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ミステリの祭典

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江守森江さんの登録情報
平均点:5.00点 書評数:1256件

プロフィール| 書評

No.876 2点 ミステリが読みたい!2009年版
雑誌、年間ベスト、定期刊行物
(2010/06/20 06:01登録)
前年の酷い雑誌から何ら変化の無い事に驚きを禁じ得ない。
よって、前年同様に最低レベルのミステリーと同じ2点とする。
ランキング自体ネット発表か、一応ミステリ・マガジンを抱えるメンツを考慮して月刊誌発表に戻すべきだろう。
それにしても早川書房出版作品の国内と海外ランクイン数の落差が酷すぎて口あんぐり!
しかも、販促ツールとしても「このミス」とは格段の差があるし出版意義を感じない。
せめて「本ミス」と住み分けするとか工夫してほしい。
ここまで書店に「このミス」と差をつけた扱い方をされたら普通の感覚なら翌年の発売はないのにメンツとは恐ろしい。
※余談
流石に認識したのか翌年は売るための工夫がなされ充実した目録にはなった。
でも目録(昔は、書店で無料配布してたしネット検索の時代なので)に金は出したくない。


No.875 2点 ミステリが読みたい!2008年版
雑誌、年間ベスト、定期刊行物
(2010/06/20 05:37登録)
本来なら年刊雑誌なので採点は一律の3点だが、出版意義が老舗ミステリ出版社としての会社のメンツとしか思えない不快感に最低レベルのミステリーと同じ2点とする。
初期の「本ミス」以上に地味な構成の雑誌で「このミス」とミステリーの範疇が近い事を考えればランキングはネット発表か従来のミステリ・マガジン内での発表で良かったと思う。
しかも、後半は単なる作品目録でしかない。
私的に、早川書房とはミステリ嗜好が相容れず平行線だと確実に認識できた事は良かったのだろう。
それにしても早川書房は、マトモナ国内ミステリーを出版していず、依怙贔屓で一作だけランクインする国内と、依怙贔屓と販売戦略を兼ねて上位を席巻する海外翻訳との落差は如何ともし難い。
いっそのこと販売ツールとして出版に踏み切ったのなら海外翻訳ランキングと解説に特化し「本ミス」と住み分けすれば良いのに!と痛感する。


No.874 4点 このミステリーがすごい!2008年版
雑誌、年間ベスト、定期刊行物
(2010/06/20 04:57登録)
本来なら年刊雑誌なので採点は一律の3点だが、自前の「このミス大賞」作品の抄録と「このミス大賞」作家の看板である海堂尊の短編を掲載し始めた事に1点加点した。
圧倒的に非難されたがランキング自体がネットでの雑談ネタになった現実を察知する嗅覚は宝島社が一番上手で、雑誌を売る術にも長けているのだろう。
海外翻訳ランキングは相変わらず興味なし。
国内ランクでは「このミス大賞」看板作家・海堂尊の他社出版作品(宝島社の作品はランク対象外)「ブラックペアン1988」(←このサイトで私は満点の8点にしている)が4点足りずランクインを逃し残念。
逆に、このサイトで唯一逆満点である1点を献上している古野まほろ「天帝のはしたなき果実」が23点も獲得していてビックリした。
「本ミス」ではないので旧来の路線に本格ミステリを引き戻した「首無しの如き〜」「女王国の城」の二作品がトップではないのが「このミス」らしく良いと思う。
作家・ランク共にバラエティーに富んでいてミステリーの裾野は広がる。


No.873 4点 本格ミステリ・ベスト10 2009
雑誌、年間ベスト、定期刊行物
(2010/06/20 04:38登録)
本来なら年刊雑誌なので採点は一律の3点だが、この年度の特集「ミステリ映画マニアックス」が個人的にツボだったので1点加点する。
海外翻訳ランキングは相変わらず興味なし。
マニアックな雑誌自体の構成は安定してきて良い。
その一方で「早ミス」の発売も継続され、どちらもミステリー普及と宣伝効果は「このミス」に到底かなわないのだから「本ミス」は国内「早ミス」は海外と完全住み分けして生き残りを模索するべきだと個人的には思えた。
ランキング自体はネットでの雑談ネタでしかなく、わざわざ雑誌を見る時代ではなくなった。
しかし、ミステリ映像作品には今でこそ観たい作品がゴロゴロあり嬉しい反面で脅迫観念すら感じる。


