ボナンザさんの登録情報 | |
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平均点:5.22点 | 書評数:1625件 |
No.665 | 5点 | 仲のいい死体 結城昌治 |
(2017/09/02 00:13登録) 二作目までとはやや趣向を変えた変化球。 犯人当てはまあまあ。 |
No.664 | 6点 | サイモンは誰か? パトリシア・モイーズ |
(2017/08/25 22:50登録) 後期の佳作。当然ながらサイモンの正体が目玉であり、犯人の意外性はおまけのようなものでしょう。 |
No.663 | 4点 | 君がいなくても平気 石持浅海 |
(2017/08/19 10:34登録) 途中の展開や主人公のうじうじした心理などは中々見物だが、ラストがあまりにもどこかにありそうな終わり方で残念。 |
No.662 | 5点 | あの血まみれの男は誰だ? サイモン・ブレット |
(2017/08/12 10:40登録) ミステリとしての本筋はまずまず。 例によってだらしないパリスの動向にイライラさせられないかが鍵でしょう。 |
No.661 | 4点 | QED ベイカー街の問題 高田崇史 |
(2017/08/08 13:54登録) ホームズの秘密はともかく、肝心の事件の方はややお粗末。 |
No.660 | 6点 | 孔雀の羽根 カーター・ディクスン |
(2017/08/05 12:05登録) カーらしからぬ膨大な伏線と、相変わらずカーらしい馬鹿なトリックを併せ持つ佳作。 |
No.659 | 5点 | 長い長い眠り 結城昌治 |
(2017/07/28 10:23登録) 初期の本格ものの一つ。犯人当て自体はそれほど意外性はないが、楽しんで読める佳作。 |
No.658 | 5点 | 雪と罪の季節 パトリシア・モイーズ |
(2017/07/25 21:44登録) 最後のどんでん返しはそれほどの衝撃がないものの、中々の良作。 とはいえ最後の展開はこのシリーズではワンパターンで、警察なのに私立探偵みたいな冒険をするのはいかがなものか。 |
No.657 | 5点 | 枯葉色の街で 仁木悦子 |
(2017/07/18 21:05登録) 昭和の時代を感じさせる渋い一作。 意外な手がかりはそんなの読み飛ばすだろって甘い読者を打ちのめしてくれます。 |
No.656 | 5点 | 死の贈物 パトリシア・モイーズ |
(2017/07/16 10:16登録) 久しぶりに本格よりの一作。 トリックについては推理しようがないですが、中々楽しめる内容ではないでしょうか。 |
No.655 | 5点 | 奇跡の男 泡坂妻夫 |
(2017/07/11 13:55登録) 泡坂の短編集としてはマイナーな部類だが、どれも彼らしいアイディアに富んだ佳作揃い。 |
No.654 | 7点 | 九人と死で十人だ カーター・ディクスン |
(2017/07/08 14:20登録) 中期の傑作の一つ。斬新かつ馬鹿馬鹿しい指紋偽装トリックとメインの一人二役が上手くはまっている。 現状文庫では出ていないはずだが、ハードカバーは容易に入手できるので未読の方は是非。 |
No.653 | 6点 | 立春大吉 大坪砂男全集1 大坪砂男 |
(2017/07/04 22:13登録) 2巻に納められた天狗をしのぐ作品こそないものの、全体の水準はこちらが上。様々な趣向の本格短編が楽しめる。 |
No.652 | 5点 | 気どった死体 サイモン・ブレット |
(2017/06/29 20:27登録) 長期滞在ホテルを舞台にした連続殺人。探偵役のチャーミングなおばちゃんぶりもあってシリアスにならない、ブレットらしい作風に仕上がっています。 |
No.651 | 5点 | ひげのある男たち 結城昌治 |
(2017/06/26 19:35登録) ユーモアミステリの一作。 読者にとっては犯人は登場人物一覧から選ぶものだが、何の説明もなく探偵役までがそのルールに従って犯人を指摘するのはいかがなものかとは思う。 |
No.650 | 5点 | 逃げだした秘宝 ドナルド・E・ウェストレイク |
(2017/06/23 21:44登録) 相も変わらずトラブルに巻き込まれるドートマンダー、ここまでくると芸術的な一編。 いつもと違い、犯罪を企むのではなく、犯罪の後始末に追われる斬新な展開。 |
No.649 | 6点 | 奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 泡坂妻夫 |
(2017/06/20 20:55登録) 後編ということでこちらも玉石混淆な短編集。 こちらは所々に最後の物語につながる、彼女の危うさが見受けられるのも興味深いですね。 超越しているようで人間くさい魅力的なヒロインだと思う。 |
No.648 | 6点 | 連続殺人事件 ジョン・ディクスン・カー |
(2017/06/17 11:37登録) 佳作の一つ。 ファース味と恋愛、今の常識から考えるとどうだろうかと思わせるトリックとカーらしい要素が詰め込まれているのでファンは必読。ただ、邦題はどうかと思いますが・・・。 |
No.647 | 6点 | 奇術探偵 曾我佳城全集 秘の巻 泡坂妻夫 |
(2017/06/14 22:07登録) 泡坂の代表的なシリーズの一つ。長期連載だけあって多様な作品が収録されているが、どれも一定水準以上なのは流石の一言。 |
No.646 | 5点 | 死とやさしい伯父 パトリシア・モイーズ |
(2017/06/11 11:00登録) すっかり冒険小説の面が強くなってしまったモイーズ。序盤の本格風が後半跡形もなくなります。 |