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ミステリの祭典

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人形は遠足で推理する
人形探偵シリーズ

作家 我孫子武丸
出版日1991年04月
平均点5.35点
書評数20人

No.20 4点 ねここねこ男爵
(2018/02/11 16:59登録)
うーんやっぱり短編向きのシリーズですね。

謎解きはほどほどで、登場人物のコミカルなやり取りを楽しむシリーズなんですが、頑張って長編にしてみたものの水増し感が否めません。あとがきにバスジャック設定から思いついたと書いてある通り、状況を描くことが目的になっているうえに、別にバスジャックじゃなくてもよく(行動を制限できればなんでもよい)、園児がいることによるハラハラ感も特になし。うーん残念。

さらにイベントごとにバスジャック犯の人格が入れ替わっているかのようで、冷静さを欠いているとはちょっと違う意味で行動の一貫性がまるでなく、ほかの方の書評にもある通り非常にストレスです。ファールの基準が毎回変わる審判を見ているようで…。イベントを起こしてページを稼がないといけないのでしょうがない。設定上不可能なのですが、2人用意して人格を分けたほうが自然でしたね。

気楽に読めますし、主役2人プラスワンも魅力的なので、ふわっとさらっと読むのが適しているかと。

No.19 6点 まさむね
(2018/02/09 23:40登録)
 人形探偵シリーズ第2弾。今回は長編です。これまでの書評にもあるとおり、このシリーズの設定自体は短編向きなのでしょうが、様々な工夫をこらしながら、長編として成り立たせています。肩肘張らずに楽しく読みたい気分だったこともあって、全体的に悪い印象はなかったですね。

No.18 5点 青い車
(2016/11/23 22:10登録)
 幼稚園の遠足に向かう道中でバスジャック犯に遭遇し、彼に降りかかった殺人容疑を晴らそうと一緒に推理する、というトリッキーなプロット。バスを舞台にしたドタバタ劇のような描写は楽しいのですが、いかんせん事件の内容が長篇を支えるには弱く、さらに解決にも既視感があります。推理のプロセスにもっと読み応えがあれば面白くなっただけに残念でした。

No.17 2点 風桜青紫
(2015/12/19 20:20登録)
いい人なのかただのチンピラなのか安定しないバスジャック犯(たぶん両方)に終始イライラさせれた。言ってしまえばバスジャックをやったり、人を殺そうとしたりする人間は大いに人格に問題があるので、共感しようといわれても無理な話。まりおをバスから投げ捨てやがって。そのバスジャック犯に無理に共感しようと四苦八苦するおむつにもイライラ。途中の謎解きも我孫子にしては薄味だし、結末もあまり後味がいいものじゃない。こんなんダメだ!

No.16 7点 E
(2009/09/16 23:15登録)
人形シリーズ長編!!一寸「短編向きなかなぁ・・」と思ってしまいましたが、やはり好きです。登場人物達を見ているだけで楽しい☆

No.15 5点 マニア
(2009/01/27 20:14登録)
魅力的なキャラクターは健在!その点では非常に楽しめた。

ただ、ミステリとしては普通というか微妙。バスジャックの場面もこのシリーズの特性上、犠牲者が出ないのが予想できてしまうのでスリリングさに欠ける。キャラ萌えで少し甘めの採点。

確かに、人形探偵シリーズには長編は向いてないような感じもする。

No.14 6点 シュウ
(2008/09/27 14:32登録)
話はとても面白いです。ただバスジャック犯がなんか浮いてるせいでちょっと違和感があります。コメディパートではバスジャック犯も憎めないんだけど、
彼がすぐキレて銃を振り回すせいで殺伐としてしまって人形シリーズっぽくなくなってしまうというか。朝永さんや野坂先生、園長先生もせっかくの長編なのに
あまり見せ場がなくてもったいないです。どうもヤクザの世界なんか持ち込んでしまったために、世界観がちょっとずれてしまったのではないかと。

No.13 4点 ぷねうま
(2007/09/19 17:00登録)
ゴリッゴリの重厚な本格作品を読み疲れた時にこういうの読むとちょっとリフレッシュしますね。
ただ、作品自体にどうこうコメントするべき点が見当たらないぐらい普通。特にキャラに感情移入できなかったのが残念。

No.12 5点 spam-musubi
(2007/09/06 11:09登録)
このシリーズだからなのか、長編でありながら本格ミステリではありませんでした。
登場人物の軽妙なやり取りは相変わらず楽しくて好きですが、
やはり短編が合うのではないですかね。

No.11 6点 vivi
(2007/09/01 18:22登録)
謎としては密室殺人の解明のみと言ってもいいわけですが、
これが長編になってしまうところが、筆者の腕、キャラの力ですね。
予定調和に進むバスジャック自体に緊迫感はないのですが、
犯人と睦月たちのやりとりが可笑しくて、楽しく読みました。

No.10 7点 姑獲鳥
(2007/08/04 21:28登録)
探偵役の人は多重人格のようなものなのにそれをあまり感じさせないのはすごいと思いました。

No.9 6点 dei
(2007/07/21 11:21登録)
シリーズものなんで前作を読んでから読むべきですね。
嫌いじゃないんだけど次回作を読もうとは思わなかった

No.8 6点 如月雪也
(2005/06/05 08:41登録)
ミステリとしてというより笑えるというか、
ほのぼの系というか人形シリーズはそういう部分が結構好きです。

No.7 3点 Tetchy
(2005/06/05 01:08登録)
今回の物語の舞台とキャラクターの設定が全然溶け合ってないように感じました。作者の筆も浮き足立っているようで、サスペンスなのにドキドキワクワク感がありません。物足りないというのが正直な感想です。

No.6 6点 ギザじゅう
(2005/03/22 13:33登録)
これだけのネタで長編一本書いたことを評価すべきか?
バスジャック事件も、ほとんどサスペンスを盛り上げるだけの機能しかないのも残念。キャラ小説としての楽しみしか感じられなかった。

No.5 6点 北浦透
(2005/02/18 00:40登録)
話しがこれだけ面白いので、余計にミステリーとしての軽さが目立ってしまう。よってこの評価だが、何度も言うように話はとても面白い。おむつのキャラクターが存分に出てくれたという点で、長編もバスジャックの事件も成功かと思う。あと、前から思っていたが、作者の警察官の書き方はユニークでいい。
しかし、じっくり考え直すと、やはり物足りないかも。もっとも、この「物足りなさ」も、作者の持ち味かもしれないが・・・。

No.4 6点 ぽこにゃん
(2005/02/07 04:46登録)
何気に犯人?はリアリティーあるチンピラ像でスゴイと思いました。読み物としてまぁ、良くできてます。しかしミステリとしては弱い。

No.3 4点 なの
(2004/10/02 20:18登録)
このシリーズは長編向きではないのかも?
キャラは生き生きしていますが、話は冗長。
バスジャック犯に全く同情できないので、謎解きもどうでもいい感あり。

No.2 6点 Dain
(2003/10/05 03:05登録)
これを推理小説として読むのはちときついかな。前作を読んでれば楽しめると思います。

No.1 7点 由良小三郎
(2002/04/19 22:04登録)
軽い感じの作品も好きなんで、このシリーズは読んでいるのですが、人形シリーズの長編です。たぶんキャラクタのファンになっていないと、いまいちだと思うので、「人形はこたつで推理する」から読まないといけないとおもいます。まあ基本的にユーモア小説みたいなものですから、ミステリとかサスペンスとかで評価されるものではないでしょう。内気な腹話術の天才と小生意気な、人形のやりとりぐらいを楽しむ作品です。

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