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ミステリの祭典

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みりんさんの登録情報
平均点:6.66点 書評数:490件

プロフィール| 書評

No.10 6点 有限と微小のパン
森博嗣
(2022/12/18 15:32登録)
ラブちゃんが萌絵より魅力的でスピンオフ見たいくらいでした


No.9 7点 数奇にして模型
森博嗣
(2022/12/18 14:56登録)
このシリーズの中で「幻惑の死と使徒」「すべてはFになる」の次に好きな作品です。
「模型」に対しての森博嗣の衒学的な感じがイイ

国枝先生の正常と異常の講義がMVPですね。「大人になるほど単純へ向かう」なるほどと感じました


No.8 5点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2022/12/17 21:44登録)
執拗なまでの性描写・残酷描写をなんとか切り抜けると、最後に騙されたなあと少量のカタルシスがあった。


No.7 7点 異邦の騎士
島田荘司
(2022/12/17 16:10登録)
ラブストーリーとして、良かったです


No.6 8点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2022/12/17 15:52登録)
映画ではカットされたけど小説には「なぜ数学を学ぶのか」という不良生徒の問いに対する石神の解答が非常に納得のいくものでした。


No.5 7点 慟哭
貫井徳郎
(2022/12/17 15:22登録)
新興宗教にハマりこんでしまうまでの流れが真に迫っていてとても引き込まれました。


No.4 8点 すべてがFになる
森博嗣
(2022/12/17 15:12登録)
密室トリック・「すべてがFになる」の意味・たびたび挟まれる哲学的な問答・真賀田四季の魅力がすごい
10進数で7だけが孤独な数字って良いですね…


No.3 8点 十角館の殺人
綾辻行人
(2022/12/17 14:30登録)
ネタが分かってからの再読性は低く、エラリイの「社会派リアリズムの痛烈批判」くらいしか目を引くものはありません。


No.2 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2022/12/17 07:33登録)
再読したので恥ずかしい書評を改める。
光文社文庫で改めて再読すると、世にも不気味なアゾート殺人と占星術のギミックがこのトリックを伝説にしていると痛感する。あと、あろうことか真犯人を登場させるという大大大ヒントを真相解明前に出していることに気づいた。読んでいて「おいおいヒント出しすぎだろ…そんなあからさまだとバレるぞ!」と謎の老婆心がはたらいた。それでも初読時は1ミリも脳裏をよぎらなかったことが不思議。

冒頭の難解な手記で挫折することやトリックが有名になりすぎてしまったことなど、本作を勧める障壁は大きいが、やはりミステリーを読む人なら一度は目を通すべき不朽の名作であると断言したい

最近は特殊設定を好むのも、この世界の法則に従う限り、『占星術殺人事件』を超える奇想には未来永劫出逢えないだろうという諦観から来ている。いつか出会えるといいな。


No.1 10点 時計館の殺人
綾辻行人
(2022/12/17 02:00登録)
【ネタバレあります】



緊張感のあるクローズドサークル・中盤のサスペンスホラー・大胆で斬新なトリック・そのトリックの大掛かりさにも納得できる動機
何を取っても完成度が高くまさに新本格ミステリのお手本。わたしの1番好きな作品です。
親の歪んだ愛情は時空までも歪めてしまう。その時空の法則に気付いたものは殺されていく。ラストの館の崩壊シーンにはある種のカタルシスと美しさを感じます。勘の良い人はトリックに気づいてしまうそうなのでそこだけ玉に瑕ですね。時計の針をズラす程度しか思いつきませんでした。
何かしらの媒体で映像化されないかなと常々思ってます。

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