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ミステリの祭典

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Q-1さんの登録情報
平均点:6.82点 書評数:95件

プロフィール| 書評

No.35 7点 寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
島田荘司
(2011/02/06 22:48登録)
最初の吉敷の推理までは自分でたどり着けましたが、
最後まで読むと自分の単純さに呆れました。
真犯人が吉敷の推理を単純な推理と揶揄する文章がありましたが、図星でした。
面白かったです。


No.34 4点 砂漠
伊坂幸太郎
(2011/02/06 22:45登録)
一応メイントリックは時間経過のミスリードなのだろうと思いますが、
ミステリー要素は薄く登場人物のセリフがやたらとクサいので辟易しました。
ミステリーだとそのクサさもキャラの特徴として受け入れられるのですが、
ここまで青春小説風だと作品全体がカッコつけてる感じがして私はダメでした。

ゴールデンスランバー以前の伊坂作品はすべて呼んでいますが、個人的には最低の出来だと感じました。


No.33 5点 魔球
東野圭吾
(2011/01/29 00:59登録)
全体的にフラットで謎解き部分もクライマックスという印象を受けませんでした。
野球好きでタイトルに惹かれた者としては
もう少し野球の描写を増やして試合の中に事件の真相のヒントを潜めて欲しかったです。


No.32 7点
麻耶雄嵩
(2011/01/15 17:32登録)
面白かったです。
8点を付けたいところですが、
悪い意味で現実離れしてるなと感じた部分があったので-1点です。

さて、本書の内容ですが本線である殺人事件の真相の他に、
二つのトリックが施されておりました。
その内の一つはミステリ小説を読み慣れている方ならば、
すぐに気が付きそうな程度のものでしたが、
もうひとつのトリックに気付くための、重要なヒントでもありました。
なかなか読み応えがある作品でおすすめです。


No.31 8点 首無の如き祟るもの
三津田信三
(2011/01/07 19:50登録)
とても楽しめました。
真犯人が二転三転し、結局犯人は一体誰なんだという締めもホラー的要素があって良かったです。
しかしこれが今後パターン化されないことを祈っています。


No.30 6点 激走 福岡国際マラソン 42.195キロの謎
鳥飼否宇
(2011/01/07 19:41登録)
ランナー各々の過去や思惑が交錯しあう樣は面白かったのですが、
一部内容が読者の語弊を生むような内容だったの残念です。
フィクションなので割りきって読むのがマナーだし、
この本のトリックを成立させるには必要なことなのでしょうが、、、


No.29 5点 月光ゲーム
有栖川有栖
(2010/12/28 17:30登録)
こちらの評判通り動機の弱さとダイイングメッセージの答えが解せません。
ダイイングメッセージの方は頭の良い方でしたら小文字の方が出てきたときに閃くことも可能なのでしょうが、
動機はちょっとこの本の内容だけでは厳しいものがありますね。
しかし文章は明瞭で読み易く私は好きでした。


No.28 8点 十角館の殺人
綾辻行人
(2010/12/21 21:26登録)
今更私如きが評するまでもない傑作ですが思い出したので...
ある時点で真犯人の目星はつきましたが
ページ数の割りに文字数が少なく何より物語が面白かったので、
スラスラ読めた記憶があります。
吉田さんの「守須くんも面白い名前だな」という発言がなかったら
もっと早く犯人に気がつけたと思うので、こういった辺りにも感心しました。


No.27 7点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2010/12/19 05:26登録)
叙述トリックも犯罪のトリックもストーリも完璧だったのですが、
唯一石神の手助けに至った動機が府に落ちませんでした。
純粋を通り越して馬鹿というかなんというか・・・
そこにもう少し現実味が欲しかったです。


No.26 9点 幻夜
東野圭吾
(2010/12/19 05:15登録)
冷徹な女が男を利用して非情に生きて行く様を描いた内容は完全に白夜行の二番煎じですが、
舞台背景や登場人物、その他諸々白夜行よりも好みでした。
何よりこの厚い本をスラスラ読ませる東野さんの文章力に脱帽しました。


No.25 7点 厭魅の如き憑くもの
三津田信三
(2010/12/19 05:10登録)
序盤は金田一耕助の世界観というよりも獄門島のパクりなんじゃないかというくらい似た雰囲気を持っていましたが、
終盤の謎解きに入ってくると見事なオリジナリティを感じました。
正直古典ミステリが苦手な私には読み辛い内容でしたが,読後は感慨深いものがありました。


No.24 8点 神のロジック 人間のマジック
西澤保彦
(2010/12/05 02:36登録)
皆さんが某作品と表現されているので私もそれに倣わせて頂きますが、
その某作品のトリックと表面上は同じですが、内容は全く異なると思います。
私はこちらのほうが自然で好みでした。


No.23 7点 白夜行
東野圭吾
(2010/12/05 02:33登録)
先にドラマを観てしまったのですが、ドラマとは主人公達の性格も異なり楽しめました。
本も分厚く何となく避けていたのですが、思い切って挑戦してよかったです。


No.22 7点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2010/12/05 02:26登録)
犯人には中盤のある地点で予想できました。
それでも文章構成が私にあっていたのか、すらすらと読み進められました。

最後に犯人とは違うところでびっくりさせられましたw


No.21 7点 冬のオペラ
北村薫
(2010/12/05 02:22登録)
殺人事件がメインですが、
どこかほのぼのとした雰囲気を感じました。
とても綺麗にまとめられた良作です。


No.20 7点 占星術殺人事件
島田荘司
(2010/11/06 14:46登録)
序章の占星術の話は興味を持てず斜め読みしましたが、
御手洗潔が登場すると一転スピーディーで面白くなります。
トリックについては当時は斬新だったのでしょうが、
今の警察の科学捜査力と照らし合わせると少々萎えてしまいます。


No.19 6点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2010/11/06 14:40登録)
本の秘密にはびっくりしましたが、
ストーリーやトリックは私的には並といった感じです。
本は今でも非常用にとってあります。


No.18 8点 消失!
中西智明
(2010/10/24 01:52登録)
作者の方が大学生時代に書き上げたものだということで、
多少文章に稚拙な部分が見受けられるが、アイディアは抜群。
見事に騙されました。


No.17 7点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2010/10/24 01:47登録)
意外性はないですが推理小説としての完成度はかなりのものだと感じました。


No.16 8点 暗いところで待ち合わせ
乙一
(2010/10/17 03:57登録)
登場人物が少なく犯人はもうアイツしかいないじゃないかとミステリーとしてはイマイチですが、
とてもオリジナリティ溢れるストーリーだと思います。

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