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ミステリの祭典

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じきるさんの登録情報
平均点:6.79点 書評数:260件

プロフィール| 書評

No.140 6点 グラスバードは還らない
市川憂人
(2021/03/28 23:32登録)
ストーリーや大枠の構成部分は楽しめたが、流石にこのトリックは許容したくない気持ちになってしまう。伏線は一応張ってあるんだけどねぇ…。


No.139 7点 貴族探偵
麻耶雄嵩
(2021/03/28 02:18登録)
全体的にパズラーとして粒揃いだと思う。
「こうもり」の捻り技も良いが、個人的には「トリッチ・トラッチ・ポルカ」のアリバイトリックがお気に入りです。


No.138 6点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2021/03/27 15:46登録)
たしかにミスリードは巧いが、余り驚くことは出来なかった。
ミステリーに慣れないうちに出会った方がいい作品だと思う。


No.137 5点 友達以上探偵未満
麻耶雄嵩
(2021/03/26 07:16登録)
ロジック重視の二篇と、探偵とワトソン役をテーマにした一篇から成る短編集。この作者にしては刺激が足りないのは否めないか。


No.136 6点 さよなら神様
麻耶雄嵩
(2021/03/25 01:03登録)
前作に負けず劣らずの、悪意に満ち溢れた連作集。
ラストの〇〇〇マークにはやられました(笑)


No.135 7点 嗤う伊右衛門
京極夏彦
(2021/03/24 17:54登録)
四谷怪談を上手くアレンジした、切ないラブストーリー。


No.134 5点 死ねばいいのに
京極夏彦
(2021/03/21 23:29登録)
序盤は楽しめましたが、結末が透けやすいのに同じようなパターンのお話の繰り返しなので、読み進めるにつれて少し飽きが来てしまいました。


No.133 9点 メルカトルかく語りき
麻耶雄嵩
(2021/03/21 15:26登録)
これは凄まじい。
ロジックと不条理が高度に融合した、唯の問題作に終わらないミステリの極北。


No.132 6点 メルカトルと美袋のための殺人
麻耶雄嵩
(2021/03/21 15:20登録)
メルカトルのブラックさを味わえる、この作者らしい風変わりな趣向の短編集。


No.131 6点
麻耶雄嵩
(2021/03/19 14:46登録)
『翼ある闇』の前日譚かつ『夏と冬の奏鳴曲』の続編的な立ち位置の作品だが、正直内容はかなりチープに思えた。まぁそれがこの作品の味でもあるわけだが。
バナナの皮は流石に笑っちゃう。


No.130 5点 バスカヴィル家の犬
アーサー・コナン・ドイル
(2021/03/08 16:41登録)
謎解き要素は薄いが、冒険小説としてはそれなりに楽しめる。


No.129 8点 ブルーローズは眠らない
市川憂人
(2021/03/07 16:10登録)
これは作者のプロット構成力の勝利でしょう。私の嗜好ど真ん中の本格ミステリです。
大胆なトリックを支える伏線の数々が実に巧妙で、それらを活かした解決編は圧巻。青い薔薇を巡る切ないストーリーにも強く惹きこまれました。


No.128 7点 江神二郎の洞察
有栖川有栖
(2021/03/07 00:31登録)
ミステリとしては小粒でも、学生アリスシリーズの世界観をしっかり味わえる。
個人的には、「バードロック・ラバーズオンリー」と「桜川のオフィーリア」が好き。


No.127 9点 霧越邸殺人事件
綾辻行人
(2021/03/04 07:14登録)
硝子細工のような…という例えがぴったりの儚くも美しい名作。
霧越邸の幻想的な雰囲気もさることながら、細かな伏線といい謎解き過程の論理といい、(賛否両論はあるが)本格ミステリとしても非常に丁寧な造りをしていると感じた。


No.126 6点 ジェリーフィッシュは凍らない
市川憂人
(2021/03/01 04:08登録)
世界観・プロットなど緻密に構成された作品だとは思うが、仕掛けに意外性はそれ程感じられず、犯行の過程についても違和感が残った。


No.125 6点 今昔百鬼拾遺 天狗
京極夏彦
(2021/02/28 21:48登録)
この仕掛けは結構強引なところがあると思うけど、時代を考慮すればギリギリラインには収まっているのかもしれない。
篠村美弥子とオカマの金ちゃんの再登場はシリーズファンとしては嬉しいが、こうなるとやはりエノさん不在が痛いかなぁ。


No.124 6点 今昔百鬼拾遺 河童
京極夏彦
(2021/02/28 21:43登録)
これも主役不在かつミステリの核は小さいので、あくまでサイドストーリーとして楽しむお話か。


No.123 6点 今昔百鬼拾遺 鬼
京極夏彦
(2021/02/28 21:38登録)
敦子も美由紀もまぁ主役を張るには役が重いなぁ。
なんだかんだでお話はそれなりに楽しく読んだけど、サイドストーリーにしたってエノさんや多々良センセイのお話に比べると勢いに欠けるかな。


No.122 8点 今昔続百鬼 雲
京極夏彦
(2021/02/21 14:50登録)
多々良センセイはたしかに腹立つオッサンだけど、相方の沼上との掛け合いが良い味を出してるから面白おかしく読めた。話運びもうまい。


No.121 6点 百鬼夜行 陽
京極夏彦
(2021/02/16 23:41登録)
『百鬼夜行 陰』と同じような性格の短編集。
『鵼の碑』のサイドストーリーも収録されているが、本編が読めるのはいつになるのやら…。

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