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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.24点 書評数:1597件

プロフィール| 書評

No.777 5点 寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
島田荘司
(2018/12/22 10:54登録)
吉敷シリーズ一作目にふさわしいしっかりまとまった佳作。トラベルミステリのようなタイトルでありながら島田らしい大技を決めてくれるのは流石。


No.776 6点 学寮祭の夜
ドロシー・L・セイヤーズ
(2018/12/16 18:54登録)
ミステリは半分でもう半分は二人の関係に決着を着けるための長さ。


No.775 6点 さよならドビュッシー
中山七里
(2018/12/09 20:06登録)
ミステリ的な雰囲気ではないが、うまく引き込む文体と最後の一本技が見事な佳作。


No.774 5点 ダブル・ダブル
エラリイ・クイーン
(2018/12/09 13:13登録)
やはり全盛期の作品に比べると見劣りする。童謡殺人に関してもそれほどの効果がないのは残念。


No.773 5点 松本泰探偵小説選Ⅱ
松本泰
(2018/12/08 10:03登録)
素晴らしい企画であるが、内容としてはやはり今まで埋もれていただけあるというのが正直な感想。


No.772 6点 木曜の男
G・K・チェスタトン
(2018/12/02 09:58登録)
チェスタトン必殺の怪作。どうすればこんな展開に持っていけるのか・・・。


No.771 5点 魔弾の射手
高木彬光
(2018/11/25 22:37登録)
神津ファン必読ではあるが、傑作とまでは言い難い。


No.770 6点 ホッグズ・バックの怪事件
F・W・クロフツ
(2018/11/25 10:03登録)
事件の全貌を中々明かさずに進めていくのに加え、クロフツには珍しく膨大な手掛かりを示して解決する異色作。


No.769 5点 七つの棺
折原一
(2018/11/24 11:06登録)
デビュー時から密室縛りという高度なことに挑戦する意気込みを評価したい。が、やはり叙述トリック以外は本職ではない感があるか。


No.768 4点 ドラゴン殺人事件
S・S・ヴァン・ダイン
(2018/11/22 00:07登録)
謎は中々魅力的だが、結末がチープなのは否めない。


No.767 7点 死者が飲む水
島田荘司
(2018/11/18 09:53登録)
社会派よりの作風ながらトランク詰めの死体という推理小説好きならピンとくる設定を使い、見事に新たな道を切り開いている傑作。


No.766 5点 毒のたわむれ
ジョン・ディクスン・カー
(2018/11/14 23:43登録)
意外な犯人とドタバタ劇、怪奇趣味というカーお得意の趣向が盛り込まれた一品。探偵役にあまり魅力がないのが残念。


No.765 5点 46番目の密室
有栖川有栖
(2018/11/09 22:34登録)
舞台設定やトリックなど若書きなところもあるが、独創的な試みが嬉しいデビュー作。


No.764 7点 死の鉄路
F・W・クロフツ
(2018/11/04 17:48登録)
クロフツ中期の傑作。作者がクロフツなのでまさかと思わされる真相に考え抜かれた犯行方法が見事。


No.763 5点 松本泰探偵小説選Ⅰ
松本泰
(2018/11/02 22:00登録)
ミステリとして稚拙なことは否めないが、英国の雰囲気が漂う貴重な記録だと思う。


No.762 6点 間違いの悲劇
エラリイ・クイーン
(2018/11/02 21:58登録)
クイーンの残った短編集だが、残り物とは思えない発見がある。巻末で有栖川が語っていた企画が実現していたら面白かっただろうが、夢は夢のままの方が余韻があるか。


No.761 7点 双頭の悪魔
有栖川有栖
(2018/10/26 21:12登録)
習作の感じがあった前二作からは格段の進歩がみられる傑作。ここまでロジックをしっかりした作品は最近まれだろう。


No.760 5点 ブラウン神父の秘密
G・K・チェスタトン
(2018/10/21 19:05登録)
今回は最初と最後にブラウン神父とフランボウの現在の物語を置いて一冊にテーマを持たせている。とはいえ本編はこれまでの三冊にはやや劣るか。


No.759 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2018/10/19 21:15登録)
改訂完全版で再読。
やはりトリック、雰囲気いずれも最高の超絶的名作と言わざるを得ない。
なんといっても真相はある意味で読者の目の前に最初から突き付けられていたのだから・・・。


No.758 5点 殺人者はへまをする
F・W・クロフツ
(2018/10/14 12:47登録)
完全犯罪を目指した犯人たちの失敗を集めた短編集。
とはいえ一気に読むとややワンパターンかも。

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