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ミステリの祭典

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改題『アンノウン』

作家 古処誠二
出版日2000年04月
平均点6.43点
書評数14人

No.14 4点 zuso
(2021/09/07 22:55登録)
特殊状況なのに、そこで描かれる事件は日常の謎に近いというアンバランスさがいい。しかし、犯行動機は納得できないし、トリックも今ひとつ。

No.13 4点 江守森江
(2010/03/25 01:22登録)
出版当時、本格ミステリとして手にしたので肩すかしな感じだった。
そんな事より、今や作者の紹介文では「戦争作家」が謳い文句で普通なミステリー読者とは関係ない世界へ逝ってしまった。
私的な感情だが、未だに外交で折に触れ戦争責任を持ち出す中国・韓国と同様に不快なので戦争関連小説はなるべく読まないと決めている。

No.12 5点 いけお
(2009/11/06 09:13登録)
地味だし内容的にはもともと短いが短編で十分だったのでは。

No.11 7点 itokin
(2008/06/25 10:37登録)
題材が特殊な環境なので興味深く読み切れた、さわやかな終わり方は良しとしても最後の盛り上がり、意外性などもう一ひねりほしかった。

No.10 8点 深夜
(2008/04/12 00:49登録)
自衛隊を舞台にしたミステリー。自衛隊内部を描いたと聞くと、硬派なイメージがあるが、読んでみたらユーモア交えて書かれていてスラスラ読める。真相はあっさりしてますが、新しさという意味では、かなりのもの。
何でメフィスト賞に応募したのって位、正統派な小説です。

余談ですが、古処さんは過去3作も直木賞候補に選ばれていて、直木賞も近そうです。

No.9 7点 Pj
(2005/03/09 22:38登録)
事件自体が地味で盛り上がりに欠け、密室についても不満が残るが、自衛隊という一般とはややかけ離れた職種の内部を描く作品としては、非常に評価できる。

No.8 6点 りえ
(2004/06/12 23:24登録)
舞台設定、確かに目新しくておもしろい。トリックの説明があるあたり、いまいち盛り上がりにかけた印象。自衛官って、年齢のわりにしっかりしてるのね、と思った。

No.7 7点 IVERSON
(2003/09/27 20:17登録)
普通に面白い。本格ミステリー、トリックを求めればあんまりですが、舞台が自衛隊という設定がいいですね。

No.6 5点 玉椿
(2003/05/20 23:38登録)
トリックがあんまりなモノが多いメフィスト賞みたいですが、確かに。まぁ、そこはたいして重要では無い作品というか。
じゃなんで読んでんだ?とツッコまれそうですが。

No.5 9点 鈴木(仮名)
(2002/08/17 07:44登録)
ぼく、こういうの好きです。地味だけれども。

No.4 7点 jyungin
(2001/10/02 22:36登録)
地味で、傑作でも大作でもないけれど好感が持てる。小説として楽しめる。ミステリーと言うには足らないが。自衛隊に親近感が持てました。

No.3 6点 Nakatz
(2001/08/11 23:45登録)
すいすいと読める感覚はよかったです。けれども、密室に用いられたトリックが地味では
ないかと。いわゆる「コロンブスの卵」的な発想であることは確かだけれど、僕にとっては
少々インパクト不足でした。

No.2 8点 ぽん
(2001/07/20 00:18登録)
いろんな意味で「巧い」作品でした。野上の成長記録的な終わり方は好きではないですが、また表現そのものがどこか粗野な感じがしましたが、まあ「野上」という人物造詣なのかなと許してしまいました。天晴れな作品でした。今後にも期待です。

No.1 7点
(2001/07/19 04:35登録)
如才ない書き手という印象。
うまいけれど、何か物足りなさを感じた。
もう少しつっこんでほしかったかな。

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