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ミステリの祭典

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ぷねうまさんの登録情報
平均点:6.51点 書評数:177件

プロフィール| 書評

No.17 6点 夏と花火と私の死体
乙一
(2007/09/19 17:22登録)
「死んでも一人称」という発想はすごい。そしてキレイにオチまで付けて完結させてるのもすごい。これ書いた時16歳っていうのもすごい。内容は普通。


No.16 3点 殺人方程式
綾辻行人
(2007/09/19 17:09登録)
モロ理系。読んでる途中で本当に作者の作品か?と疑った。
インパクトがなさすぎる。


No.15 4点 緋色の囁き
綾辻行人
(2007/09/19 17:06登録)
トリックがどうとかストーリー展開とかより、作品全体の雰囲気を味わいながらじっくり読むのが一番楽しい読み方なのかな。
作品自体は好きではないが、行間から不穏な空気を出せる綾辻はすごいと思う。


No.14 4点 人形は遠足で推理する
我孫子武丸
(2007/09/19 17:00登録)
ゴリッゴリの重厚な本格作品を読み疲れた時にこういうの読むとちょっとリフレッシュしますね。
ただ、作品自体にどうこうコメントするべき点が見当たらないぐらい普通。特にキャラに感情移入できなかったのが残念。


No.13 10点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2007/09/19 16:57登録)
例のトリックを扱った作品の中では1番好きです。
一見ホラーとして書かれていて推理の余地を与えられなかったので綺麗に騙されました。グロ描写も全然耐えられる程度。
最高に面白いんだけど、ただ友達にはおすすめしにくいなあ。


No.12 9点 黒い仏
殊能将之
(2007/09/19 16:49登録)
賛否両論、というよりは圧倒的に否の方が多いのですが、『ハサミ男』『美濃牛』と良作に続いてこれが来たので物議を醸し出したのは確か。
あんなオチ思いついても普通書かん、バカすぎると思って非常に楽しめました。
僕は9点ですが、もっと酷評されて平均点を2点台ぐらいにするべき作品だと思います。


No.11 9点 笑わない数学者
森博嗣
(2007/09/19 16:30登録)
図面見てトリック分かっちゃってガッカリしたのだけど、逆トリックを知ったあと再読して感動してしまった。このベクトルで読者を罠にはめた作品は他にないのでは?
ただ読み手だけにその発見を任せるのは酷。作者としては一番面白い読み方を進んで提示するべきだし、作中で完璧にフォローするべきだと思った。


No.10 8点 奇偶
山口雅也
(2007/09/19 16:16登録)
後半の宗教のあたりはちょっとダルかったが全体的にどう収束するのかが楽しみで一気に読めた。
読後に、同じく偶然をテーマにした映画『マグノリア』でラストで蛙が空からたくさん降ってきた時に天才少年が言った「ありうることは全てありうるんだ」というセリフが思い出された。
娯楽に触れる時ぐらい常識の枠は外しておきたい。


No.9 3点 キッド・ピストルズの冒瀆
山口雅也
(2007/09/19 16:09登録)
マザーグースに造詣が深かったらもっと楽しめるんだろうか。でも自分が知らないにしても全てこじつけに感じる。探偵士の設定もこの作品に関してはいらない。どの短編もアガサ・クリスティの足元にも及ばない感じ。


No.8 6点 生ける屍の死
山口雅也
(2007/09/19 16:03登録)
世界観の構築はうまいと思ったけど時間かけすぎじゃない?人がバンバン死に出してからは楽しく読めました。確かにこの設定をフルに利用して書いてるけど限界値が低い感じ。山口雅也のキャラ設定が好きじゃないので辛くして6点。


No.7 5点 半落ち
横山秀夫
(2007/09/19 15:57登録)
ここまで隠すってことはよっぽどなんだろうとハードルがマックスまで上がりきってたので真相聞いても「へぇ~」ぐらいにしか思えなかった。
もちろん、素晴らしくいい話だと思いましたよ。


No.6 7点 黒猫館の殺人
綾辻行人
(2007/09/19 15:34登録)
トリックは派手(というかバカ)なのに、地味な印象を受けるのはストーリー展開のせいかな。でもわりと好き。


No.5 8点 時計館の殺人
綾辻行人
(2007/09/19 15:29登録)
時計館を綾辻ベストに推す人も多いけど、確かに雰囲気、トリック、構成全てが素晴らしく良作には違いない。特に後半のトリックの伏線回収は舌を3回転ほど巻いた。
ただなんか良くできすぎてて、フランス料理のフルコース食べたみたいな。僕は雑な味でもB級グルメの方が好きだ。


No.4 4点 人形館の殺人
綾辻行人
(2007/09/19 15:25登録)
反則云々は全く反則とは思わないけれど、単純に物語として面白くないから評価が低いんじゃないだろうか。
1回こっきりの企みとしての作者の心意気はやはり好き。


No.3 9点 迷路館の殺人
綾辻行人
(2007/09/19 13:52登録)
バカミスと言ってもいいんじゃないかと思うぐらい遊び心がすごい。作中作設定も楽しめたし、どんでん返しの連続も嬉しかった。全体的にコミカルな雰囲気。


No.2 4点 水車館の殺人
綾辻行人
(2007/09/19 13:45登録)
雰囲気はバツグンで、もう僕の書棚の文庫本自体から漂ってくるこの陰鬱な空気はなんだろう。ただあえて騙されようと思って何も考えずに読んでるのにそれでもトリックと犯人が分かってしまったのが最大のガックシ。後から森博嗣の『笑わない数学者』みたいに裏トリックがあるのかも、と思って再読したけどそういうわけじゃなかったみたいで。2度ガックシ。


No.1 10点 十角館の殺人
綾辻行人
(2007/09/19 13:37登録)
例の一行で、僕の頭の上に浮かんでいたでっかいクエスチョンマークの上の棒をぐいんと真っ直ぐにさせられて「!」となりました。気持ちよく騙される快感を教えてくれた作品。
ただミステリ初読の作品なのに、登場人物がいきなり古典の作家名なのには疎外感を感じた。これは僕のせいですが。
客観的に見たらこの作品は10点ではないのかもしれないと最近思っている。

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