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ミステリの祭典

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Tetchyさんの登録情報
平均点:6.73点 書評数:1631件

プロフィール| 書評

No.91 2点 砂のアラベスク
泡坂妻夫
(2007/10/23 19:21登録)
なんか登場人物に血が通っていないような感じがしたなぁ。
残念。


No.90 7点 花火と銃声
泡坂妻夫
(2007/10/23 19:19登録)
奇術を絡めた連作短編集。まさにこの作者の独壇場!
表題作が良かった。G・K・チェスタトンばりの逆説で結末も鮮やかに決まりました。


No.89 7点 乱れからくり
泡坂妻夫
(2007/10/23 19:15登録)
冒頭の隕石の落下によって死ぬという突拍子もない導入部には俄然引き込まれたが、それ以降はあまり食指が動かなかったなぁ。


No.88 7点 毒薬の輪舞
泡坂妻夫
(2007/10/20 08:30登録)
輪舞シリーズ第2作(3作は出るのか?)。
精神病院を舞台にしているのになぜか軽妙。クイクイ読めた。


No.87 10点 蔭桔梗
泡坂妻夫
(2007/10/20 08:27登録)
直木賞受賞作の表題作を含んだ短編集。1篇1篇がいぶし銀の光沢を放つ叙情あふれる短編集です。


No.86 4点 鬼女の鱗
泡坂妻夫
(2007/10/17 17:20登録)
意外に面白くなかった。
時代物に慣れていないこともあったかもしれないが、なんかのめりこめなかった。


No.85 8点 びいどろの筆
泡坂妻夫
(2007/10/17 17:18登録)
いやぁ、やっぱり泡坂妻夫氏はこういった江戸物、とりわけ職人物を書かせると上手いなぁと思いますね。
各エピソードの主役は各々変わっていくのがまた実にいい。


No.84 6点 奇跡の男
泡坂妻夫
(2007/10/17 17:15登録)
文庫の裏表紙の紹介文から多大な期待をしてしまった表題作のオチにがっくり。
しかしその他の短編はなぜか捨てがたい魅力があり、特に「狐の香典」、「密会の岩」は堪らない。


No.83 9点 折鶴
泡坂妻夫
(2007/10/17 17:12登録)
4作品、全てに通底しているのが登場人物達の頑なまでのストイックさ。
行間から市井の温かみが立ち上ってくるようです。
正に“職人”泡坂妻夫が丹念に織り込んだ短編集と云えるでしょう。


No.82 6点 妖盗S79号
泡坂妻夫
(2007/10/17 17:10登録)
ちょっと期待していたのと違いました。
目の前にいるのに容疑者に気付かないという作品があったのにひいてしまった。


No.81 5点 ダイヤル7をまわす時
泡坂妻夫
(2007/10/16 10:38登録)
泡坂氏にしては普通の短編集。
とはいえ、「可愛い動機」、「広重好み」と「青泉さん」はお気に入りです。


No.80 4点 花嫁は二度眠る
泡坂妻夫
(2007/10/16 10:36登録)
実に普通のミステリ。火サス・土曜ワイド系。
小粒です。


No.79 9点 ゆきなだれ
泡坂妻夫
(2007/10/16 10:34登録)
泡坂妻夫氏の美意識が詰まった短編集。
純文学風ミステリ短編集。
私は『雛の弔い』と『闘柑』が好きです。


No.78 10点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2007/10/16 10:33登録)
のわ~っ!!凄い!!凄いとしか云いようが無い!!
この本に仕掛けられたトリックに気づいた時に思わずのけぞりました。
絶対ネタバレ禁止本!


No.77 6点 ヨギ ガンジーの妖術
泡坂妻夫
(2007/10/16 10:31登録)
後に超絶技巧の仕掛け本シリーズとして続いていくヨギ ガンジーシリーズ第1作は、本格ミステリ短編集。
作品の中で繰り広げられる妖術が実はトリックに過ぎないと看破していく物で、ちょっと普通すぎかも。


No.76 10点 11枚のとらんぷ
泡坂妻夫
(2007/10/16 10:22登録)
奇術師でもある作者のエッセンスが全て詰まったかのような作品です。
作中に短編集が織り込まれており、それら11編の短編が全て本格ミステリ、さらにそれをこの長編が覆っているというものすごい作品です。


No.75 5点 「裏窓」殺人事件 tの密室
今邑彩
(2007/10/14 22:26登録)
本作もある先達の作品へのオマージュとなっております(題名からバレバレか)。
前作よりも洗練されて全てが謎解きに寄与している、贅肉の無い作品だと思いました。
1作目の趣向が今回も凝らされていたが、前作よりもやはりその衝撃度は落ちますね。
でももっと沢山の人に読んでほしい作家です。


No.74 7点 i(アイ)―鏡に消えた殺人者
今邑彩
(2007/10/14 22:20登録)
初めて読んだ今邑作品。
可も無く不可も無く・・・と思っていたら最後の最後でああいう仕掛けがあるとは思わなかった。
まさにある先達の名作へのオマージュでした。
私はこの試みを買います。


No.73 6点 あくむ
井上夢人
(2007/10/14 22:14登録)
色んな「夢」をテーマにした短編集。
幻聴、幻視、白昼夢、正夢と小説のテーマとしては使い古されたものばかりなんだけど、この人は最後の落とし方が歪(いびつ)だなぁ。
特に「ゴールデンケージ」のあの結末の苦さといったら。


No.72 9点 セント・メリーのリボン
稲見一良
(2007/10/14 22:05登録)
あの名短編集『ダック・コール』よ、再び!ってな感じの短編集です。
表題作は猟犬探偵竜門卓初登場の作品です。
一番好きな作品は「花見川の要塞」ですね。
作者の自然に対する愛情の深さと大人の男に残るガキ大将への憧憬が余すところ無く注ぎ込まれてます。
とにかく全てが色彩鮮やかです。風景も物語も。

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