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ミステリの祭典

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ぷねうまさんの登録情報
平均点:6.51点 書評数:177件

プロフィール| 書評

No.57 8点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
麻耶雄嵩
(2007/09/21 00:14登録)
どんな顔して書いたんだろ。一見計算して書かれてるように見えてド天然のキチガイが書いてたら面白いのになあと思っていたが次作を読んで払拭されてしまった。それでもやはりここまでやりきってくれるのはすごい。


No.56 9点 魍魎の匣
京極夏彦
(2007/09/21 00:06登録)
『姑獲鳥の夏』を読みきるのに非常に苦労したので、あまり気が乗らずに読んだら、なんだ、すごい面白いじゃないか!
ボリュームに見合った内容だと思うが、こんなに素晴らしい!と思っても次作に手が伸びずらい…。僕は京極は一回美味しく頂いたのに食わず嫌いである。


No.55 6点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2007/09/21 00:02登録)
なんか読み終わってギャギャギャーン!と圧倒された気分。死に方で言ったら圧死ですね。
僕は多くの方とは逆でミステリーとしては許せるのですが、小説としてあまり好きになれませんでした。京極夏彦にすごく興味が沸いたのだけれども2作目に手が届きにくいこの微妙な感じ。マンダム。


No.54 5点 空飛ぶ馬
北村薫
(2007/09/20 23:53登録)
「日常の謎」を世に知らしめた作品だというので楽しみにしていたのだが、なんかかったるかった。印象に残ったのは砂糖合戦ぐらいか。日常、にしてもサスペンス感がなさすぎるのかなあ。文体も肌に合わない感じだが、評価される理由は良く分かる。


No.53 9点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2007/09/20 23:46登録)
これぞ騙される快感!己の無知、鈍感さに打ちひしがれよ!


No.52 8点 猫丸先輩の推測
倉知淳
(2007/09/20 23:41登録)
猫丸先輩はこの方面の探偵の中では一番好きだー。
キャラ、タイトル、挿絵、トリック、トータルで全て「楽しい作品」。


No.51 9点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2007/09/20 23:38登録)
倉知淳はなんとなくとてもいい人のような気がした。


No.50 6点 倒錯の死角−201号室の女−
折原一
(2007/09/20 23:36登録)
やろうとしていること、作者の心意気は熱く感じるが熟して表現しきれていない感じ。


No.49 8点 倒錯のロンド
折原一
(2007/09/20 23:34登録)
折原作品の中では一番好き。
もうやるならここまでやってくれたら、逆にスッキリする。
「徹底」はどの漫画、小説、映画、お笑い何でも一番大事な要素であると思う。


No.48 5点 三月は深き紅の淵を
恩田陸
(2007/09/20 23:31登録)
全体的にシュールなイメージ。
各章でテイストが違うのがいいが、4章の無理矢理感はあまり評価できなかった。作中に出てくる『三月は深き紅の淵を』の扱いも中途半端。『ドグラ・マグラ』ぐらい突き抜けて欲しかった。


No.47 8点 GOTH リストカット事件
乙一
(2007/09/20 23:26登録)
読みやすくて面白かった。キャラ設定や世界観はあまり好きじゃなかったけど。
関係ないが乙一には一度、ゴリゴリの本格作品を本気で書いてみて欲しい。薄味じゃなくてめっちゃ濃い味の。ダメ元で。


No.46 7点 暗いところで待ち合わせ
乙一
(2007/09/20 23:22登録)
なんかせづなくて胸がほんわかしただ。


No.45 9点 クラインの壷
岡嶋二人
(2007/09/20 23:18登録)
ページを繰る度にワクワクした。この作品を読んで途中で流れをぶち壊す作品を好きになった。
否定されがちなメタ系だけど、これは設定的に表裏に変わる展開に必然性があるので、分かりやすくグラグラする眩暈感が味わえる。傑作の中の傑作。


No.44 6点 99%の誘拐
岡嶋二人
(2007/09/20 23:12登録)
スピーディで軽快なストーリー展開。一気にグイグイ読める。サウナの後の生ビールのようだ。誰にでもオススメできるが、これを友達にオススメする俺ってどうなのよ、と自問自答させるぐらい安牌な感じの作品。


No.43 5点 浦賀和宏殺人事件
浦賀和宏
(2007/09/20 23:07登録)
内輪感と作者の個人的趣向満開な作品。んで、ミステリ部分も結構ムチャやってて、「ついてきたくなきゃついてこなくていいぜ!」臭がプンプンするぜ!
僕は近年のメフィスト賞事情もYMOもメタミステリも全部好きなので完全についていけました。
でも5点な、なんか残念な作品。


No.42 5点 記憶の果て
浦賀和宏
(2007/09/20 23:01登録)
評価の高い『時の鳥籠』を万全の状態で楽しむために読んだ浦賀和宏の一作目。
確かに微妙だ。青春小説にしては暗すぎるが、このジメジメした感じは好きではある。が、やはり主人公に共感できないなあ。
とりあえず二作目に期待。


No.41 7点 阿修羅ガール
舞城王太郎
(2007/09/19 23:24登録)
三つ子殺した理由がアシュラマンて。ケンドーコバヤシの大喜利の答えみたい。


No.40 9点 世界は密室でできている。
舞城王太郎
(2007/09/19 23:22登録)
冒頭のとことか普通に声出して笑うてもうた。
ラストも素晴らしい。


No.39 9点 煙か土か食い物
舞城王太郎
(2007/09/19 23:18登録)
こういうのを受け入れやすい若い世代の最近の人としては最高に面白かった。
読書をして目からウロコが落ちる体験としては、初めてミステリで感動した時の感覚と似ている。
っていうかこの人の作品は全作、ミステリを求めて読んじゃダメですね。


No.38 7点 熊の場所
舞城王太郎
(2007/09/19 23:11登録)
ミステリではない。行間から舞城の愛が見え隠れ。気色悪くて心地良い。

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