home

ミステリの祭典

login
測量ボ-イさんの登録情報
平均点:6.25点 書評数:631件

プロフィール| 書評

No.191 7点 ハサミ男
殊能将之
(2009/10/18 19:00登録)
はい、まあ普通に楽しめました。
女子高生殺人の犯人は見抜けましたが、作者の本当の
仕掛けはこことは別にあったのですね・・・
ウ-ンうまく一本取られました、これは。


No.190 2点 コズミック
清涼院流水
(2009/10/13 21:12登録)
これは・・・ミステリではないですね。
ボリュ-ムだけ3人前なのが余計に始末に悪い(笑)
氏の作品は当分読まないと思います。


No.189 6点 ロシア幽霊軍艦事件
島田荘司
(2009/10/13 21:11登録)
久々に島田作品を読みました。
1980年代のものとは違い、氏の作品にもう過大な期待は
しないで低いハ-ドルしか設定していませんが、その低い
ハ-ドルをクリアできる価値はありました。
ただ残念ながらミステリ色は薄く、「本格推理小説」では
なかったです。
でも読み物としては十分面白く、特にロシア史の勉強にな
りました。


No.188 4点 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件
西村京太郎
(2009/10/13 21:07登録)
今を思えば氏がトラベルミステリの第一人者と世間で
いわれるようになった記念碑的作品。僕が読んだのも
もう20年以上前です。
当時はこんなものかと思っていましたが、後年鮎川氏
らの作品を知るに伴い、不満点が徐々に明らかになっ
てきました。
この作品もそうですが、氏の作品は読者が真相を推理
するデ-タを与えていないことが多い(但し鉄道マニ
アや関係者なら推理できる?)のが評価を落とさざる
を得ないポイントです。


No.187 7点 密室殺人ゲーム王手飛車取り
歌野晶午
(2009/10/09 19:53登録)
これは凄いアイデアですね。
チヤットで知り合った数名がお互いが犯す殺人のトリックを
推理しあう・・・そして最後は意外な結末も待っています。
でも小説の中だからこそ楽しいのであって、本当にこんな事
があったらと思うと、ゾっとしますね。作者も言っています
が、現実に起こらない事を祈るのみです。

僕は将棋ファンなので、タイトルに魅せられて(?)読んで
見ましたが、これはあまり関係ないみたいでした。


No.186 9点 悪霊館の殺人
篠田秀幸
(2009/10/09 19:47登録)
大作、かつ力作、秀作です。
導入部からの展開、怪しげな人間関係の中で起こる連続殺人、
そして「読者への挑戦」、探偵と真犯人の対決から意外性を
含む解決まで、探偵小説の王道を行く作品であり、僕の好み
の範疇にかなり近い作品です。
事件解決の鍵となる「心理の矛盾点」の解釈にやや不満(人
の主観が大きい?)があるも、さしたる減点要素ではありま
せん。

氏の作品は、デビュ-作の印象が良くなかった為長い間遠ざ
かっていましたが、このレベルの作品を書いてくれるのなら
以後も見逃せないです。
大満足の作品です。「一作家一作品」に限定すれば、国内編
のマイ・ベスト10に入れても良いかも。


No.185 9点 放浪探偵と七つの殺人
歌野晶午
(2009/10/02 20:33登録)
7編ある短編集。内容を問題編と回答編に分け、回答編は袋
とじ・・ワクワクしますね、この構成。
構成だけでなく、内容も充実していました。謎を解く難易度
も簡単すぎず、難しすぎず(有罪・・は例外)、丁度良かっ
たです。この僕でも、7編中4編、謎解きに成功しました。

ベスト作品を挙げるのは難しいですが、強いて言えば「水難
の夜」か「W=mgh」でしょうか?「有罪としての不在」
はさすがに難しすぎますね。

採点8点 or 9点かで迷いますが、久々に9点つけちゃい
ましょう。


No.184 6点 特急「白鳥」十四時間
西村京太郎
(2009/09/28 21:03登録)
いまは廃止された、大阪~青森間直行の特急列車が舞台とな
るトラベルサスペンス。読んだのはもう24~25年くらい前に
なります。
残念ながらミステリ色は薄いのですが、サスペンスものの割
り切って読めばなかなか楽しめる作品。

この本に触発されて(?)、読んでから約3年後にこの「白
鳥」と青函連絡船を乗り継いで北海道旅行したことを懐かし
く思い出します。


No.183 8点 本格ミステリー館
評論・エッセイ
(2009/09/28 20:59登録)
作品の現実性と幻想性(だったかな?)を縦軸と横軸に据え、
主要作家の作品を分類する趣向が秀逸です。
ミステリガイド本だけに、どうしても一部ネタばれがつきま
といますが、ネタばれする作品とその掲載頁を予め告知して
おり、親切な構成です。
また島田氏と綾辻氏のミステリ観の、共通する部分や少し食
い違う部分があったりして、興味深く読めました。


No.182 5点 有限と微小のパン
森博嗣
(2009/09/26 22:47登録)
いやあ、長い話しでした。これほど長い作品読んだのは久々
かも。
さて肝心の評価の方ですが、このオチ(メイントリック)は
ちょっとずるいというか、アンフェアでは?ネタばれになる
にで具体的には書きませんが。
それと物語の舞台となるテ-マパ-クとホテル、バンガロ-
や博士の秘密基地などの位置関係が図で示されていないので、
文章だけでは殆どわかりませんでした。せめて地図くらい書
いて欲しかったです。

