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ミステリの祭典

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呼びとめる女
名作選10

作家 鮎川哲也
出版日1978年12月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 測量ボ-イ
(2015/10/24 10:23登録)
未読の短編集を読みました。以下各々の短評。

<下着泥棒>
まあまあ
<夜の訪問者>
かなり細かいところが伏線になっています
<霧の夜>
有名作品の長編化前の姿。何だかんだで、この作品がベストか?
<或る誤算>
お得意の倒叙もの。ひょんなことから犯行が発覚。
<偽りの過去>
犯罪者が、別の犯罪者の証拠隠しに利用され、犯行が発覚する
皮肉な内容
<牝の罠>
分量のわりに、内容はもう一つか?
<呼び止める女>
アリバイを更に補強しようと、その場の機転でやったことが、
皮肉にも発覚のきっかけとなる、鮎川氏の短編で他にもあった
パタ-ン

全体的に、可もなく不可もない出来でしょうか。

No.1 5点 ボナンザ
(2015/03/17 15:20登録)
角川文庫名作選の一つ。
下着泥棒、夜の訪問者、霧の夜、月形半平の死、或る誤算、偽りの過去、牝の罠、呼びとめる女の八編を収録。
安心して読める出来。

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