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ミステリの祭典

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水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪
鏡家サーガ

作家 佐藤友哉
出版日2002年03月
平均点6.78点
書評数9人

No.9 6点 新世紀ミステリー
(2019/07/01 20:24登録)
2002年発表。ちゃんとした構成のミステリーも書けるではないですか。でもそれゆえにミステリー作家としての限界も見えちゃったなと思いました。

No.8 4点 ia
(2015/09/21 08:42登録)
3つのストーリーが後で繋がるんだろうな~
という予想通りに繋がった。おおまかにいえばそれだけ。
グロ鬱で何かややこしい作風に飾ってはいるけど。
読んだ本はキホン本棚なんだけど珍しくゴミの日に捨てた本

No.7 7点 シレン
(2011/06/18 22:40登録)
鏡家サーガの中でとても読みやすい作品だった。
タイトルのセンスがすごくいいですね。

No.6 7点 メルカトル
(2011/06/03 21:46登録)
全く無関係に見える3つの物語が平行して一人称で語られる。
しかしそのストーリーがやがて・・・これ以上はネタバレになるので書けない。
独特の筆運びで最初は読みづらい印象を受けたが、読むにつれて気にならなくなり、次第にその世界観に引き込まれる。
少々長いが、最後まで読者を惹きつける手腕はなかなかのものではないだろうか。
しかしラストの鏡の残酷な仕打ちはちょっといただけない気もする。
またそれをまともに認識できない彼って一体。

No.5 8点 dei
(2009/03/13 21:22登録)
佐藤友哉の作品の中で一番とっつきやすかったし、よかった。
ぶっ飛びながらもきちんとまとめてくれたことに好感。

No.4 9点 Pj
(2005/03/06 09:29登録)
しかし佐藤友哉は何を考えてこのような作品を作り出すのか。バラバラになっていたパズルが1つなったかのようにすべてが明らかになりすべてが見えた時、何とも言えない気持ちになった。まったく、どうかしてるよこの男。

No.3 9点 深草
(2003/04/22 14:29登録)
佐藤氏はぐんぐんうまくなっている。
ミステリとしての評価はわかれるだろうけれど、最後まで、ひきつけてはなさない力がある。

No.2 2点 しゃん
(2002/09/13 16:39登録)
前半が部分の文章が、私の趣味に読みづらかった。気持ち悪く、不可解。
ラストで明らかにされる真相は…複雑に三つのパートが絡み合っていたのは分かったが、だから何?という気がした。
というのも、三つのパートのいずれも、私がひきつけられるものを感じなかったので
それぞれのパートが結びつき1つの物語になったからといって何の感慨も抱けなかったからだろう

No.1 9点 kk
(2002/08/29 08:59登録)
これはミステリー的な手法を用いた私小説というべきものだと思う。最後でかなり感動した。他の作品(の結末)が気に入らなかった人にもおすすめ。

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