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ミステリの祭典

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鈴木(仮名)さんの登録情報
平均点:7.56点 書評数:9件

プロフィール| 書評

No.9 8点 女囮捜査官  触姦
山田正紀
(2002/09/08 22:49登録)
「女囮捜査官」幻冬社文庫
荒っぽいけれどもめちゃくちゃ面白かったです。アイデアの宝庫ですね。最終話はビックリしたけれどもちょっと苦手。
それにしても、疑問を提起しておいて、結局それを忘れ去ってしまったように話が終わったりするのには笑えます。もっとも、そんなに乱暴なことをしてもなお面白いと思わせるのだから、これもまたスゴイことですね(笑)


No.8 8点 煙か土か食い物
舞城王太郎
(2002/09/08 22:40登録)
推理はどうでもよかった。印象薄し。
勢いでぐいぐい読ませる話なんでしょうね。壮絶な家族の有り様が非日常的でありながら、根底には普遍的なものがあるので理解し易い。


No.7 3点 探偵ガリレオ
東野圭吾
(2002/09/08 22:35登録)
いやぁ、なんか全然楽しめませんでした。
登場人物の魅力に欠ける気がしてしまって。謎解きも「ああそうなんだ」と納得するだけで興奮できず。


No.6 9点 依存
西澤保彦
(2002/09/08 22:25登録)
救われ無いタックの母親があまりに悲しくてやるせない。あんな状態に至る過程も絶望的すぎて恐ろしい。家族全員が近親相姦(虐待)を黙認するなんて・・・。
本当はタックとタカチの進展具合に関心を寄せていたのだけれども、あまりに残酷な背景に呆然となってそれどころではなかった。イタイ話だったなぁ。
ウサコがわりと計算高くて、辛辣な人間観察をする娘と知ってちょっとびっくり。まあそういうものかな。


No.5 9点 七回死んだ男
西澤保彦
(2002/09/08 22:18登録)
この作品を読んでから西澤さんにはまりました。アイデアがすごいなぁ。


No.4 7点 夏と花火と私の死体
乙一
(2002/09/08 22:09登録)
作品そのものは「素晴らしく良い」とまでいかないのですが、でも雰囲気がありますね。面白かったです。
作者の年齢は作品の評価とは別物ですが、「この年齢でこれを書いたのか」と思ったら、将来が楽しみでうれしくなりました。


No.3 9点 UNKNOWN
古処誠二
(2002/08/17 07:44登録)
ぼく、こういうの好きです。地味だけれども。


No.2 6点 リセット
北村薫
(2002/08/17 07:42登録)
最初のエピソードがいまいち魅力に欠ける気がします。だからその後に気持ちが入っていかなかったのかなぁ。
だって、あの程度の恋心で生まれ変わってしまったりするんでしょうかねぇ。
でも、ハッピーエンドが好きなので、出来過ぎだろうが、ああいう終わり方でよかったです(笑)


No.1 9点 屍鬼
小野不由美
(2002/08/17 07:29登録)
ひたすら繰り返し繰り返し殺されてゆくのがなんとも濃厚な雰囲気を出していますね。人間の反撃あたりから、屍鬼と人間の視点ががらりと入れ替わった為に、それまで共感できなかった静信の気持ちもわかるようになりました。

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