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ミステリの祭典

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新世紀ミステリーさんの登録情報
平均点:5.71点 書評数:21件

プロフィール| 書評

No.21 6点 風果つる館の殺人
加賀美雅之
(2019/07/02 10:13登録)
2006年発表。横溝正史風ミステリーですね。「監獄島」で素材と技巧を惜しみなく出し尽くし過ぎちゃったのかもしれませんね。


No.20 10点 監獄島
加賀美雅之
(2019/07/02 10:01登録)
2004年発表。ミステリーを全く読まない人に「3日程休暇とれたんで一生に一冊くらいは本格物を読んでみたいんだけど どれがいい?」って聞かれた場合、答えはこれ一択でしょう。これ読んどきゃ充分じゃないですか本格ミステリー。


No.19 7点 双月城の惨劇
加賀美雅之
(2019/07/02 09:52登録)
2002年発表。いかにもな舞台設定にガッチリとトリックの効いた本格物ってやはりよいですなあ。


No.18 3点 鏡姉妹の飛ぶ教室
佐藤友哉
(2019/07/01 20:54登録)
2005年発表。もうこれ以上ミステリーとして評価するのは無理かもしれませんね。面白くないことはないんですが、やっぱりマンガで描いた方がよいのでは。


No.17 6点 水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪
佐藤友哉
(2019/07/01 20:24登録)
2002年発表。ちゃんとした構成のミステリーも書けるではないですか。でもそれゆえにミステリー作家としての限界も見えちゃったなと思いました。


No.16 5点 エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室
佐藤友哉
(2019/07/01 20:10登録)
2001年発表。こういうのやっぱり「アフタヌーン」みたいな青年誌か「月刊別冊少年マガジン」にマンガ連載したほうが合ってるのではないかと思います。でも一応「密室」ネタもあるので認めましょう。


No.15 4点 フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人
佐藤友哉
(2019/07/01 19:43登録)
2001年発表。ライトで超俗でひねてて冴えてて・・そんなボクって凄い・・なんて自慢することも自虐的に批判を先取りするダサさもなく・・とにかく太宰三島から田中康夫に至る「ブンガク」の変な痛さがないところが良かったです。


No.14 5点 カラスの親指
道尾秀介
(2019/06/30 09:42登録)
2008年発表。面白くて一気読みしてしまいました。何の感慨も残らずに。この作者にはここらで長いお別れを言う時が来たようです。


No.13 3点 ラットマン
道尾秀介
(2019/06/30 09:35登録)
2008年発表。ロックバンドミステリー。作者どっかで「人間描きたいからミステリー形式を選んでるだけ。トリックはどうでもいい。」みたいに言ってましたが、確かに既視感ありありのよくお勉強したトリックだと思いました。ただし、人間はあまり描けていませんでした。


No.12 4点 ソロモンの犬
道尾秀介
(2019/06/30 06:25登録)
2007年発表。冒頭の喫茶店だかスナックでの場面が印象に残っています。自転車が坂道で吹っ飛ぶトリックも視覚に残りますね。でもそのくらいかな。


No.11 4点 片眼の猿
道尾秀介
(2019/06/30 06:13登録)
2007年発表。この作家ここらで本格物から離れてもっと えんたーてーめんと な方向性に舵取りした方が世間に受けて自身にも合ってることに気付いたんでしょうね。


No.10 4点 シャドウ
道尾秀介
(2019/06/30 06:06登録)
2006年発表。この作家が最初から「背の眼」等の横溝京極風シリーズと別な方向も考えていたのが分かります。注目もされたが嫌悪評も多かった「向日葵の咲かない夏」への反省もあったのでしょう。


No.9 5点 骸の爪
道尾秀介
(2019/06/29 22:56登録)
2006年発表。怪奇現象の合理的解明という本格物を力づくで作り上げたぞといった感じのしろものですね。若いのに仏師の世界なんてよく調べたと思います。犯人はまあこれだろうなっていう予想のまんまでした。


No.8 6点 向日葵の咲かない夏
道尾秀介
(2019/06/29 22:46登録)
2005年発表。少年にあのキャラをさせる狙いは悪くないと思います。肝心なタイトルの咲かない向日葵のネタは少々外してしまってますね。


No.7 5点 背の眼
道尾秀介
(2019/06/29 22:39登録)
2005年発表。背負われた真っ赤な天狗だかの面が妙に眼に焼き付いています。最後の犯人の狂気の咆哮場面は素晴らしいと思いました。


No.6 5点 幽女の如き怨むもの
三津田信三
(2019/06/23 05:45登録)
2012年発表。さすがの三津田信三も、ここらあたりが限界なのでしょうか。


No.5 6点 水魑の如き沈むもの
三津田信三
(2019/06/23 05:42登録)
2009年発表。水中脱出トリックを宗教的因習に絡めるアイデアが面白いと思いました。


No.4 8点 山魔の如き嗤うもの
三津田信三
(2019/06/23 05:25登録)
2008年発表。小説としてはシリーズ中で一番面白いと思いました。一家族まるごとの入れ代わりトリックと怪奇幻想光景の解明が魅力的で、和風小道具を使った密室トリックも何気に好きです。


No.3 9点 首無の如き祟るもの
三津田信三
(2019/06/22 22:18登録)
2007年発表。怒涛の人物入れ代りトリックと、雑誌連載という表現を利用した一次元飛躍した仕掛けに唸らせられました。


No.2 7点 凶鳥の如き忌むもの
三津田信三
(2019/06/22 22:06登録)
2006年発表。タイトルの鳥に因んだ「密室」からの消失トリックがユニークで、ダミーの機械トリック抜け道トリックもそれぞれに面白かったです。

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