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ミステリの祭典

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ミステリ初心者さんの登録情報
平均点:6.16点 書評数:424件

プロフィール| 書評

No.4 4点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2012/05/28 14:39登録)
 ネタバレあります。

 トリックが簡単すぎます。叙述トリック的なものも含まれているような気がしますが、どうってことないです。物語、動機ありきだと思います。
 その物語、動機部分も嫌いです。犯人はただの殺人者です。殺された人もかわいそうだし、あの母娘かわいそう。

 自分は動機では評価を下げません。が、他にいい点がありません。


No.3 6点 生霊の如き重るもの
三津田信三
(2012/05/28 14:09登録)
 新書を読みました。好きなシリーズなのでちょっと厳しく6点。あと、密室の如き~のほうが好きというのもあるかも。

 どの作品も読みやすく、雰囲気も最高でした。図をのせてくれるのもよかったです。短編には阿武隈川がもっと出てほしかったです。

 ミステリでは犯人をほとんど当てることのできない自分ですが、この作品では2作品当たりました。なので難易度はやさしいかもしれません。ミステリ玄人の方では物足りない可能性が。

 この作品中、一番おもしろかったのは顔無しの如き~でした。ホラーの怖さも顔無しが一番でした。真相も怖い。 動機に関しては強引というのも分かりますが、短編ですし、まあミステリに動機はおまけかなぁと


No.2 7点 象と耳鳴り
恩田陸
(2012/05/28 13:54登録)
ネタバレがあります。

 最近読んだのですが、買ったのがいつか忘れました。
たぶん、10年ぐらいまえだったかと思います。文章が女性的?というかなにかよくわからないですが、当時は自分には合わなかったのかもしれません。が、面白かったです。食わず嫌いでした。世にも奇妙な物語のような雰囲気でした個人的に。

 この作品中、一番好きなのは『海にゐるのは人魚ではない』です。小学生の会話の違和感から真相に近づくところが好きです。自分も読んでいるときに違和感を感じました。

 
 


No.1 6点 本陣殺人事件
横溝正史
(2012/05/28 12:45登録)
ネタバレあります。

TVでこの作品を見てから、本を読みました。
いろいろなものが詰まっていて、今でも古さを感じませんでした。

ただ、自分の嫌いな要素がすこし多かったので6点にしました。
犯人に共犯がいたことも、ピタゴラスイッチ的密室(機械的トリック?)なことも嫌いな要素ですが、一番よくなかったのが、雪の密室が偶然できたこと。自分は割とすぐに自殺か心中かなにかだと決め付けていたのですが、わからないのが密室にしてしまうと成り立たないことでした。架空の犯人を作るなら密室にしてはいけないはず。ミステリをよく読む人に対するミスリードかもしれません?。

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