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ミステリの祭典

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レッドキングさんの登録情報
平均点:5.28点 書評数:944件

プロフィール| 書評

No.24 5点 奇想、天を動かす
島田荘司
(2018/05/29 18:29登録)
不思議怪奇現象とそのタネ明かしに、胡散臭い「浪花節」が肉付けしてある。車内便所からの消失トリックはなかなかだが、お話自体がチト頂けない。乱歩「踊る一寸法師」オマージュと社会派プレゼンテーション両方を包括しようとする、島荘の自己顕示欲がミエミエであざとく・・


No.23 5点 さむけ
ロス・マクドナルド
(2018/05/29 18:13登録)
あのラスト大して寒気しないぞ「心ひき裂かれて」の方が恐いぞ


No.22 7点 心ひき裂かれて
リチャード・ニーリィ
(2018/05/29 18:05登録)
これ面白いなあ。ただ原作タイトル安っぽいなあ「ハートのマッドネス」なんて・・。
これにこそ「さむけ」とか「サイコ」とかつけたいよなあ


No.21 4点 長いお別れ
レイモンド・チャンドラー
(2018/05/29 17:48登録)
レイモンド・チャンドラーって、もっとしぶい神ゼリフをビシバシ決めまくってんのかと思ってたよ。全然かっこ良くないじゃんフィリップ・マーロオ。松田優作や初期ルパン三世のがはるかにハードボイルドしてんじゃん。


2021/6/25 追記。村上春樹訳で再読。フィリップ・マーロウ=「ドライ」「タフ」「ハード」てな先入観・・おそらくドラマ等のパロディ(トリビュートでもよいが)で植え付けられた・・先入観は、「ウェット」「やわ」「女々しい」と見事に転倒された。そりゃあ、一人称で語り続ければ、人間誰しも、孤独で愚痴っぽく痛い悲鳴となろう。
ミステリ骨格としては・・「水底の女」未満「さよなら、愛しい人」以上ってとこかな。


No.20 4点 弥勒の掌
我孫子武丸
(2018/05/28 07:31登録)
「殺戮にいたる病」に魅せられて読んだが イマイチだった


No.19 4点 美濃牛
殊能将之
(2018/05/28 07:25登録)
「ハサミ男」を期待して読んだが期待外れだった。美濃牛・・ミノタウロスかあ。


No.18 7点 薔薇の名前
ウンベルト・エーコ
(2018/05/28 07:17登録)
ミステリでない物としてならば、とてもとても素晴らしい。
ミステリとしては まあまあ面白いといったところ。
日本の「三奇書」とかと同じかな。


No.17 7点 衣裳戸棚の女
ピーター・アントニイ
(2018/05/24 21:33登録)
不可能犯罪トリックの見事なる種明かし。感動した!


No.16 7点 くたばれ健康法!
アラン・グリーン
(2018/05/24 21:29登録)
おお!なんと見事な不可能犯罪トリック!

※2024/4/12 追記。メルカトルさん(ネーム、あの銘探偵ちなみですよね?)仰る通り、ユーモア小説としては、表紙イラスト程は面白くないですな (^^)


No.15 6点 絡新婦の理
京極夏彦
(2018/05/23 14:14登録)
ミステリでない物としてならばとても面白い。
ミステリとしてはそれほどは面白くない。
「白夜行」とかと同じだ。


No.14 6点 白夜行
東野圭吾
(2018/05/23 14:11登録)
ミステリでない物としてならばとても面白い。
ミステリとしてはそれほどは面白くない。
「絡新婦の理」とかと同じだ。


No.13 5点 斜め屋敷の犯罪
島田荘司
(2018/05/21 22:59登録)
この試みやよし でも命中するかなあ


No.12 10点 三つの棺
ジョン・ディクスン・カー
(2018/05/21 22:37登録)
あえて過大評価しよう。これぞ、トリックたるべきものがあってほしい姿。

追記:あらまほしきトリック。不可能現象「A」と不可能現象「B」が提示され、この二つを誤連動させることで不可能現象「C」を錯視させるようなトリック。


No.11 7点 ハサミ男
殊能将之
(2018/05/21 22:30登録)
残念ながらネタバレ喰らった後に読んだが面白かった。手作りミートパイ自慢の喫茶店マスターとか、本筋とは無関係な部分の描写の細やかな小説って楽しい。

追記:何と映画!化してたの見た。え!どやって?思ったが、なかなかグッドアイデア表現だった。


No.10 4点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2018/05/21 22:22登録)
いまいち。もしも「殺戮にいたる・・」よりも前に読んでいたら違った感想だったのかもしれない


No.9 9点 監獄島
加賀美雅之
(2018/05/21 21:53登録)
ミステリー愛好家たるもの これを賞賛しないで何を誉めるんだ


No.8 8点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2018/05/20 19:43登録)
ミステリたるものは密室・不可能犯罪の表現とその種明かしの驚きがなくとも 読者を驚かせばそれで良いのだ と初めて思い知らされた作品 その後はそうした物にはほとんど出会えないが


No.7 3点 建築屍材
門前典之
(2018/05/20 19:28登録)
「死の命題」につられて読んでしまったがつまらん


No.6 7点 死の命題
門前典之
(2018/05/20 19:16登録)
こういうの好きだ。昔から「AがBに殺され、BがCに殺され、CがAに殺され」ってエッシャー騙し絵みたいのを探してた。きっといくらでもあったんだろな。麻耶雄嵩の短編で理想的なの見つけたけれども、これも面白い。あの「雪上の天女への突進」と「巨大カブトムシ」の「トリック」もええなあ。
※再々読の結果、当初の8点評価はいくらなんでも甘すぎと7点に訂正。


No.5 6点 Yの悲劇
エラリイ・クイーン
(2018/05/19 13:09登録)
十代のころ初読したときには衝撃をうけた 
時を経て二読三読して こんなもんだったのかと

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