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ミステリの祭典

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葉さんの登録情報
平均点:7.40点 書評数:58件

プロフィール| 書評

No.58 6点 木製の王子
麻耶雄嵩
(2001/10/07 03:11登録)
面白いことは面白いんだが・・・。
なんと言っても今回一番参ったのが登場人物の名前。
そして分刻みのアリバイトリック。
確かによく考えられてて脱帽モノなんだけど、これを解いてやろうと思う読者が果たして何人いるだろう(^^;。


No.57 9点
麻耶雄嵩
(2001/10/07 03:01登録)
こりゃ凄い。今だ余韻冷めやらず。
大胆なトリックと見せ方の巧さ。そしてラストは麻耶節炸裂。
緻密に創られた作品世界を惜しげもなく崩してくれる。
これぞ麻耶雄嵩。


No.56 3点 なつこ、孤島に囚われ。
西澤保彦
(2001/08/19 04:21登録)
全編が妄想で彩られている。
オチくらいはもう少しひねってほしかったかなぁ。
西澤ファン以外は読んではいけません(笑)


No.55 9点 夏と冬の奏鳴曲
麻耶雄嵩
(2001/08/16 04:37登録)
かなりの衝撃を受けました。
一作目より格段に面白い。
惚れました。


No.54 4点 あいにくの雨で
麻耶雄嵩
(2001/08/16 04:34登録)
犯人も密室も中途半端というか(^^;。
クリーク事件も殺人事件にうまく絡み合ってないし、必然性がない。
なんだかピントがずれた作品という印象を受けました。


No.53 7点 UNKNOWN
古処誠二
(2001/07/19 04:35登録)
如才ない書き手という印象。
うまいけれど、何か物足りなさを感じた。
もう少しつっこんでほしかったかな。


No.52 9点 少年たちの密室
古処誠二
(2001/07/19 04:31登録)
とにかく展開の運びがうまい。
前作(「UNKNOWN」)より格段にレベルアップしています。
完全な暗闇の中という緊張感がひしひしと伝わってくる。
その中で構築された論理と心理。
久しぶりに期待のもてる作家に出会えた。


No.51 7点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2001/07/18 01:02登録)
本格の盲点をつくトリック。
しつこい伏線にひょっとしてと疑惑がわくが、
まさかね、と「本格の枠」に自分でしてやられた感じ。
ユーモアのある文章も好き。


No.50 9点 りら荘事件
鮎川哲也
(2001/07/18 00:58登録)
地味ながら本当によく出来た作品。
細かなトリックを巧みな論理で繋いでいく手腕はお見事。
名作と呼ばれるにふさわしい。


No.49 7点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2001/07/18 00:52登録)
作中違和感を感じるが、正体が分からない。
ラストで明かされる謎には「なるほどね」と思うと同時に
「チクショウ」と思わされました(笑)。
怪しげな霊媒のおっさんも実は良い人で
なんか嬉しくなったのでした。


No.48 8点 日曜の夜は出たくない
倉知淳
(2001/07/18 00:49登録)
猫丸先輩がとても良いです。
まさにしてやられました。
『日曜の夜は出たくない』みたいなクサすぎて
顔から火が出そうな恋愛モノも結構好きだったりする(笑)。
読了後ニヤリとしてしまいました。


No.47 10点 ぼんくら
宮部みゆき
(2001/06/04 04:05登録)
鉄瓶長屋の中で次々に起こる事件を描きつつ、
やがて長屋そのものの成り立ちの謎に迫ってゆくという
構成は実にうまいです。
ミステリとしての骨格もしっかりしているし、
何より登場人物が面白い。
やっぱり宮部みゆき良いなぁ〜(^^)。


No.46 9点 掌の中の小鳥
加納朋子
(2001/06/04 04:03登録)
二人の男女が惹かれあっていく過程などは読んでいてとても気持ち良かったです(^^)。
恋愛モノ好きかもしれない(笑)。
紗英のストレートな生き方がとても魅力的で好きです。


No.45 8点 殺意の集う夜
西澤保彦
(2001/05/25 02:24登録)
この滅茶苦茶さ加減がかなり好き。
ラストのオチも良い(^^)。


No.44 7点 完全無欠の名探偵
西澤保彦
(2001/05/25 02:22登録)
このレベルを維持できるのが西澤氏のすごいところ。
神の目である語り手の目線は公正であるという認識が読者にはあるので、
そもそもの勘違いはそこから始まるわけです(^^;。
うまいなーと思いました。


No.43 7点 覆面作家は二人いる
北村薫
(2001/05/25 02:18登録)
テンポよくスラスラ読める作品。
重苦しいミステリに飽きたときに丁度よい(^^)。
相変わらずドキッとするようなうまい表現に惚れ惚れします。


No.42 6点 黒い仏
殊能将之
(2001/05/24 01:36登録)
単発モノとしてなら楽しめたと思います。
なぜ石動モノにしたのか(^^;。
これから、このシリーズはこういう方向性でいくってことですかねぇ〜。


No.41 7点 水に眠る
北村薫
(2001/05/23 01:28登録)
細やかな心理描写がうまいです。
ただ、北村薫の長編とは全然別物で、
読者が感じることによって膨らむお話が多かったです。
「ものがたり」が一番好きです。


No.40 8点 あやし~怪~
宮部みゆき
(2001/05/23 01:26登録)
胃がキュッとなるような、後ろからじわじわとくる恐怖。しかし宮部みゆきの持ち味である人情味や家族愛が醸し出されていて、後味は決して悪くないです。
「安達家の鬼」が一番良かった。


No.39 7点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
麻耶雄嵩
(2001/05/21 01:03登録)
本格バカじゃないと読めない作品(笑)。
とにかく読みにくい。
割と好き。ラストもまぁ好印象。

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