mohicantさんの登録情報 | |
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平均点:6.58点 | 書評数:97件 |
No.17 | 7点 | 龍神の雨 道尾秀介 |
(2012/09/17 22:20登録) あいかわらず、読者をミスリードさせる手腕はさすが。 |
No.16 | 8点 | 鬼の跫音 道尾秀介 |
(2012/09/17 22:00登録) 道尾秀介の得意とするどんでん返しは短編においても健在だった。良質の叙述トリックを集めた短編集。 おそらく作者が影響を受けているであろう京極夏彦が文庫版の解説を担当しているのも感慨深い。 |
No.15 | 8点 | カラスの親指 道尾秀介 |
(2012/09/17 21:55登録) 最後に暖かい気持ちになれる。ミステリーっていうよりエンターテイメントって感じ。今作でも作者のプロットのうまさが光っている。 |
No.14 | 7点 | ラットマン 道尾秀介 |
(2012/09/17 21:47登録) きれいな叙述トリックを使ってくるなといった印象。 |
No.13 | 6点 | 独白するユニバーサル横メルカトル 平山夢明 |
(2012/09/17 21:36登録) イっちゃってる小説。グロテスクな描写に、救いようがない結末。インパクトはある。特に「Ωの聖餐」のグロテスクさは群を抜いていた。 |
No.12 | 6点 | ソロモンの犬 道尾秀介 |
(2012/09/17 21:28登録) 青春ミステリーって感じの話だが、伏線の張り方など作者の技術の高さを感じた。 |
No.11 | 5点 | 花と流れ星 道尾秀介 |
(2012/09/16 23:06登録) 真備シリーズの三作目であり、短編集。道尾の作品の中ではインパクトがなく、どれも平凡な印象。 |
No.10 | 4点 | 骸の爪 道尾秀介 |
(2012/09/16 22:53登録) 真備シリーズの一作目で霊現象を扱ってたのに、本作では一転して合理的に全てが説明される。 なんか中途半端でなんだかなぁと思った。 幽霊とか怪奇現象扱わないなら同じシリーズにしなくていいのに。 |
No.9 | 3点 | 背の眼 道尾秀介 |
(2012/09/16 22:45登録) 京極夏彦の姑獲鳥の夏の影響をモロに受けてるんだろうなと思った。内容は姑獲鳥の夏には圧倒的に劣る。 この作品以外の道尾作品が好きなだけに残念。 最初にこの作品で道尾秀介に触れた人には、見限らないで、他の作品をよんでほしいと思う。 |
No.8 | 8点 | シャドウ 道尾秀介 |
(2012/09/16 22:40登録) ページをめくる手が止まらず2時間ほどで読破してしまった。本格ミステリ大賞に輝いた本作だが、推理物というよりぞくぞくするサスペンス。自分の先入観が覆される感じは気持ちがいい。 |
No.7 | 8点 | 片眼の猿 道尾秀介 |
(2012/09/16 22:34登録) 道尾秀介の作品では珍しく、読後感が悪くない一冊。身体障害。コンプレックス。テーマについても考えさせられるものであった。 |
No.6 | 5点 | ロートレック荘事件 筒井康隆 |
(2012/09/16 22:29登録) 叙述トリックとしては反則スレスレといった印象。 |
No.5 | 10点 | 葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 |
(2012/09/16 22:24登録) 叙述トリックの作品ということで前もって意識して読んだが、まんまと騙された。葉桜の季節とはそういう意味か...。 |
No.4 | 2点 | バイバイ、エンジェル 笠井潔 |
(2012/09/16 22:19登録) 哲学(現象学)を用いる手法というのがピンとこなかった。専門用語が多くて難しいので、ページをめくるのが苦痛だった。 わかる人にはおもしろいのだろうが、万人受けする作品ではないように感じた。 |
No.3 | 6点 | 三毛猫ホームズの推理 赤川次郎 |
(2012/09/16 22:13登録) 赤川次郎の作品=ジュブナイルといった印象があるが、この作品は例外。シンプルかつ大胆な物理トリックを用いた本格ミステリ。 |
No.2 | 10点 | 向日葵の咲かない夏 道尾秀介 |
(2012/09/16 21:00登録) 本格ミステリかと言われたら疑問だが、伏線の張り方もうまいし、ミステリとしての完成度はかなり高いと思う。読後は放心状態だった。 |
No.1 | 7点 | 風の歌、星の口笛 村崎友 |
(2012/09/16 20:41登録) ジャンル的にはSFミステリでしょうか。本格的な要素もありますが、それを期待して読むと肩すかしをくらうかも。 地球から25光年離れた人工惑星プシュケに向かう宇宙飛行士ジョー、マルーン探偵事務所所長トッド忽然と消えた恋人を探す地球人マツザキ。三者の視点で物語が進行し、やがて交差していくにつれ、謎が紐解かれていきます。内容としてはすごくロマンチック。 第24回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 |