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ミステリの祭典

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江守森江さんの登録情報
平均点:5.00点 書評数:1256件

プロフィール| 書評

No.316 5点 千葉千波の事件日記 試験に出るパズル
高田崇史
(2009/06/01 17:29登録)
結構パズル好きなのでタイトルにつられて読んだ。
パズルは楽しいが、小説に関しては主役をパズル譲っている感じだった。


No.315 6点 月光ゲーム
有栖川有栖
(2009/06/01 17:23登録)
発表当時、友人から「読者挑戦物の新人が出たよ」と教えられワクワクしながら読んだ。
文章が荒削りなのはさほど気にならなかった。
論理だった解決編と主人公達のキャラ設定から次が楽しみだった。
ただ、冷静になってから読み返すと傑作とまでは評価できない。


No.314 4点 眼球蒐集家
船越百恵
(2009/05/31 16:42登録)
プロファイリングを題材にしたコミカルサスペンス。
シリーズ化すれば二時間ドラマにして貰えそうな感じの作品だが・・・
シリーズ化せずに作者が消えて行った感じ。


No.313 4点 名探偵症候群
船越百恵
(2009/05/31 16:37登録)
名探偵は登場しない。
名探偵になってつもりの妄想推理物。
ミステリを装ったコメディ小説と言った感じか?
しかし、笑いの部分でも読者を選びそう。


No.312 4点 放課後ローズ
船越百恵
(2009/05/31 16:33登録)
キャラ設定から筋立てまで二時間ドラマを小説にした様なコミカルミステリー。
気軽に読むなら。


No.311 3点 クラムボン殺し
中島望
(2009/05/31 16:28登録)
メフィスト賞作家なので手にとってみた。
校歌見立て事件とヒャクメルゲ事件を平行して描いている。
両事件共にミスリードがありミステリになっているが、本質はアクション物と思えた。


No.310 7点 探偵小説のためのエチュード「水剋火」
古野まほろ
(2009/05/31 11:43登録)
天帝シリーズの厚さと読みにくさ(前3作)で手を出すのを躊躇っている方に!
本格スピリット全開の“古野まほろ”入門編としてお薦め。
作者らしい世界観はそのままに、読者挑戦と論理的解決もバッチリ。
扉を開いてみませんか!
※天帝シリーズを読まずに、このシリーズから先でも問題ないです。


No.309 5点 新人王
清水一行
(2009/05/30 22:35登録)
博打小説に興味があり手にした。
プロ競輪の大物ルーキーを巡る(博打小説ではなく)ミステリーだった。
アスリートを巡る話が好きなら楽しめる。


No.308 5点 動脈列島
清水一行
(2009/05/30 22:30登録)
日本推理作家協会賞受賞作。
現在では対策済み?な新幹線騒音問題から派生した脅迫事件を追うサスペンス。高度経済成長期を知るにはもってこいの作品。
但し、作者の真骨頂は経済小説や一代記にあるので、ミステリにこだわらない方には、そちらをお薦めしたい。


No.307 7点 あなたが名探偵
アンソロジー(出版社編)
(2009/05/30 05:39登録)
《はじめに》
同一タイトルで別物なアンソロジー(書籍)が二つ存在する(当サイトのリンクの問題で例外的に一つの書評に纏めています:登録時シリーズ欄に出版社名を記入し同一タイトルを二つ登録する方法は遠慮した)
※東京創元社編
ミステリーズ!(雑誌)で連載した読者挑戦企画作品を纏めた物。
連載時、単行本、そして最近文庫化と触れるチャンスが増えたのは喜ばしい。
読者挑戦物好きな方は是非。
【ネタバレかも?】
芦辺拓「読者よ〜」は私のHNの由来の一端。
※講談社文庫編(こちらがAmaの初出とリンク)
西村京太郎、他豪華執筆陣(手にしてビックリ?)
犯人当てショートミステリーで読者挑戦が19問(最後に解答記入欄あり)
解答編は後方に纏めてあり(一応袋とじ)採点して探偵度まで判定できる。
結構楽しめる本。


No.306 6点 鑑識・米沢の事件簿2
ハセベバクシンオー
(2009/05/30 05:11登録)
これも先々映画化されるのだろうか?
偽装心中から密室殺人に変化して、更に振り込め詐欺まで絡む相棒らしい内容。
しかもスピンオフ作品としても相棒の世界観を損なっていない。
ドラマの相棒ファンでも楽しめると思う。


No.305 5点 白昼堂々
結城昌治
(2009/05/30 04:59登録)
掏摸から集団万引きにシノギを変えた小悪党達の話。
ユーモラスな中にスリリングさもあり一気に読ませる。
今となっては時代背景が古いのが難点。


No.304 4点 パーフェクト・ブルー
宮部みゆき
(2009/05/30 04:43登録)
作者と育った時代や地域が近いので懐かしい雰囲気があった。
しかし、デビュー作でひねった設定にした為に読みにくかった。
そして、作者から離れてしまった。


No.303 5点 犬笛
西村寿行
(2009/05/30 04:35登録)
バイオレンス小説の第一人者な作者だが動物ミステリーも得意だった。
映画化もされた代表作で埋もれてしまうのは惜しい。


No.302 3点 子どもの王様
殊能将之
(2009/05/30 04:23登録)
作者はミステリーランドをナメている。
単に主人公が子供な作品を書けば良い訳ではない。
この作品のどこがミステリーなんだ?


No.301 3点 樒/榁
殊能将之
(2009/05/30 04:18登録)
解決編が袋とじになっている企画本の中の一冊。
この企画に期待して何作か読んだが当たりと思える作品に出会わなかった覚えがある。
この作品からこの作者を読み始めてはいけないと断言する。


No.300 4点 ふたり探偵―寝台特急「カシオペア」の二重密室
黒田研二
(2009/05/30 04:08登録)
捻りの効いた作品が真骨頂な作者なのだが・・・
ありふれた作品を惰性で書いた感じ。
期待して読んではいけない。


No.299 5点 ぐるぐる猿と歌う鳥
加納朋子
(2009/05/30 04:03登録)
基本的に子供から大人まで読める作品を書いている作者なのでミステリーランドに馴染み過ぎの感があり、お手本のような作品。
真相に辿り着くまでに子供向けなミスリードや伏線もあり、しっかりミステリしている。


No.298 6点 ソリューション・ゲーム
伊園旬
(2009/05/30 00:15登録)
企業で起きる日常的トラブル処理から派生するミステリーを描いた連作短編集。
前作よりオーソドックスなミステリーになっている。
最終話で一段落するので続編は期待できない。
サラッと読むにはお薦め。


No.297 5点 ブレイクスルー・トライアル
伊園旬
(2009/05/29 23:59登録)
防犯システムを破るゲームに様々な目的で参加する奴らのドタバタミステリー。
最終的には纏まるが何か一味足りない。

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