まれている感じがする。「ドルネシアにようこそ」は特に秀逸。


No.7 10点 本所深川ふしぎ草紙
宮部みゆき
(2004/10/31 09:28登録)
人情もの時代ミステリー。こういうの大好きです。第一話の「片葉の芦」から感動させてくれます。全七話から構成されていますが、全体的に統一感があり、完成度が高いです。

26中の書評を表示しています 1 - 20