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ミステリの祭典

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占星術殺人事件
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日1981年12月
平均点8.21点
書評数201人

No.161 7点 ムラ
(2011/05/19 02:30登録)
某漫画でドストレートのネタバレを食らったので楽しめないかと思ったがそんな事はなかった。
メイントリック以外にも散りばめられたトリックや伏線などは見事なもの。
御手洗のキャラもいい。
最初の数ページがなんとなく黒死館的な読み辛さを感じたが、そこは仕方ない。さすがに文章減らせるような所はちらほらあった気がしたけど。
ただやっぱりネタバレなしの状態で読みたかったですね。「そして誰もいなくなった」もそうだが、古い名作だと他の本でもトリック使われることが多いから、高確率でネタバレ食らうのが無念。


作品とは関係無いけど本の解説で『「何と意外な結末!」「××を凌ぐ」って煽り文句のある本は裏切られる確立が高い』には大いに賛成したい。本当にガッカリするからあれやめて欲しい。

No.160 7点 haruka
(2011/04/29 23:34登録)
謎解きの難易度が丁度良く、推理する楽しみを味わえる作品。有名なネタバレを知らずに読めて良かった。

No.159 10点 好兵衛
(2011/04/23 21:34登録)
自分の中の日本の推理小説で1番です。

ただし、残念ながらトリックはアレのアレで…例のアレです
ネタバレ済みでした。本当に悔しいです。残念です。

豪快、斬新といったところでしょうか。
死体の数もぶっ飛んでますね。
こんな推理小説みたことないという感じです。
最初の書記は、ちょっと読みづらい(ぺダントリー)
だろうところが残念。

ですが、それを吹っ飛ばすトリックの破壊力だと思います。

ネタバレされていなかったら、自分にはわかっただろうか。
ネタバレなしの状態で出会いたかった。
ミステリのアゾートですね

これは、評価には入れませんが御手洗の話がとても面白い。
御手洗は初期の方が好きだ!

No.158 8点 misty2
(2011/01/19 21:12登録)
評判通りとても楽しく拝読させていただいた。
小生としては、文章をダイエットしていただきたい箇所が多々有り、8点というところ。

No.157 10点 HORNET
(2011/01/08 21:05登録)
 推理小説界で一度しか使えない空前絶後のトリック。島田荘司の独創力・頭脳にただただ脱帽。早く読み進めたいはやる思いを,御手洗のペダンティズム,奇異な行動に妨げられた感じもしますが,それを差し引いても最高傑作!さすが島田荘司です。

No.156 7点 Q-1
(2010/11/06 14:46登録)
序章の占星術の話は興味を持てず斜め読みしましたが、
御手洗潔が登場すると一転スピーディーで面白くなります。
トリックについては当時は斬新だったのでしょうが、
今の警察の科学捜査力と照らし合わせると少々萎えてしまいます。

No.155 9点 toyotama
(2010/10/05 17:06登録)
バラバラにした死体を中抜きして繋げる、っていうの、自分で図を書いてみないとわからなかった。。
理科系の人はいいけど、文系の人って根気強く読めたかなー?

No.154 1点 ドッペン
(2010/08/17 23:35登録)
これはバカミスですね。笑えます。
点数高すぎるので調整しておきますね。

No.153 8点 kanamori
(2010/07/30 18:43登録)
新人のデビュー作で、冒頭から占星術の蘊蓄話のようなエピソードを延々と繰り広げている所に、作者のこの作品に対する意気込み・自信のようなものを感じます。予備知識のない初めて読む作家で、これだと投げ出す読者もいるでしょうから。
一発ネタのアゾート殺人の仕掛けは意表を突いて衝撃的でしたが、けっこう伏線もフェアに敷かれていたように思います。

No.152 9点 seiryuu
(2010/07/16 17:53登録)
トリックもすごいし設定の組み立ても緻密で結末もすっきり

No.151 1点 清涼水
(2010/04/20 00:36登録)
昔の偽札造りの話を知っていたので、それほど驚けなかった。

No.150 10点 まさむね
(2010/04/18 18:11登録)
その後の作家に与えた影響も考えると,日本ミステリ界の至宝といってよい作品。
しかし,改めて某少年漫画の罪深さを感じる…

No.149 10点 E-BANKER
(2010/03/12 21:42登録)
御手洗潔シリーズ。
200冊目の書評は是非この作品で。
とにかく、現代の本格ミステリーを語る上では、決してはずすことのできない作品であるのは間違いないでしょう。
狂人が書いたとしか思えない手記のとおりに実際の殺人が起き、そして有名な「アゾート殺人」へ・・・
後の御手洗シリーズを考えれば、御手洗がこれほど迷って、考えさせられるシーン・事件というのはあまり思い浮かびません。それだけ、真犯人のプロットが素晴らしかったということでしょうか。
とにかく、当時、「死者が飲む水」→「本作」→「斜め屋敷」と読み続け、作者のミステリー作家としての資質に大いに驚かされました。
(それ以来、5回も再読するほどハマった・・・)

No.148 8点 STAR
(2010/02/14 21:32登録)
トリックはすばらしいです!ただ金田一のマンガで読んでしまったので、感動が薄くなってしまった。
前半部分が長く感じました。

No.147 7点 文生
(2010/01/22 12:38登録)
御手洗と石岡の会話は楽しいし、あの大トリックも凄いと思うけど、ニセ札作りのくだりでトリックの概要がわかっちゃったよ。
よけいなヒントのために素直に驚けなかったのが残念。

No.146 9点 ZAto
(2009/11/02 22:27登録)
さすがに「新しい古典」といわれるだけの圧倒感に満ちており、
ページを進めて行くほどに、独特の世界観に引き込まれていく。

No.145 9点 あるびれお
(2009/10/24 03:00登録)
新本格の作家さんたちの作品を読んだ後で、その推薦者である島田さんの作品に立ち返りましたが、当時感じたのは「格が違う」ということでした。不可解な謎に論理の飛躍と美しさ。さすがだなあ、と感心しました。これも、前半の、占星術に関する薀蓄の森を抜けたら、その後は一気呵成に結末まで、引きずられるようにして読みました。

No.144 6点 bage
(2009/10/14 13:22登録)
手記の部分が読みにくかった。しかも長い。不必要なのでは?と思える部分が多々あった。他の評価にも書かれている通り、すでに漫画でトリックを知ってしまっていたのが残念。先にこちらを読みたかった。

No.143 6点 りゅう
(2009/10/06 08:58登録)
 メイントリックは確かに秀逸なのですが・・・・・・。 無駄に長いと思いました。特に、前半の石岡と御手洗による事件の説明・議論は、冗長で不必要と思われる箇所が多く、読みづらかったです。「読者への挑戦」の箇所まで読み進んだ時に、必要なところを再度読み返して検討してみようという気にはとてもなりませんでした。また、第一の殺人における密室と足跡の謎の解決方法には拍子抜けしました。

No.142 10点 りんちゃみ先輩
(2009/09/23 13:10登録)
傑作!!

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