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ミステリの祭典

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じきるさんの登録情報
平均点:6.79点 書評数:260件

プロフィール| 書評

No.160 10点 戻り川心中
連城三紀彦
(2021/05/09 16:12登録)
これは余りにも美しい……。


No.159 5点 化石少女
麻耶雄嵩
(2021/05/08 01:48登録)
探偵とワトソン役の斬新さはいかにもこの作者らしいが、小説のデキとしては平凡に感じた。


No.158 5点 名探偵 木更津悠也
麻耶雄嵩
(2021/05/08 01:43登録)
それなりに楽しめたが、麻耶作品の中だとややインパクトに欠けるか。
木更津と香月のコンビが好きな人にはおすすめ。


No.157 7点 暗色コメディ
連城三紀彦
(2021/05/08 01:38登録)
幻想的な筆致と、丁寧に練られた構成から紡ぎ出される真相がお見事。


No.156 7点 透明人間
浦賀和宏
(2021/05/02 00:00登録)
ミステリ的には島荘を彷彿とさせるダイナミックな仕掛けが面白い。
安藤の解釈も、理美の解釈も、どちらも伏線から頷ける部分がある。


No.155 6点 六花の勇者 3
山形石雄
(2021/05/01 05:15登録)
読み応えある心理戦はそのままに、激しい戦闘シーンも楽しめた。


No.154 8点 儚い羊たちの祝宴
米澤穂信
(2021/04/29 16:54登録)
粒揃いの短編集。
ラストのオチそのものよりも、それぞれのお話に漂う仄暗い雰囲気がとても良かった。


No.153 8点 密室殺人ゲーム王手飛車取り
歌野晶午
(2021/04/29 16:51登録)
正義感の欠片もない趣向だが、これはこれで、殺人事件を娯楽とするミステリーというジャンルの究極型とも言える試みだろう。
トリックには唸らされるようなものもあり、総合的には満足出来た。


No.152 5点 探偵は御簾の中 検非違使と奥様の平安事件簿
汀こるもの
(2021/04/29 16:45登録)
平安時代ならではの作品。
ミステリ部分よりも、キャラの掛け合いとラブコメの方が印象に残った。


No.151 7点 りら荘事件
鮎川哲也
(2021/04/25 16:08登録)
派手さはないし、今読むと古く感じるところもあるが、数多くの謎が論理的に明かされるのはやはり読んでいて気持ちいい。
これぞ本格、と言うべき一冊。


No.150 6点 オリエント急行の殺人
アガサ・クリスティー
(2021/04/19 14:45登録)
アイディアは独創的で素晴らしいが、一個の小説としては解決編に至るまでが単調で少しダレるかも。
未読の方はネタバレ食らう前に読みましょう。


No.149 8点 Yの悲劇
エラリイ・クイーン
(2021/04/19 14:41登録)
良い作品には間違いないが、ミステリとしての完成度ではXより一段落ちると感じた。


No.148 9点 Xの悲劇
エラリイ・クイーン
(2021/04/19 14:38登録)
やや中弛みする部分はあったが、緻密なプロット・ロジックと意外性のある犯人は流石名作といったところか。


No.147 8点 女王暗殺
浦賀和宏
(2021/04/15 02:35登録)
これは『萩原重化学工業連続殺人事件』の前日譚ですね。前作よりも青春・恋愛方面での浦賀"らしさ"が増しています。
ミステリよりもサスペンス・スリラーに力点が置かれていますが、多くの人物が入り乱れるプロットがよく練られているため、後半の展開は驚きと興奮の連続でした。シリーズものとしてのファンサービスもあり、その部分でも読者を楽しませてくれます。
更なる続編を期待させる内容だけに、作者の早すぎる死が惜しまれますね……。


No.146 8点 萩原重化学工業連続殺人事件
浦賀和宏
(2021/04/15 02:26登録)
浦賀作品の中でも、当サイトでの評価が高いので拝読。凄まじい怪作です。
たしかにぶっ飛んだ作品ですが、この作者独特な世界観の中という意味でなら、ミステリとしてインパクトを与えながらの解決をこれでもかと見せつけてくれます。浦賀和宏氏渾身の力作でしょう。


No.145 7点 頭蓋骨の中の楽園
浦賀和宏
(2021/04/11 17:56登録)
『記憶の果て』から安藤のキャラクターが随分と変わりましたね。いきなり探偵になってるのはやや違和感が。
内容は京極堂シリーズのような要素も感じられて面白かったです。


No.144 5点 時の鳥籠
浦賀和宏
(2021/04/10 20:04登録)
静かな狂気とでも言えるだろうか、独特の世界観だ。


No.143 8点 記憶の果て
浦賀和宏
(2021/04/04 19:27登録)
人によって好き嫌いは分かれるでしょうが、これは癖になる作風ですね。
青臭さとか、鬱々とした心情描写とか、そういった部分もひっくるめて非常に惹かれるものがありました。


No.142 6点 貴族探偵対女探偵
麻耶雄嵩
(2021/04/02 06:00登録)
ロジックは中々に楽しめたが、ややインパクトに欠ける節はある。


No.141 9点 木製の王子
麻耶雄嵩
(2021/03/30 12:48登録)
分刻みのアリバイ表や家系図のトリックなど、著者の作り込みが存分に機能した怪作にして快作。
動機はメチャクチャだけど、一周回って好き。

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