以上苦言を呈しましたが、良い箇所も勿論あります。登場人
物が多い割には、その書き分けととかがキッチリできていて、
そういう意味では読みやすかったです。


No.181 5点 すべてがFになる
森博嗣
(2009/09/26 22:39登録)
(少しネタばれ)

孤島で起こる密室殺人と設定は古典的なるも、解決はこれまた
現代的。20年以上前ならまずありえないトリックでしょう。
というか、ちょっとマニアック過ぎて、その方面の知識がな
い人でないと、推理不可能では?まあ楽しめるには楽しめまし
たが。
古き良き探偵小説が好きな人には、ちょっと合わないかも。


No.180 5点 幻想運河
有栖川有栖
(2009/09/18 07:19登録)
本格ミステリと銘打っていて、結論がハッキリしないのは僕
の好みではないので、採点するとこうなっちゃいます。
でもこの作品、スト-リ-、人物描写、いろんな表現など、
氏の作品とは思えないですね。異色作である事は確かです。


No.179 8点 探偵小説の「謎」
事典・ガイド
(2009/09/18 07:14登録)
ミステリのガイド本、いわゆるネタわり本ですが、乱歩氏の
著作とあって書かれている年代が古く、昭和30年代以降のミ
ステリには原則影響はありません。
でもいわゆる古典作品をこれから読もうという方には、この
本を読むのは暫く控えた方がいいかも知れませんね。
僕が読んだのはかれこれ20年近く前になるかと思いますが、
既読・未読に限らず、トリックの分類がわかりやすくなされ
ていました。有名な乱歩氏による密室分類もこの本で知った
のではと思います(多分)。

本が実家に置いてあり、いつでも手に取る事ができませんが、
また再読したいです。


No.178 6点 卑弥呼の殺人
篠田秀幸
(2009/09/10 20:13登録)
(多少ネタばれ有)

 高木彬光氏の「邪馬台国の秘密」他の著作を踏まえて、邪
馬台国の位置推定を筆者なりに行う歴史推理もの。書いてあ
る内容が、前出の高木氏の作品より難しく、結論が分かりに
くいきらいがありました。
 謎とき部分については「作中作」をうまく用いたトリック
ですが、作中作については「読者への挑戦」前に提示しない
と、犯人あてとしては難しすぎるのではないですか?アンフ
ェアとはいいませんが、ややずるいと思われる箇所もありま
したし。

 この作品で僕が最も印象に残ったのは、清張・彬光の推理
会の両巨匠がかつて(昭和30年代?)創作に関する確執があ
ったという逸話です。この話しは僕個人全く知りませんでし
たし、興味深く読めました。


No.177 6点 古代天皇の秘密
高木彬光
(2009/09/10 20:07登録)
「成吉思汗」「邪馬台国」に続く、氏の歴史シリ-ズ第3弾
ですが、シリ-ズ中一番内容が高度で難しかったです。この
本の内容を十分理解するには、もう少し古代史の勉強をして
おく必要があるかも。
 贅沢いえば、本来難しい事をもう少し易しく書いてもらえ
ると有難かったです。


No.176 7点 木製の王子
麻耶雄嵩
(2009/09/06 14:07登録)
導入部と展開部は「おお、これは」と思わせるものがありま
したが、解決編がややもの足りない。説明不足のところもあ
りましたし。
賛否両論あるも、この緻密なアリバイ論理は脱帽ものです。
でも殺人の動機はちょっとこじつけというか、僕の頭脳では
とても真相にたどり着けそうにない(笑)。まあ犯人はたま
たま的中しましたが。

解決編の納得度、感動度がもっとあれば8~9点レベルの作
品だったのですが、その辺一歩及ばずといったところです。
氏の作品を初めて読みましたが、本来猟奇性の強い殺人をそ
んなに陰惨になることなく書いており、本格ミステリの遊び
心(いい意味で)をわきまえた書き手という印象です。次回
作に期待。


No.175 6点 有栖川有栖の密室大図鑑
事典・ガイド
(2009/09/06 14:00登録)
既読の作品では、自分が想像していた密室とイラストとが
似通ってるのとだいぶ違っているのとあったりして、結構
楽しめました。
基本ネタばれなしですから、未読の作品を読んでもOKで
す。
でもミステリ-そのものではない(ガイド本)なので、採
点が難しいですね・・・まあ無難に6点としましょう。


No.174 7点 舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵
歌野晶午
(2009/09/02 19:02登録)
全部で6作ある短編集ですが、それぞれの話しが少しずつ関
連しています。
でも順番通りに読まないと謎が解けないという訳ではないの
で、ご安心を。
まずは水準作揃いですが、個人的に一番良かったのは「トカ
ゲは見ていた知っていた」でした。


No.173 7点 安達ヶ原の鬼密室
歌野晶午
(2009/08/28 21:12登録)
表題作「安達ケ原の鬼密室」をメインとした中短編集。構成は
下のシ-マスタ-さんが巧く表現されていますが、凝ったもの
です。
表題作のネタを踏まえれば、残りの話しのオチはさすがに鈍い
僕でも推理することはできましたが、十分楽しめた作品です。


No.172 5点 世界の終わり、あるいは始まり
歌野晶午
(2009/08/23 13:48登録)
結末があってないようなものだったり等、あまり僕好みの作
品ではなかったですね。まあこれでも広い意味では推理小説
といえるのでしょうが・・・読後感があまり良くないのも理
由の一つでしょうか?
頁数の割りにサクっと読めるのがまあ救いです。

631中の書評を表示しています 441 - 460