フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 鏡家サーガ |
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作家 | 佐藤友哉 |
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出版日 | 2001年07月 |
平均点 | 4.62点 |
書評数 | 21人 |
No.21 | 4点 | 新世紀ミステリー | |
(2019/07/01 19:43登録) 2001年発表。ライトで超俗でひねてて冴えてて・・そんなボクって凄い・・なんて自慢することも自虐的に批判を先取りするダサさもなく・・とにかく太宰三島から田中康夫に至る「ブンガク」の変な痛さがないところが良かったです。 |
No.20 | 5点 | 名探偵ジャパン | |
(2019/05/06 22:14登録) ページのそこかしこから「若さ」がほとばしっていまして、変な感想ですが、何だか微笑ましく思ってしまいました。(文庫版の「あとがき」とか、作者にとっては黒歴史的な微笑ましさ)メフィスト賞と聞いて納得です。 当たり前のように普通に超能力とかオカルトが出てきたりして面食らいましたが、「これはミステリでなく、オタクの青春小説なんだ」と理解できれば、こういった要素はあったほうがターゲット層の読者には喜ばれる(昔の作品なので「喜ばれた」かな)でしょう。 あらゆる問題を置き去りにして唐突に終わったのですが、続編があるのですね。いずれ読んでみようと思います。 |
No.19 | 6点 | メルカトル | |
(2019/03/15 22:02登録) 妹が首を吊った、とイカレた母親からの電話。愉快そうな侵入者は、妹の陵辱ビデオを見せたうえ、レイプ魔たちの愛娘がどこにいるか教えてくれる。僕はスタンガンを手に捕獲を開始。でも街には77人の少女を餌食にした“突き刺しジャック”も徘徊していた―。世界を容赦なく切り裂くメフィスト賞受賞作。 『BOOK』データベースより。 良いと思います、私は好きです。本サイトではあまり評価が高くないですが、少なくともメフィスト賞受賞作に相応しい作品であるのは間違いないと信じます。確かに、ほとんど伏線なしに唐突に正体を現すシリアルキラー、動機の問題、何でもアリ感の半端なさ、ご都合主義、リアリティの欠如など突っ込みどころ満載ではありますが、このような荒唐無稽な異色作は私の好みなので、7点でも良いかなと思ったほどです。 色々小ネタを突っ込んできますが、中でも浦賀作品へのオマージュ的な作風に惹かれます。ただ、比喩的表現を多用していますし、それがまた想像力を働かせねばならないのがちょっと厄介です。しかし、読み終えた後は暫く呆然としますね。良い意味での余韻に浸れます。 たまたま古本屋で見つけて100円で買いましたが、正直期待以上でした。さほど期待していなかっただけに安い買い物でした。 |
No.18 | 4点 | ijoema | |
(2019/02/13 16:42登録) オタクのいかり |
No.17 | 3点 | レッドキング | |
(2019/02/08 19:11登録) なんだかんだ、この人の小説をずっと読んでいた。千のなんたらとバックベアードとかいうので完全に見限るまでは。その後この小説家、「何か」から卒業して「純文学」に栄転できたのかな。 |
No.16 | 5点 | 黒い夢 | |
(2011/10/14 08:41登録) 評判通り激しい小説でした。ミステリーというよりもエンターテイメント作品という感じなのでしょうか。ただ最後にすべてが明かされていき、ひとつにつながっていくところは楽しめました。 |
No.15 | 5点 | シレン | |
(2011/01/09 21:40登録) あちこちにネタが仕込んでるのでわかる人なら点数プラスになる、かなあ。 他の方の評価の通り、他にない味がある作品だと思いました。 |
No.14 | 8点 | band box | |
(2010/01/21 21:36登録) とても鋭角的な作品。 僕は良いと思いました。主人公が出血した場面で「ゆらゆら帝国」が比喩で出てきたときは思わず意識がふっ飛ぶかと思った。僕にとっては、なかなか忘れられない爆発力のありすぎる小ネタだった。 |
No.13 | 5点 | T・ランタ | |
(2008/10/13 01:47登録) 何と言うか評価し辛いですが・・・ 非常に個性的でインパクトはあります。 好き嫌い分かれる作風であることは間違いありません。 終盤がなんだかグダグダな印象でした。 |
No.12 | 5点 | catty | |
(2008/09/04 14:37登録) この手の作品は賛否が分かれますよね でもうまくまとめたんじゃないかな |
No.11 | 5点 | 深夜 | |
(2008/05/13 03:12登録) 中盤までは十分に面白い。作者のパワーも感じる。 ラストも嫌いではないし、物凄いことしやがった!と思うんだけど、なんか点数はつけられない、そんな感じ。 |
No.10 | 4点 | dei | |
(2008/04/06 20:47登録) 悪いところが良いところをうちけしている |
No.9 | 4点 | AxCx | |
(2007/06/27 17:40登録) インパクトのみ。しかもそのインパクトが相当に薄っぺらいので後々まで印象に残りません。 |
No.8 | 2点 | ルルファー | |
(2005/03/30 20:39登録) うん、好き嫌いがあるだろうね |
No.7 | 8点 | Pj | |
(2005/02/20 19:03登録) あまりの衝撃と後味の悪さに読了後はしばらくの間呆然としたが、こいつは間違いなく凄い奴だと本気で思わされた。 |
No.6 | 5点 | はるな | |
(2004/02/29 10:40登録) 予想通り過ぎる展開で、そこそこでした。 |
No.5 | 5点 | すう | |
(2004/01/29 00:14登録) 衝撃的です。 |
No.4 | 7点 | 深草 | |
(2003/04/22 14:21登録) 衝撃!! 今まで読んだ事ない作品でした。 ただし、好き嫌いはあるとおもいます。 |
No.3 | 2点 | じゅん | |
(2002/10/28 11:56登録) 比喩でスーパーカーとナンバガが出てきたことだけ評価する。なら、くるりも入れろよ。 |
No.2 | 2点 | 寝呆眼子 | |
(2002/09/19 21:12登録) 私には「うってつけ」ではなかった。それだけです。 |