home

ミステリの祭典

login
itokinさんの登録情報
平均点:7.28点 書評数:345件

プロフィール| 書評

No.165 6点 果断
今野敏
(2010/12/01 09:52登録)
竜崎だけのキャラクターで読ませる本。ミステリー性も余り無く、同じ表現の繰り返し、ご都合主義も目立つ。ただ、さらっと読めるだけと感じた。


No.164 9点 チーム・バチスタの栄光
海堂尊
(2010/11/28 11:48登録)
ミステリー要素は低いが物語としては最高に楽しめた.キャラの際立ちにびっくり、ユーモアを取り入れた話の展開、最終の一ひねり、まとめ方、どれをとっても私のお気に入りです。続編も直ぐ読みます。


No.163 8点 皆殺しパーティ
天藤真
(2010/11/20 17:32登録)
犯人が最後まで解からないよく練られた作品だ。終盤までだれることなく一気に読ませる。氏の作品では、大誘拐と並ぶとみた。それにしても、独りよがりは恐ろしい。


No.162 7点 七日間の身代金
岡嶋二人
(2010/11/16 09:37登録)
誘拐ものから、密室物に変わって言ったが、意外性、スピードもあり結構楽しめた。コンビの関係が少し陰湿な内容を救っている。


No.161 7点 乱れからくり
泡坂妻夫
(2010/11/16 09:29登録)
意外な犯人、大掛かりなトリック、謎解きの構成など惹きつけられた。ただ、からくりの種々の解説が長いのと、横恋慕、隕石に違和感を感じた。


No.160 8点 時間の檻
鮎川哲也
(2010/11/10 13:28登録)
氏の初期の短編集とのこと。どの作品も謎解きは無理やり、こじ付けがなく秀逸、私的には「五つの時計」「悪魔はここに」と特に「不完全犯罪」が最後のひねりがきいて好きだ。 


No.159 3点 豆腐小僧双六道中ふりだし
京極夏彦
(2010/11/04 15:31登録)
長すぎる、必死に読んだが最後まで付き合いできなかった。妖怪物はどうも苦手だ。


No.158 7点 天山を越えて
胡桃沢耕史
(2010/10/25 18:17登録)
スケールの大きな話だが変にひねってなくストレートで解かりやすい。次の展開が気になる構成も良く読者を最後までひきつける。〔推理作家協会賞受賞〕


No.157 10点 ストリート・キッズ
ドン・ウィンズロウ
(2010/10/14 21:04登録)
イヤーこれは面白かった。最初から終わりまでだれることなく右肩上がりの一直線、文体に無駄がなくひねりのきいた表現は翻訳者の力量もあってかすばらしい、これが処女作とは信じられない。


No.156 7点 ナイルに死す
アガサ・クリスティー
(2010/10/03 14:03登録)
疑惑の人の配置、読者の予想をつぶしながらの物語の構成は流石だが途中で犯人が解かってしまった。しかし、この時代の作品でこれ以上の展開を望むのは酷か。


No.155 9点 警察署長
スチュアート・ウッズ
(2010/09/10 12:05登録)
友情、家族愛等、アメリカ南部の開拓時代からの生活観のある物語で心に響く。又台詞の言い回しが秀逸で作者の才能をうかがわせる。最終の盛り上がりも良く好きな作品のひとつになった。


No.154 7点 百器徒然袋 風
京極夏彦
(2010/08/31 11:17登録)
とにかく、肩がこらず「雨」同様面白いです。榎木津、京極堂の登場に喝采をあげたくなります。『雲外鏡』一番好みかな、歴史的な古物品の知識も得られなんか得した作品です。


No.153 8点 事件
大岡昇平
(2010/08/15 12:40登録)
裁判の進行状態を克明に描いた作品。裁判官、検事、弁護士それぞれが信念にのっとって行動しょうとしているのが良くわかる、事件そのものに派手さはないが、真理の解明とその過程の3者の駆引きで読者を引っ張る。裁判の勉強にもなったし読み応えも十分でした。


No.152 8点 シャーロック・ホームズの冒険
アーサー・コナン・ドイル
(2010/07/19 11:53登録)
謎解きの度合いは少ないが、ホームズのキャラクター、ワトソンとの掛け合い、短編ながら意外性のある物語などやはり古典の名作だと思う。現在読んでも十分楽しめた。


No.151 7点 エトロフ発緊急電
佐々木譲
(2010/07/12 09:03登録)
太平洋戦争勃発のスパイの物語。スケールが大きく、構成、テンポも良く主人公も魅力的に描かれている。真珠湾攻撃のいきさつも解かり易く書かれており徐々に盛り上げる手法は流石です。(推理協会賞、周五郎賞受賞作品)


No.150 8点 制服捜査
佐々木譲
(2010/07/06 18:30登録)
物語は淡々として地味ではあるが、情感、風景の描写も出色で読んでも損はない。心に残り続編も読みたくなる。


No.149 4点 鉄鼠の檻
京極夏彦
(2010/07/06 18:17登録)
イヤー、長すぎだなア、読みきるのに1ヶ月かかった、仏教の宗派の抗争は難しくて理解不能。この本を面白いと感じる人は頭のいい人だと思う。俺には、合わない。


No.148 10点 嗤う伊右衛門
京極夏彦
(2010/05/15 22:08登録)
今迄出会った京極作品の中だ一番好きです。それぞれのキャラがしっかりしており時代の表現も氏独特で奥も深い。又も、京極ワールドに引き込まれました。


No.147 5点 メイン・ディッシュ
北森鴻
(2010/05/15 21:55登録)
北森さんの作品は好きだったんだが、今回はなぜか集中できなかった。事件が地味だった事と、料理のレシピが多かったせいかな?


No.146 8点 壬生義士伝
浅田次郎
(2010/04/22 20:39登録)
ミステリーではないが時代小説ファンとりわけ新撰組の好きな人に読んでほしい、本当の武士道とは何かが、南部藩の武士2人の友情と家族愛を絡めて奥深く語られています。とにかく涙なしでは読めない新撰組外伝です。

345中の書評を表示しています 181 - 200