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ミステリの祭典

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レッドキングさんの登録情報
平均点:5.28点 書評数:943件

プロフィール| 書評

No.43 6点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2018/06/04 18:20登録)
表紙の絵変わったね 前の絵は露骨にネタバレだった 一番肝心なところが見当ついちゃったもん 挿絵画家それ以上に編集者考えろよとオモタ まあこういう救いのあるエンディングも悪くないな「暗いところで待ち合わせ」とか「ユリゴコロ」とか


No.42 5点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2018/06/04 18:11登録)
作者が読者に「この章で〇〇登場」って提示してるところがトリックなのね それはそれでグッドアイデアだけど そこだけだなあ


No.41 6点 向日葵の咲かない夏
道尾秀介
(2018/06/03 16:44登録)
好きになれんぞ この小説家 小器用で こざかしくて偽善的で
唯一この作品だけは再読する気になるが 他のは全部ダメだ

< 2023/9/6 追記 > ありゃ、何でこんな子供みたく毒づいてんだ? 5年前。それだけ良く読んでたって事か、この作家。今や何の関心もないが・・・


No.40 5点 電氣人閒の虞
詠坂雄二
(2018/06/03 16:28登録)
なんじゃああ こりゃああ


No.39 6点 リロ・グラ・シスタ
詠坂雄二
(2018/06/03 16:26登録)
嫌いじゃないぞ 二読しちまった


No.38 7点 厭魅の如き憑くもの
三津田信三
(2018/06/02 17:56登録)
作中で 何回も「犯人は〇〇だ」と登場人物たちに露骨に「正解」されているのに、読者はそれを ごく自然にスルーしてしまう。ホラーと叙述トリックが機能しあって その仕掛けを構成しているところがすごい。


No.37 3点 塗仏の宴
京極夏彦
(2018/05/31 22:02登録)
くどい

(2021/4/12 追記) 再読したが・・やっぱり、くどい。


No.36 5点 陰摩羅鬼の瑕
京極夏彦
(2018/05/31 22:00登録)
つまるところは、これも一種の叙述密室トリックね。

(2021/4/12 追記)「姑獲鳥」の「知覚」に対して、「概念」による叙述トリックを狙ったのだが、「知覚」では有効に作用した榎木津礼二郎の能力に該当するアイデアが、ここでは拵えられなかったんだな。


No.35 4点 鉄鼠の檻
京極夏彦
(2018/05/31 21:54登録)
つまるところ どこがミステリだったんだ?動機か?死体か?建物か?

(2021/4/12 追記)「どこがミステリだったんだ?」って言ったって、ちゃんとフー・ホワイミステリしてるじゃん。ただ、解明が単なる経緯説明なのがツマランてだけで。 


No.34 5点 狂骨の夢
京極夏彦
(2018/05/31 21:48登録)
つまるところは場所錯視トリックね


No.33 7点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2018/05/31 21:41登録)
つまるところは叙述密室トリックね。これが京極の最高作かもなあ。

(2021/4/12 再々読、追記。) あの超常能力持ったキャラを「証人」に添えることで、ただのズッコケネタを叙述トリックにまで仕立て上げた部分、画期的だとあらためて痛感。点数は・・変わらず。


No.32 6点 魍魎の匣
京極夏彦
(2018/05/31 21:39登録)
つまるところはSF密室トリックね


No.31 7点 イニシエーションラブ
乾くるみ
(2018/05/31 21:27登録)
すごいなあ、こんなのがあるんだな。最後の一文や一言で「えぇぇ」てのも貴重なのに、これは読み終わってから振り返って、「え?・・おおお」てんだな。
あの映画もよかったな。それまで好きになれなかったあのAKB女優がキュートに見えた。


No.30 8点 ユリゴコロ
沼田まほかる
(2018/05/31 21:18登録)
なんて救いのあるエンディングなんだ。

※この作家への個人的思い入れから点数にはオマケ加算。


No.29 7点 星を継ぐもの
ジェイムズ・P・ホーガン
(2018/05/30 19:46登録)
島田荘司のこと書いていて連想がこれに移った。これが面白いのは島田のトリックよりスケールがでかいってことではなく、「10万年前の宇宙服着た人間の遺体が月の洞窟で発見」って不可思議トリックの種明かしが、話の「幹」として機能していることだ。
※ところで、面白いSFって、概して面白いミステリでもあって、「SF的感動」て、実はミステリ的解明のことなんでは?と密かに思っている。


No.28 5点 北の夕鶴2/3の殺人
島田荘司
(2018/05/30 19:10登録)
不可能トリックはミステリの「華」だ。どんなに小説として面白くとも、トリックのしょぼい、さらにトリック自体のない物はミステリとしてあまり評価できん。そう言う意味で、島田荘司こそ「至上の日本ミステリ作家」と呼ぶべきだろうに・・ところが、そうとは思えない・・自己矛盾した話だが。この作品の大技トリックにしても、そこだけ取り出せば「すげえ」となるが、ミステリとしては「うーん」なのだ。なぜだろう、要するにトリックが本体と分離してしまっているのだ。トリックは「華」としてだけでなく「根」「茎」としても機能しないと面白いミステリにはならないと思い知らされる・・ワガママ贅沢な要求だが・・と書いてきて「星を継ぐもの」ってSFミステリはトリックが即「茎」になっているからミステリとして面白いのだと連想が移った。


No.27 7点 火刑法廷
ジョン・ディクスン・カー
(2018/05/30 17:53登録)
カーの代表作と言われるが トリックにおいては「三つの棺」より数段落ちると思われ


No.26 7点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2018/05/29 18:48登録)
小説も映画も両方楽しめた稀有な作品。でも、Ⅹの「献身」、ぜひ達成させたかったなあ。 なんで日本の探偵って、杉下右京みたいに変に遵法意識に凝り固まってんだ?「オリエント急行」のポアロみたいな結末でいいじゃん。


No.25 4点 卒業−雪月花殺人ゲーム
東野圭吾
(2018/05/29 18:41登録)
せっかくいい感じの青春小説を陳腐この上ない密室トリックが台無しにした


No.24 5点 奇想、天を動かす
島田荘司
(2018/05/29 18:29登録)
不思議怪奇現象とそのタネ明かしに、胡散臭い「浪花節」が肉付けしてある。車内便所からの消失トリックはなかなかだが、お話自体がチト頂けない。乱歩「踊る一寸法師」オマージュと社会派プレゼンテーション両方を包括しようとする、島荘の自己顕示欲がミエミエであざとく・・

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