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ミステリの祭典

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くりからもんもんさんの登録情報
平均点:6.33点 書評数:57件

プロフィール| 書評

No.57 3点 イナイ×イナイ
森博嗣
(2011/03/28 16:48登録)
おもしろくなかったです。2時間サスペンスの脚本にもならないレベルではないでしょうか。氏のファンでいろいろなシリーズを読破していますが、これはちょっと・・・
一応、ミステリの体を成しているのでこの評価、おもしろさとしてはもう一段下だと思います。


No.56 3点 夜明けの街で
東野圭吾
(2011/02/21 11:23登録)
あたり、はずれのはっきりした著者のはずれの方。引っ張るだけ引っ張って、おちがあれでは・・・


No.55 4点 盤上の敵
北村薫
(2010/03/16 09:52登録)
読まなければ良かった感 と やっぱり読んで良かった感
のバランスってあると思うのですが、この作品は後者を前者が凌駕してしまっています。
よく練られているだけにもう少し書きようがあったんじゃないかとも思いますが、そうするとただの駄作になるんでしょうね。


No.54 5点 名探偵はもういない
霧舎巧
(2010/03/15 22:50登録)
どっかに似たような話があって、タイトル・サブタイトルで何となく展開が読めてしますのが残念
ラストが良いのがせめてもの救いか


No.53 4点 メビウス・レター
北森鴻
(2010/03/15 22:48登録)
どんでん返しはシンプルであるほど効果があると思う。
そういう意味では少し複雑だった。
よく練られた秀作とは思う


No.52 4点 時の鳥籠
浦賀和宏
(2010/03/15 22:46登録)
伏線らしき物も未消化だし、第一タイムトリップの謎が一切明かされていないのはストレスがたまる。
あのラストもどうなのかなと思う。


No.51 10点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2010/03/04 09:05登録)
いろいろと細かいツッコミどころもあるでしょうが、物語のすばらしさの前では、些細な問題ですね。ガリレオの長編が読みたかったので、しかもこんなすばらしい作品で、大満足です。

映画も良質小説の映像化の割にはなかなか良かったです


No.50 10点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2010/03/03 17:04登録)
脱帽です。
キャラクターもいいですね。こちらでの高評価がなかったらたぶん読むことがなかったと思うので、皆さんに感謝

編集者のご苦労に敬礼


No.49 8点 99%の誘拐
岡嶋二人
(2007/10/02 22:10登録)
パソコン通信創世記に書かれた小説だと思うのですが、いま(2007年)読んでも、全く色あせた感じがありません。序盤の記録映画のような淡々とした誘拐事件から、一転後半はまさにジェットコースタームービーのように息もつかせぬ展開が流れていきます。難点としては最初の誘拐の動機が弱い点、企業買収のために営利誘拐を実行するのはあまりにもリスクが大きすぎますね。ラストが淡々としているのもどうかと思いました。もう一つどんでん返しが有れば。


No.48 9点 ホワイトアウト
真保裕一
(2007/10/02 22:04登録)
間違いなくマイベストミステリのひとつ。特に主人公の最初の脱出劇には痺れまくり。


No.47 6点 蒲生邸事件
宮部みゆき
(2007/10/02 22:02登録)
分類的にはミステリではなくSFと思う。空想の時間旅行と現実の二・二六事件を絡めた壮大なSFミステリ。相変わらず超能力に頼ってはいるが、やはり内容は超一流です。
主人公の身勝手さやその変化も計算の内なのでしょう。

さすがに最後はしんみりとしてしまいました。


No.46 10点 白夜行
東野圭吾
(2007/10/02 21:46登録)
一人の薄幸な少女がいる。しかし、さまざまな事件や事故が彼女に有利な流れを引き寄せる。もちろんすべて偶然起こった事件ばかりである。もうひとり、日陰を歩き続ける少年がいる。決して日の当たるところにでることもないし、出ようともしない。何か大きな負債を負っているように、静かに歩んでいる。二人は一度もあったことはない。そう、作中では。
間違いなく東野文学の最高傑作。ラストに対する賛否はありますが、私はこのラストが最高であると思います。これだけは是非一度読んでもらいたい。


No.45 2点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
麻耶雄嵩
(2007/10/02 20:09登録)
いや、普通にダメでしょ、これは。
タイトルのセンスが良いので、一点プラス。


No.44 9点 理由
宮部みゆき
(2007/10/02 20:02登録)
ミステリ?どちらかと言うと文学ですね。しかし現実に起こりうる事象も具体的に絡めて、現実と虚構のバランスが絶妙です。
若干冗長な感もありますが、まず立ち読みでも良いですから最初の章だけ読んでみてください。そこでやめることができる人がいたら、お目にかかりたい。


No.43 9点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2007/10/02 19:57登録)
途中まで、いや、10分の9までは満点でした。たぶんミステリ慣れした人には途中で犯人が分かると思いますが、大丈夫です。途中のそんなはずはないだろと言う雰囲気も最後には納得します。
同著者の悪意がお気に入りの方には特にお奨め。
著者の新しいミステリ、新しい推理小説を模索する姿勢には脱帽です。


No.42 4点 パラレルワールド・ラブストーリー
東野圭吾
(2007/10/02 19:48登録)
読み物としてはおもしろいのですが、脳に関する話が現実とかけ離れすぎていて、のめり込めませんでした。書かれた時代を考えても、やはり勉強不足としか言いようがない。現代ミステリと言うよりは未来SFという感じですが、その割には設定が身近すぎて違和感があります。
ラストも著者らしいといえばらしいのですが、もっとすごいどんでん返しがあるのかと期待していた割には....
4点は厳しいと思いますが、あくまでも私の感想であって、誰が読んでも楽しめる作品であることは間違いないと思います。


No.41 2点 倒錯の帰結
折原一
(2007/09/03 22:58登録)
意味不明、すべて読んでも何がなんだか解らない。新しいアイデアを思いつき、それのためだけにつまらない二つの推理小説をでっち上げたのだろうか?
首つり島はトリックと動機に無理がありすぎ
監禁者は設定が無茶、叙述トリックもいまいち
説得力無し


No.40 8点 十角館の殺人
綾辻行人
(2007/09/03 22:57登録)
こういうのはすなおに騙されるに限ります。お金払ってるんですから愉しまなきゃ損。そういう意味でたっぷりと愉しめました。


No.39 3点 霧越邸殺人事件
綾辻行人
(2007/09/03 22:55登録)
ありえねー が連発で、本格ミステリ復活の模索としての努力は認めますが、やはり現代にはありえない状況で感情移入ができませんでした。また、途中のさりげない登場人物のひと言で犯人がわかってしまい、残念でした。本格が登場人物にも読者にも公平でなければいけないのは解りますが、あまりにも軽率なせりふでした。


No.38 7点 クラインの壷
岡嶋二人
(2007/09/03 22:54登録)
途中でネタバレバレ。最後のどんでん返しまで読めました。しかし3時間ぐらいで読み切ってしまったので、やはり面白いと言わざるを得ません。

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