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ミステリの祭典

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まほろ市の殺人 冬
蜃気楼に手を振る

作家 有栖川有栖
出版日2002年06月
平均点3.19点
書評数21人

No.21 4点 虫暮部
(2022/09/01 12:20登録)
 前半の、一つの出来事が次の出来事に積み重なってゆく感じには、有栖川有栖の美点が生きている。しかしその先、“不可解な出来事が起こり、それが特定の相手に向けた芝居だった” と言う真相は、よほど巧みに組み立てないと説得力が生じないと思うし、私は好きではない。 
 イチャモン:自分の顔ってそんなに見慣れている? ラストで、そっくりさんに思いがけず会って、即座にそっくりだと自覚出来るかなぁ?

No.20 3点 ボナンザ
(2021/06/23 12:53登録)
あんまり蜃気楼関係ないのが・・・。有栖川らしい無理矢理な犯人の落とし方はもう慣れたとはいえ倒叙目線で見ると不快感Max。

No.19 2点 レッドキング
(2021/03/23 14:08登録)
架空都市「まほろ市」お題シリーズ「冬の巻」 偶然手にした大金を巡り、双生児兄弟を殺めてしまった男の倒叙サスペンス。殺したはずの兄弟が現前するミステリの真相は・・双生児ネタのひねり損ねだった。
てことで、このお題シリーズ。秋:麻耶雄嵩>春:倉知淳>>夏:我孫子武丸>冬:有栖川有栖、て、とこかな。

No.18 4点 風桜青紫
(2016/07/17 14:58登録)
「有栖川有栖だから期待しすぎた!」なんて意見が多いようだが、有栖川有栖の短編なんて大半はこんなもんだろう。メルカトル鮎が馬鹿にしてそうな真相だが、作者特有の雰囲気が出ており、読み物としてはそこそこよかった。ところで、倉知や我孫子や麻耶を「当代を代表する一流の作家」と認識するのは少々まずいと思う。

No.17 3点 いいちこ
(2016/07/11 20:32登録)
当代を代表する一流の作家を揃えながら、あまりにも冴えない作品ばかりの本シリーズ。
本作に関しては、みなさんがすでに指摘されているとおり、サスペンスタッチは買うものの、明かされた真相と解決があまりにもひどく、この評価

No.16 3点 HORNET
(2016/02/07 14:19登録)
 ここまでの評価が低いのも納得。私は有栖川有栖のファンだけに、擁護したかったのだが、書評サイトである以上それはダメかな、と。
 まず、この「真幌市」シリーズでは、我孫子氏が「夏」の作品で双子ネタを書いているので、ただでさえ「かぶってる」感があったうえに、そちらの方の質と比較するとさらに評価が下がってしまう。
 簡単に言えば、偶然に次ぐ偶然、偶然の超過積載。いくらなんでも・・・・。
 基本的に、有栖川氏のこういった企画的短編は、「機会があればどこかでやってみたかったアイデア」レベルのものがよくある気がする。

No.15 5点 測量ボ-イ
(2015/03/26 18:38登録)
確かに誉められる出来ではないですけど、僕には「中の下」
くらいにしか感じませんでした。
このサイトをはじめ皆さんの評価が辛かったので、期待値
のハ-ドルを下げたせいかも知れません。
このシリ-ズ、全般的に評判が良くないですが、枚数制限
のせいですかねえ。中編でも良い作品はあると思いますが。

No.14 4点 メルカトル
(2014/02/10 22:31登録)
再読です。
有栖川有栖ともあろう者がこの体たらくではねえ、何とかならなかったものでしょうか。まあ途中までは普通の出来ですよ。季節が冬だけに暗くじめじめした感触が残るのは仕方ないだろうし、ストーリーがこんなんだから、ある程度サスペンスは効いている。その辺りに関しては文句はないけれど、やはり問題は死んだはずの双子の兄がなぜか生き返ったかのように自分の目の前に現れ、しかも他の人間にはなぜか見えないという謎に対しての真相。これはさすがにいただけない。
色々制約等もあったのだとは思うが、この解決編はある意味禁じ手とも言えそうなもので、本格ミステリ的な謎解きとしてはかなり程度の低いものだろう。それはないでしょ?って感じかな。
まあね、中編だから許されるかもしれないが、これが大長編だったりしたら、それこそ大顰蹙だったと思うよ。
それと、本作品は本格ではないんじゃないかねえ、サスペンスでしょう。

