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ミステリの祭典

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take5さんの登録情報
平均点:6.59点 書評数:365件

プロフィール| 書評

No.165 5点 聖女の救済
東野圭吾
(2019/09/08 20:59登録)
自分としてはページの割りに物凄く速く読めました。二時間位。
犯人もはっきりしているし、後から出てくる人物がwhy に関わってくる事必至なので読みやすいのでしょう。
でも一年間は強引だなぁ。


No.164 5点 ガリレオの苦悩
東野圭吾
(2019/09/08 20:54登録)
ガリレオシリーズ?短編集
ドラマ(未視聴)に合う描写、展開。
ひたすら読みやすいけれど
きっと心には長く残らないと思います。


No.163 6点 ブラック・スクリーム
ジェフリー・ディーヴァー
(2019/08/11 16:18登録)
ライムシリーズ現在の最新作品。
反転の連続ではもたなくなってきたのか、
陰謀がより大きい物になってきています。
微細証拠品の検証や、些細な反転が全面に出ていた
初期作品からもう20年なのですね。


No.162 6点 鏡の花
道尾秀介
(2019/08/09 23:31登録)
小学校で習う『情景描写』の極致ですね。
登場人物の背面に描かれる木石草花に、
そう見える世界とそこにいる人物を反映させるという。
曼珠沙華の辺りは連城?いやそうでもないか。
道尾氏はやはり叙述で読ませるカラスやラットが好きです。


No.161 7点 刑事の怒り
薬丸岳
(2019/08/05 11:13登録)
2023*2*10
再読
夏目のおかれた状況がなければ、
エゴによる偽装の自殺幇助を暴くくだりも
信憑性がでないでしょう。
自らが悲しみを受け止められる人が
一番優しく厳しくなれるのだと
再認識した次第です。
薬丸岳が好みです。


夏目シリーズ第4弾
短編集
前作で夏目の娘の状態に進展があったので、
事件にどう絡めてくるか興味深く読みました。
今回も4つの短編に社会的な問題をいくつも取り入れています。
以下ネタバレ含みます。


特に性犯罪被害者の視点と、尊厳死の視点が大きいのですが、
それぞれ当事者にならないと真にはわからない事だと思います。
その中で、真摯に書いている作者と、真摯に向き合っている主人公に、
今回の読書もよい時間を頂きました。


No.160 7点 鏡は横にひび割れて
アガサ・クリスティー
(2019/08/03 01:50登録)
クリスティーさすがです。72才で書いたなんて。
作中のミス・マープルが、社会の変化へ対する心持を語りますが、クリスティー自身の心境がユーモアに交えて伝わってくるようです。
フーダニットがワイダニットの隠れ蓑になっているあたり、読み終えてから改めて上手さに感服しました。
クリスティー女史の書く主人公の女優に共感する女性読者と、夫に共感する男性読者が共存しているのではないでしょうか。


No.159 7点 マスカレード・イブ
東野圭吾
(2019/07/30 18:34登録)
マスカレードホテルの主人公達のサイドストーリー
イブなので二人が会う前のニアミス話。
東野圭吾は読みやすいです。


No.158 7点 刑事の約束
薬丸岳
(2019/07/29 22:01登録)
良心も残酷さも全てがない交ぜで人間が描かれています。
短編集でこれだけ世の中の問題を書き切れるのは凄い。
夏目シリーズの一作目で感じた作者の熱を懐かしくまた思い出しました。
但し、シリーズ故の読者側の思い込みかもしれないですが、
やり過ぎないと前作を越えないと作者に勘ぐられているような気もします。


No.157 5点 去年の冬、きみと別れ
中村文則
(2019/07/28 15:47登録)
5点まあ楽しめた
短いので読み切りやすい、
ミステリーとしては……うーん。


No.156 4点 十字屋敷のピエロ
東野圭吾
(2019/07/25 23:14登録)
好みの問題です。
東野圭吾は、総じて好みに合うと思っていますが、
それは登場人物が人間らしく、描かれる社会が実際らしく、
謎が鮮やかだからと思っています。
この作品は、謎も描かれ方も山がないと感じてしまいました。
二時間で読了。珍しく眠くなりました。


No.155 6点 夏の最後の薔薇
連城三紀彦
(2019/07/23 23:54登録)
連城ファンとしては、押さえとこうと思いました。
短編集でこれだけ嘘が元の心理的反転が続くと、
似ていて少し食傷気味かなと。
題名もちゃんとループしていて、凄いのですが…


No.154 6点 歪笑小説
東野圭吾
(2019/07/20 23:28登録)
この文庫を読む時間があったら、東野圭吾ならもっと
よい作品がたくさんあります。
とは言うものの、出版界の裏話を皮肉ったり、
誰よりもかつての自身を皮肉ったりなど、
結構深かったです。


No.153 8点 虚ろな十字架
東野圭吾
(2019/07/16 00:28登録)
8点は『とても楽しめた』ですが、楽しめたというより
とても考えさせられた作品です。
テーマは、死刑の是非と贖罪の在り方で、
古今東西、様々な作品で取り上げられていますが、
立場によって大変難しい判断となる問題です。
人は皆、苦しみを背負って生きるものですが、
その背負い方は様々という事です。
東日本大震災後、東野圭吾は軽い娯楽作品も書いていますが、
社会的な問題提起も忘れてないのだなぁと感じました。


No.152 6点 疾風ロンド
東野圭吾
(2019/07/14 04:02登録)
東野圭吾は、こんなに軽いエンターテイメントが書けると捉えた方が良いでしょう。
深みより軽快さ。スノボやスキーの場面は映像が浮かぶようです。
目新しさも無し。娯楽です。私見です。


No.151 6点 怪笑小説
東野圭吾
(2019/07/14 03:54登録)
ブラックユーモア、でも身につまされる話も。
あっという間に読み切りました。
作者の後書きも興味深いです。
短編集


No.150 5点 ゲームの名は誘拐
東野圭吾
(2019/07/11 23:23登録)
凄く読みやすい。二時間で300ページ。
誘拐ゲームをする、賢いはずの主人公の会話がチープ
いや古いだけなのかもしれません。
携帯は折れるから。
横須賀のスプレーは作者がわざと展開をチープにした証拠でしょう。
とにかく読みやすい。
巻末の作者よいしょの解説がひどい


No.149 6点 その鏡は嘘をつく
薬丸岳
(2019/07/06 00:00登録)
昨年読んだ『刑事のまなざし』が良かった分、
期待が高かったですが、私にはそこまで感情移入できませんでした。
なるのも、そうあり続けるのも、医師という仕事がいかに大変かと思い知らされました。


No.148 6点 闇の底
薬丸岳
(2019/07/04 06:00登録)
リーダビリティが高く社会的な問題にも踏み込んで書かれていますが、最後に明らかになった犯人の背景が弱いと感じました。犯人当てとして練りすぎてしまったのかなあと感じました。


No.147 7点 天使のナイフ
薬丸岳
(2019/06/29 23:52登録)
乱歩賞受賞作、作者の熱を感じます。
文庫版解説によると、作者は書き上げ寸前に会社を退職しているとか。
それほどまでする思いが少年法や贖罪、被害者救済など社会的問題の描き方に表れている名作です。
400ページちょっと、二時間半で一気読みしてしまいました。


No.146 6点 宰領
今野敏
(2019/06/24 19:54登録)
下の方の通りマンネリ化していますので、その分更に早く読めました。
楽しめました。

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