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ミステリの祭典

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Pjさんの登録情報
平均点:7.48点 書評数:23件

プロフィール| 書評

No.23 10点 GOTH リストカット事件
乙一
(2005/04/24 20:10登録)
ミステリィ史に残る傑作。壊れた世界+登場人物に救いようのない結末と言う点では佐藤友哉との共通点が見出せるが、この作品のほうがまだ救いようのある結末であり、壊れた世界が佐藤友哉とは別の意味で非常に上手く描かれている。内容は斬新かつ衝撃的であり、それが佐藤友哉や西尾維新と同じくトリックを作品の雰囲気作りのためにしか使っていない点とあいまって、非常によい作品に仕上がっている。


No.22 5点 Φは壊れたね
森博嗣
(2005/03/26 19:33登録)
Vシリーズ以来作品はどんどん内容がシンプルになり、ついには探偵役まで言わなくてもいいことは極力言わない人間に。確かに森ミステリィの新世界という言葉に偽りはないが、それが良い意味で新しいとは限らない。


No.21 10点 夏と冬の奏鳴曲
麻耶雄嵩
(2005/03/23 12:00登録)
驚愕。


No.20 9点 ハサミ男
殊能将之
(2005/03/15 21:27登録)
メフィスト賞受賞作の中では最も出来がよい。伏線の張り方、トリックの使い方、タイトルセンス、作品の随所に出てくるユーモア感覚の漂う文章等、すべてが上手い。


No.19 8点 探偵伯爵と僕
森博嗣
(2005/03/15 13:58登録)
伯爵と僕の会話の部分がなかなかおもしろく、子供向けだなあと思い読み進めたが、最後の最後で事件全体の認識が変わってしまった。もし私が子供なら「えっ!そうだったんだ!」と驚いて素直に楽しめたかもしれないが‥


No.18 6点 密閉教室
法月綸太郎
(2005/03/11 20:41登録)
脱線寸前の電車のごとく、高校生探偵を乗せて不安定に現実味を欠いたまま終幕まで突っ走る青春ミステリー。しかもその電車は終幕前後で脱線し、どえらい方向へ走り去る。そして後にはほろ苦い青春と探偵の苦悩が残る。


No.17 8点 エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室
佐藤友哉
(2005/03/11 20:25登録)
タイトルのセンスが良い。ミステリーというよりSFやファンタジーに近いものがあるが、めちゃくちゃに広げた大風呂敷をきちんと違和感なく閉じている点は評価に値する。


No.16 4点 ダブルダウン勘繰郎
西尾維新
(2005/03/10 19:24登録)
恐ろしいほどにストレートな、西尾維新らしくない作品に仕上がっている。ただ、それが逆に氏の魅力の一つであるごちゃごちゃした違和感を失くしてしまっている。


No.15 7点 UNKNOWN
古処誠二
(2005/03/09 22:38登録)
事件自体が地味で盛り上がりに欠け、密室についても不満が残るが、自衛隊という一般とはややかけ離れた職種の内部を描く作品としては、非常に評価できる。


No.14 8点 名探偵 木更津悠也
麻耶雄嵩
(2005/03/09 22:31登録)
見た目は非常にシンプルな本格ミステリー。やや地味だと思う面もあるほどにストレートである。が、やはりどこか歪んでいるにもかかわらず、それを何の問題もなく成立させてしまう見事な手腕に、麻耶雄嵩らしさを感じさせる。


No.13 5点 新本格魔法少女りすか
西尾維新
(2005/03/09 21:36登録)
りすかの言葉遣いに多少新鮮味を感じたが、結局のところは戯言と大して変わらない。リストカットなどを取り入れ、新しいことに取り組んでいるように見せているだけ。


No.12 8点 十角館の殺人
綾辻行人
(2005/03/09 21:12登録)
初めてミステリーを読むと言う人に、ぜひ薦めたい作品。ミステリー史に残る偉大な作品の1つ。


No.11 7点 ネコソギラジカル
西尾維新
(2005/03/07 22:01登録)
最早かろうじて本格ミステリィと呼べたものはバッサリと切り捨てられ消え失せていたが、その方がよい出来になっているのだから、これはこれでよいのだろう。いーちゃんが成長しているのか退化しているのは微妙なところだが。


No.10 6点 ヒトクイマジカル
西尾維新
(2005/03/07 21:47登録)
森ミステリィがどんどんシンプルになっていくのなら、戯言シリーズはどんどん本格ミステリィから乖離していき「いーちゃんの成長」を軸とした青春小説としての側面がより色濃く作品に出てきている。5作目にしてようやく、「新青春エンタ」というキャッチコピーに納得がいった。


No.9 6点 サイコロジカル
西尾維新
(2005/03/07 21:41登録)
前3作と大きくは変わらず。


No.8 6点 クビツリハイスクール
西尾維新
(2005/03/06 15:20登録)
西尾版バトル・ロワイヤル。殺人や密室の理由や、殺人や謀略があまりに日常的であまりにあっさり描かれすぎている点は、これまでの本格ミステリを壊して新しいミステリを描こうとする意識の表れのように思える。それを西尾維新は意図しているのか無意識のうちにやっているのかはわからないが、もし無意識の内にやっているのなら、新本格もこんなところまで来てしまったということだろう。


No.7 7点 クビシメロマンチスト
西尾維新
(2005/03/06 15:10登録)
キャラ萌えを前面に押し出しているにもかかわらず、ここまでキャラクターをあっさり始末していくとは。この世界も登場人物もは恐ろしいまでに壊れている。しかしながら登場人物達は皆一様に固有の価値観と論理を持ち、この壊れた世界の中では全く問題のないように思えるところが恐ろしい。物語のいたるところに違和感を覚えるが、その違和感こそがこの作品群の最大の魅力なのかもしれない。


No.6 7点 クビキリサイクル
西尾維新
(2005/03/06 14:58登録)
アニメ・漫画・ゲームをごちゃ混ぜにした後、新本格ミステリを加えて1つの作品に仕立て上げたような感じ。浦賀・佐藤・乙一と同じ年代の男性を主人公に据えているが、この3人とは似ているようで何かが決定的に違う。恐らくそれは文学的な何かを書こうとしているかどうかだと私は思うが、断言は決して出来ない。革命的な作品であることは間違いないが、これが次世代ミステリの形かと聞かれると、そうではないと答えたくなる。


No.5 9点 きみとぼくの壊れた世界
西尾維新
(2005/03/06 14:48登録)
脱格系のお手本のような作品。戯言シリーズやりすかはそこまで好きになれないが、この作品は素直によく出来てると思った。特に閉じ方はお見事。


No.4 10点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
麻耶雄嵩
(2005/03/06 14:32登録)
新本格が誇る傑作の1つ。まさに奇跡の書。21歳でこれほどの本を書くことの出来た麻耶雄嵩は、やはり天才である。

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