No.13 3点 まさむね
(2010/12/18 09:06登録)
 皆さんの評価が低いことはこのサイトで知っていたのですが,順に読み進めてきた「まほろ市シリーズ」で「冬」のみを未読とする訳にもいかず,思い切って読んでみました。
 確かに,オチは如何なものでしょうかね。ちょっと痛い。「痛快」って意味じゃないですよ。
 でも,このサイトの評価の低さと題名から,個人的には,さらなる「グズオチ」を想像していたので,思ったよりダメージは少なかった(笑)。
 評価の低さは,臣さんのおっしゃるとおり,有栖川氏への期待の大きさの裏返しのような気もします。

で,この「まほろ市シリーズ」の全体評価。
読む価値アリなのは「夏」。
時間に余裕があれば読んでみてもよいのが「秋」。
その他の季節は…うーん…(以下略)

No.12 4点
(2010/12/01 10:19登録)
たしかにオチはまずい。拍子抜けという程度ではない。豪快すぎる(笑)。ラストを除き出来が良いことから察すれば、著者は謎解きミステリにこだわりすぎたか、枚数の配分を誤ったか、あせってしまったのか、と想像できます。
実は途中、多胡輝の「頭の体操」の中の、本書の真相にちょっと似たクイズが思い浮かんできましたが、あまりに馬鹿げているので打ち消していました。
ただ、ラストはともかく全体的に見れば、恐怖ミステリっぽく、ヒッチコック風のサスペンス劇場にも採用されそうな感もあって、決して悪くはありません。読みやすさも評価できます。このサイトの酷い評価を見ていただけに、想像していたのよりましだったと感じただけなのかもしれませんが。
サイトでこれだけ評価が低いのは、本格ミステリ作家としての有栖川氏への期待が大きすぎるからなのでは?氏がこんな小説を書いてもべつにいいと思うのですが・・・

No.11 2点 こう
(2008/11/16 23:15登録)
 これはシリーズのコンセプトありきなのでしょうが読んだときひどすぎと思った覚えがあります。値段、枚数の制約があるのはわかりますが有栖川有栖作である限り期待した内容とはとうてい言えません。有栖川有栖ファンでも読む必要ないと思います。

No.10 3点 シュウ
(2008/10/12 00:15登録)
少し期待して読んだのですがこれはちょっと酷いなあ。
謎解きの部分は手抜きなのかギャグなのか分かりませんでした。

No.9 2点 なの
(2007/11/14 17:41登録)
酷い出来です。
何が書きたかったのかサッパリ分かりません。
いろいろ制約があったであろう事を配慮しても、2点。

No.8 5点 vivi
(2007/06/03 01:49登録)
あまりにも低い評価に苦笑。
まあコンセプトがコンセプトなだけに、仕方ない部分もあります。
枚数も舞台も決まっているわけですし。
しかも「まぼろし」じゃないといけないんですから。
現実味に欠けているのは、演出・・・と考えましょう(^^;

これは謎解きの論理を中心に据えた本格推理ではなく、
主人公の幻惑を体験するミステリなのです。

No.7 3点 SD
(2004/07/22 23:09登録)
前半がすごく良かったが後半は書く意欲がなくなったかのようなひどい内容。まほろ市シリーズは我孫子氏の作品以外は読む必要なしだと感じた。

No.6 2点 Dain
(2004/04/30 01:32登録)
ひどすぎます。こんな面白家族紹介されても困ります。

No.5 2点 ケニー
(2002/12/05 19:28登録)
いや〜、これは駄目ですね。「幻想都市の四季」シリーズの中では一番おもしろくなかったです。「終わり悪けりゃ、全て悪い」っていう感じですかね。有栖川ファンとしてはがっかりです。ただ、有栖川氏の文章力は図抜けていると思うんですが...

No.4 2点 もよもよ
(2002/08/19 00:37登録)
これは残念ながらほめるところが思いつかないです。
「海のある奈良に死す」の最低記録を更新するのではないかと思われます。

No.3 1点 ゆうき
(2002/08/18 19:58登録)
どこがミステリなの??

No.2 7点 テツロー
(2002/07/17 23:50登録)
 最初、三千万円の隠し場所を決めかねて右往左往するユーモアミステリになるのかと思ったが、そんなこともなく(それで押し通してくれても良かったと思うが)、次に、殺した男の幻に延々付きまとわれる幻想小説になるのかと思ったが、そんなこともなく(それで押し通されてたら腹がたったろう)、まともにミステリとして決着したのでちょっとびっくりした。絶対幻想小説で落とすんだと、読んでる途中は思っていたから。(ミステリで良かった)
 「幻想都市の四季」四部作全てに出る中川刑事が、唯一格好良い作品。この作品が倒叙物だけに、まるでコロンボの様。他の作品でも、もっとこういう活躍が欲しいところだった。
 謎解きは確かに無理無茶が多いとは思うが、全体的にまあ及第点はあると思う。

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