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ミステリの祭典

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ヒトクイマジカル
戯言シリーズ

作家 西尾維新
出版日2003年07月
平均点5.80点
書評数5人

No.5 4点 文生
(2020/08/03 11:20登録)
初期の西尾維新ならではの萌えキャラ殺しはかなりのインパクト。
ただ、読みどころはそれだけ。
シリーズ最初の2作とは違ってもはやミステリーとはいえず、かといって、伝奇バトルとしてもスケール感に乏しい中二理論満載のよくわからない戦闘で面白くない。
この作者にバトルものは向いていないと思う。

No.4 8点 虫暮部
(2015/08/19 10:33登録)
 いの字がみいこさん相手に切れる場面が痛くて好き。剣玉の場面も微笑ましくて好き。
 少年漫画みたいな世界観ゆえにOKなトリックを持ち出すあたり、自分が何をやっているかはちゃんと判っていますよ、という感じで良い。

No.3 7点 ia
(2015/02/19 23:30登録)
サイコロジカルの無茶苦茶な叙述トリックと比べるとかなり良い。
もちろんツッコミどころもある。
彼女が記憶を持たないうんぬんとか、移動手段とかおかしい。
それでも叙述で驚けるし、あの一夜の事件は非常にミステリアスで緊迫感に満ちていた。真相を知りたいと非常に強く思った。この感覚は戯言シリーズでもトップクラスだった。

このヒトクイマジカルでシリーズ終わった方が良かったんじゃないかと思う。次のあれを考えると。

No.2 4点 ボナンザ
(2014/04/08 01:30登録)
まあ犯人の意外性はあるが・・・。
ここまでくるとミステリというジャンルではない

No.1 6点 Pj
(2005/03/07 21:47登録)
森ミステリィがどんどんシンプルになっていくのなら、戯言シリーズはどんどん本格ミステリィから乖離していき「いーちゃんの成長」を軸とした青春小説としての側面がより色濃く作品に出てきている。5作目にしてようやく、「新青春エンタ」というキャッチコピーに納得がいった。

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