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ミステリの祭典

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harukaさんの登録情報
平均点:6.03点 書評数:243件

プロフィール| 書評

No.83 5点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2011/06/29 00:21登録)
三人目の強盗登場時に目隠しされた段階でオチが読めてしまった。それでも最後まで退屈せずに読めるのはさすが。


No.82 4点 りら荘事件
鮎川哲也
(2011/06/18 16:38登録)
「黒いトランク」に続いて読んでみたが、相変わらずロジックの精緻さはあるものの、お話として「黒いトランク」以上に見所がなく、途中から誰が殺されても誰が犯人でもいいや、と思ってしまった。


No.81 6点 黒いトランク
鮎川哲也
(2011/06/18 16:34登録)
これだけ複雑なトリックを破綻なく構築していることが凄い。鬼貫警部の地道なアリバイ捜査も読んでいて面白かった。ただ、小説ではなく、トリックの説明文を読まされているような気がしたのも事実。欲張りすぎだろうか。


No.80 4点 インシテミル
米澤穂信
(2011/05/29 12:54登録)
ありきたりの設定に「ガード」等、オリジナリティのあるルールを追加してあり、新鮮味を感じつつ期待して読み進めたが、風呂敷を広げすぎた印象。


No.79 4点 ルパンの消息
横山秀夫
(2011/05/29 12:47登録)
氏の長編を初めて読んだが、実質的な処女作ということもあるのか、他の傑作短編とのレベルの違いを感じた。三億円事件に青春時代のエピソードなど、無駄に盛り込みすぎの感があり、しかも成功しているとは言い難い。


No.78 8点 臨場
横山秀夫
(2011/05/29 12:28登録)
検視官に焦点をあてた短編集。どれもさすがの出来栄えだが、「鉢植えの女」の完成度は凄い。


No.77 6点 看守眼
横山秀夫
(2011/05/29 12:24登録)
警察ものを離れても切れ味の鋭さは変わらず。


No.76 6点 深追い
横山秀夫
(2011/05/29 12:22登録)
相変わらずの安定感。


No.75 10点 第三の時効
横山秀夫
(2011/05/29 12:05登録)
自分の中では横山秀夫のベスト。警察小説の第一人者が満を持して刑事を描いた短編集。個性的な刑事たちの熱い人間ドラマ。意外な結末。どれをとっても満点。


No.74 7点 動機
横山秀夫
(2011/05/29 12:02登録)
意外な動機に焦点をあてた表題作も良いが、ベストはやはり「逆転の夏」だろう。殺人依頼の電話に始まる特異な導入部から最後のどんでん返しまで緊迫感たっぷりのサスペンスに仕上がっている。


No.73 6点 陰の季節
横山秀夫
(2011/05/29 11:56登録)
主役に刑事以外の警察官を配置しながらしっかり推理小説しており、各話どんでん返しまで用意されている。人間ドラマとしても面白い。


No.72 5点 生ける屍の死
山口雅也
(2011/05/29 11:52登録)
一風変わった設定を存分に生かした完成度の高い超大作であることは認めるが、ちょっと詰め込み過ぎの印象。


No.71 6点 ミステリーズ
山口雅也
(2011/05/29 11:48登録)
作品によって当たり外れあるが、いろんな意味でバラエティに富んだ短編集。


No.70 7点 13人目の探偵士
山口雅也
(2011/05/29 11:45登録)
ミステリとしては、最初に犯人が分かってしまう難点があるが、もともとゲームブックということもあって、三人の探偵が選べたり、ユーモアたっぷりに楽しませてくれる。


No.69 6点 ダブル・ジョーカー
柳広司
(2011/05/29 11:24登録)
結城中佐の過去など、前作の世界観を深めるエピソードがあり楽しめた。


No.68 7点 ジョーカー・ゲーム
柳広司
(2011/05/29 11:14登録)
スパイ物は初めてだったが楽しめた。著者の無駄がなく緊迫感のある文章は短編向きなのではないかと思う。


No.67 3点 トーキョー・プリズン
柳広司
(2011/05/29 11:11登録)
キジマを始め魅力的な登場人物がいないため、最後まで読み進めるのが辛かった。謎解きとしてもいまいち。


No.66 4点 すべてがFになる
森博嗣
(2011/05/29 11:04登録)
そもそも犯人が万能すぎてフェアでない。物語としても不自然な設定が多く、入り込めなかった。


No.65 6点 火車
宮部みゆき
(2011/05/29 10:59登録)
良くできた作品だと思う。客観的事実の積み上げで徐々に明らかになるヒロインの真の姿は、最後まで直接描写されることはない。あのラストはありだと思う。


No.64 7点 町長選挙
奥田英朗
(2011/05/29 10:48登録)
話題の人物が「もしもこんな悩みを抱えていたら」という着想を、ドクター伊良部と結びつけた作品。患者の悩みはフィクションと分かっていても現実味があり、読んでいて面白い。

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