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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.21点 書評数:1644件

プロフィール| 書評

No.504 5点 自負のアリバイ
鮎川哲也
(2015/03/23 20:39登録)
角川名作選の一つ。
てんてこてん、声の復讐、憎い風、離魂病患者、自負のアリバイ、灼熱の犯罪、錯誤、尾のないねずみ、冷雨の九作収録。
この短編集では最後のもの。いずれも傑作選に収録されているものには劣るが、ここでしか読めないものもあり、マニアには必須なシリーズだろう。


No.503 5点 ジェリコ街の女
コリン・デクスター
(2015/03/22 20:52登録)
最初の二作のような二転三転する推理がないのは寂しいが、それを考えなければ十分良作。


No.502 5点 蝶を盗んだ女
鮎川哲也
(2015/03/21 17:40登録)
角川文庫名作選の一つ。
蝶を盗んだ女、殺人コンサルタント、小さな孔、未草、塗りつぶされたページ、あんこう鍋、ガラスが割れた、いたい風の八作収録。
ややダークな読了感のものが多い。


No.501 5点 ゼロ時間へ
アガサ・クリスティー
(2015/03/19 15:11登録)
犯罪が起きる時間への描写という点ではアイルズの某名作に劣るだろう。
人間関係とその裏を暴くいつものクリスティ作品と考えて楽しむべき。


No.500 5点 呼びとめる女
鮎川哲也
(2015/03/17 15:20登録)
角川文庫名作選の一つ。
下着泥棒、夜の訪問者、霧の夜、月形半平の死、或る誤算、偽りの過去、牝の罠、呼びとめる女の八編を収録。
安心して読める出来。


No.499 6点 タイム・リープ あしたはきのう
高畑京一郎
(2015/03/15 23:54登録)
まるでジェットコースターに乗っているかのような感覚。
この時代のラノベは様々な可能性にあふれていて楽しいですね。


No.498 9点 貴婦人として死す
カーター・ディクスン
(2015/03/15 20:57登録)
ディクスン名義の最高傑作。
トリックも例のあれも素晴らしい上にまったく不自然さを感じさせない。
必読。だけど最近だと入手困難か。


No.497 5点 金貨の首飾りをした女
鮎川哲也
(2015/03/13 20:53登録)
角川文庫名作選の一つ。
井上教授の殺人計画、扉を叩く、非常口、ブロンズの使者、北の女、金貨の首飾りをした女、夜を創る、夜の散歩者の8作収録。
ややマンネリな感じはあるが、日常的な発想からここまで創れるのは流石。


No.496 7点 お楽しみの埋葬
エドマンド・クリスピン
(2015/03/12 00:13登録)
ユーモアミステリの手本のような名作。
入手困難なのが玉に瑕。


No.495 5点 死が二人を別つまで
鮎川哲也
(2015/03/10 19:44登録)
角川文庫の名作選の一つ。
汚点、蹉跌、霧笛、鴉、Nホテル606号室、伝説の漁村雲見奇談、プラスチックの塔、死が二人を別つまで、晴れのち雨天、赤い靴下の10作を収録。
トリックの自在な使い分けが見事。


No.494 6点 喉切り隊長
ジョン・ディクスン・カー
(2015/03/08 15:31登録)
カーの時代物の中でも指折りの傑作の一つ。
カーお得意の不可能犯罪趣味はないものの、冒険活劇としては素晴らしい。


No.493 5点 裸で転がる
鮎川哲也
(2015/03/05 21:22登録)
角川文庫から出ていた短編集の一つ。
死に急ぐもの、笹島局9909番、女優の鼻、裸で転がる、わるい風、南の旅北の旅、虚ろな情事、暗い穽の8作を収録。
いずれも良作。


No.492 6点 ママは何でも知っている
ジェームズ・ヤッフェ
(2015/03/03 22:12登録)
クリスティの火曜クラブに匹敵する安楽椅子探偵ものの傑作短編集。


No.491 5点 他殺岬
笹沢左保
(2015/03/01 19:39登録)
笹沢の代表作の一つ。
奇想天外な展開ではありますがそこに至る説得力がやや不足。
それでも一読の価値はあると思う。


No.490 8点 ビッグ・ボウの殺人
イズレイル・ザングウィル
(2015/02/27 00:40登録)
当然これを今発表されても5点がいいとこでしょう。
しかし、この時代にこれだけの斬新さを持っていたこと、逆に言えば今現在でも標準点は付けられる出来になっていることを考えればこの点数になるでしょう。


No.489 5点 榛名湖殺人事件
中町信
(2015/02/23 20:45登録)
湖シリーズの一つと言うことで中々の良作。
まあ、二転三転する容疑者で最後は一人しか容疑者残らないんですが。


No.488 8点 囁く影
ジョン・ディクスン・カー
(2015/02/21 20:47登録)
中期の最高傑作。二つの事件のトリック、伏線の張り方共に初期の傑作群に劣らない見事な出来。


No.487 5点 焦茶色のパステル
岡嶋二人
(2015/02/18 16:37登録)
岡嶋のデビュー作だけあって読みやすく引き込まれる内容の佳作。


No.486 6点 第四の扉
ポール・アルテ
(2015/02/15 15:23登録)
フランスのカーという呼び名通りの不可能犯罪と怪奇趣味。
ただ、カーに比べるとやはり現代的なところも感じさせる。


No.485 6点 翳ある墓標
鮎川哲也
(2015/02/12 17:13登録)
昭和ミステリ秘宝で読了。
隠れた佳作。
おまけの翻訳小説は微妙だが貴重な記録であることは間違いない。

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