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ミステリの祭典

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黒猫館の殺人
館シリーズ

作家 綾辻行人
出版日1992年04月
平均点5.68点
書評数73人

No.53 7点 測量ボ-イ
(2011/12/28 20:02登録)
氏の館シリ-ズの未読作品でした。
個人的にはこのシリ-ズで満足度の高い作品。「時計館」「十
角館」の次くらいの評価はできるかな?

露骨なネタばれしない程度に、もう少し詳しく。

①人物の謎
判りやすいヒントが多く、鈍いこの僕でも気がつきました。
このサイトの方なら、かなり多くの方が看破できるのでは?
②館の謎
巻頭の見取り図を見ながら読み進めると、違和感に気づく筈。
そこから先はイマジネ-ションが必要ですが。
③密室の謎
完全には解けませんでしたが、この謎がメイントリックでは
ないだろうと思い、真剣に考えませんでした(と言い訳)。
④蛇足
「どじすん」のヒントはこれでは判らないのでは(ピンと
来た人は凄い)

今年はこれで最後の書評です。今年だけで42作ですか。
来年も頑張ります。

No.52 5点 つよ
(2011/05/01 22:00登録)
読みやすい。
それだけ。

No.51 6点 好兵衛
(2011/04/23 23:44登録)
結構地味ですが自分的には楽しめた作品。

記憶喪失物&書記物ということで
謎が沢山あります。
それゆえにサスペンス色は薄いですし
謎も分散されてしまっているところが否めません。

ですが、こういう密室の方向は
一風変わっているというか綾辻氏らしくて好きですね。
でつくした、密室のなかでも
こういう楽しみ方もあるんだよと
いうところを評価したいです。

一番のトリックはちょっと難易度が高い気もします。

No.50 7点 smile66
(2011/02/27 23:47登録)
過去の事件を調べるという設定は嫌いではない。
地味目な印象で評価もいまいちっぽいが、なかなかの大技が決まっていると思う。

No.49 4点 HORNET
(2011/01/08 17:27登録)
 仰天なオチで,確かに騙されましたが,あまり気持ちのよい騙され方ではありませんでした。純粋なフーダニットとは・・言い難いのでは。

No.48 5点 misty2
(2011/01/06 19:50登録)
最終に「時計館の殺人」に係る内容が出る。
小生は、偶然順を踏んでいたので助かった。

No.47 6点 kanamori
(2011/01/03 20:16登録)
館シリーズの6作目。
メイン・トリックが、同じ年に刊行された某巨匠の作品と偶然同じだったという話題性は充分(笑)。
しかし、ほぼその一発ネタだけで成り立っているミステリなので、あっさりした内容は物足りなさを覚える。

No.46 6点 ムラ
(2010/12/16 02:33登録)
思わず悲鳴を上げたくなるような大胆すぎるトリック。
おいおいそれは無いでしょう、と言いたくなるくらいが綾辻さんらしくて好きです。
ただ、ちょっとあっさりでしたかな。

No.45 6点
(2010/10/02 15:57登録)
設定や構成、プロット、トリックのすべてについて凝ってはいるのですが、見せ方が安易な気がします。だから、先の筋が読めてしまうのではないかと思います。1つわかれば芋づる式ですね。もちろん細かな伏線まではわかりませんでしたが。。。
とはいえ、やや地味めな作風と、おとなしめな舞台設定はけっこう好みなので、十分すぎるほどに楽しむことができました。

No.44 5点 あやりんこ
(2010/08/31 17:37登録)
名前のアナグラムが簡単に判ってしまったので、あまり驚けなかったのが残念。
殺害の動機も少し弱い気がしました。
館のトリックはなるほど~と思いました。

No.43 6点 E-BANKER
(2009/09/30 23:03登録)
「館」シリーズ。
プロット自体は割りと好きな作品ですが、「館」に関するメイントリックについては、さすがに途中で分かりました。伏線がかなりあからさまですね。
その他にはさしたる見所がないので、逆に言えば考え込まずにサクサク読める作品かもしれません。

No.42 6点 だい様
(2009/08/05 09:29登録)
館シリーズ第6弾

結構物語には引き込まれました。
ただその盛り上がりに比べ解決が物足りない気がした。

No.41 6点 okutetsu
(2009/07/01 03:57登録)
個人的には結構好きです。
ただこういう小手先だけのトリックになってしまうとミステリとしてはつまらないかな

No.40 6点 simo10
(2009/06/05 23:39登録)
--ネタばれ含みます--

かなり地味な作風で、少々退屈な展開が続きますが「あっ!」と驚く仕掛けは十数年経った今も忘れません。
綾辻作品らしく「違和感」を基にしたヒントがあちこちに散らばっており、これまたフェアな一作です。
つーか目次でいきなり仕掛けが一つ解ってしまい楽しみが減ってしまったので、そこはもう少し解り辛くして欲しかった…

No.39 4点 E
(2009/04/25 18:46登録)
これはあまり・・・と感じました。
あまり「館」の意味が無かったような気もします。
「館」シリーズは自分にとって波がありますね;

No.38 3点 りんちゃみ先輩
(2009/03/22 09:08登録)
緊張感も雰囲気もイマイチでした。「占星術****」のような二部構成が良かったかもしれません。今回はトリックはスケールありましたが、物語に引込まれませんでした。あと、いまだに鹿谷門実の名前馴染めません。それに河南君にもう一寸、活躍の場が欲しい・・間違った意見でも良いから話をさせて欲しい。「暗黒館」に期待します。

No.37 7点 シュウ
(2008/12/10 23:14登録)
十角館以来久々にオチで衝撃が味わえる作品でした。
元ネタの一つであるクイーンの某作は未読なのですが、クイーンのようなパズルミステリとポーの黒猫を彷彿させる怪奇趣味が合わさって
なかなか楽しく推理を楽しむことが出来る作品なのではないかと思います。まあほとんど人が死なないこともあって確かに地味ではあるのですが。

No.36 5点 frontsan
(2008/12/09 09:28登録)
叙述トリックは良いのですが、できれは犯人に関することで、それを使って欲しかった。

No.35 5点 うにゃん
(2008/09/16 22:19登録)
殺人の真相が陳腐すぎます。

No.34 3点 yoshi
(2008/03/24 18:50登録)
この人は記憶喪失ものが多いが、毎回記憶というのは、そんなに都合よく忘れたり思い出したりするものだろうかと思ってしまう。ただそれを言うと綾辻氏の多くの作品を否定してしまうことになりかねないのだが……。

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