No.872 3点 本格ミステリ・ベスト10 2007
雑誌、年間ベスト、定期刊行物
(2010/06/20 04:23登録)
毎度のごとく年刊雑誌なので採点は一律の3点。
海外翻訳ランキングも相変わらず興味なし。
この年は読んでいる作品が結構ランクインしていて、頭抜けた作品はないが粒ぞろいな印象。
インタビューもある道尾秀介の三作ランクインは凄い(最近のミステリ離れは悩ましい)
映像等でのマニアックな拾い物はないが、10年間の総括ランキングと「容疑者X」論争に関する座談会は楽しく読める。
※私的には、この年度も混戦で7点同点で甲乙つけ難い作品が結構ある。
三津田信三・刀城シリーズ二冊に田中啓文「落下する緑」本格かは微妙だが東野圭吾「赤い指」あたりが上位だと思う。


No.871 3点 本格ミステリ・ベスト10 2004
雑誌、年間ベスト、定期刊行物
(2010/06/20 04:09登録)
毎度のごとく、あくまで年刊雑誌なので採点は一律の3点。毎度のごとく海外翻訳ランキングも興味なし。
珍しく図書館で貸出中だったので書評順が年度順からズレた。
表題作以外が脚を引っ張った感はあるが旧来の本格路線な有栖「スイス時計の謎」と新たな本格ミステリ時代の到来を告げる歌野「葉桜の季節〜」のランク順と点差が興味深い。
私的に一番楽しみな映像・ラノベ・コミックに個人的には拾い物がなく寂しい。
この頃から本格ミステリも許容範囲を広げてバラエティーに富んできた事がランキングからも良く解る。


No.870 4点 眠りの森
東野圭吾
(2010/06/18 08:21登録)
加賀恭一郎シリーズ第二弾。
何故か教師時代をメインにした作品は書かれていない。
バレエ団内での隠された人間関係を紐解く展開な為にミステリとしては良くできた二時間ドラマレベル。
先々描かれる加賀恭一郎らしい洞察力としつこさは発揮されない。
どうも、加賀恭一郎を主役にした恋愛小説な感じで、シリーズを完結するつもりだったのだろうか?
このラストで、これ以降もシリーズ継続しながら後続作品で後日談が描かれていない事に不満を覚える。
加賀恭一郎は自分の素質を継ぐ子孫を残せるのだろうか!


No.869 6点 卒業−雪月花殺人ゲーム
東野圭吾
(2010/06/18 07:57登録)
加賀恭一郎シリーズ第一弾。
大学生の加賀恭一郎が描かれるのは「この作品」だけ。
私の様に新しい作品を先に読んでから原点に立ち返ると、加賀恭一郎と初期の東野圭吾作品を知る為には欠かせない作品だと分かる。
密室の物理トリックはガリレオ・シリーズ、イタい若者描写は各ノワール作品で昇華される。
雪月花ゲームのルールに馴染みがなくジックリ理解する気を起こさせない弱点を図解添付で少し補う。
トリックの方は、カード系賭博のイカサマやマジックのタネに発想の転換を絡め論理パズル好きには面白い。
加賀恭一郎も名刑事になる片鱗が伺えて楽しく読めた。
※余談
全日本剣道選手権のトーナメント表を見て出場者の9割が警察官だった事にビックリしたのが思い出された(世界のスポーツになった柔道と違い剣道は警察に牛耳られている)
中学時代に胴着の臭さに閉口し剣道は観るだけになった。


No.868 5点 紙の罠
都筑道夫
(2010/06/18 07:04登録)
一部のブログで一番面白い都筑作品だと絶賛されていて、興味を持ったが近場の図書館には無かった為になかなか読めなかった。
出版当時に植木等やフランキー堺主演で映画化していたら楽しい映画になっただろうスラプスティック・コメディだが、今読んで笑い転げるにはチョイと古臭い。
紙幣用の紙と偽札偽造を巡ってドタバタするのは王道かつコテコテな展開過ぎる。
作者らしい細かな気付きや小さな捻りがミステリとして冴える一方で、読み飛ばして笑うと言う作品本来の目的が霞んでしまった惜しい作品。
この手のスラプスティック・コメディは役者の技量が冴える映画の方が小説より面白い。
※近藤&土方コンビと後に銘打たれるが、この作品ではコンビで活躍はしないし沖田も居るので最初は似非新撰組シリーズにでもする予定だったのだろう。


No.867 7点 告白
湊かなえ
(2010/06/17 10:56登録)
単行本発売直後からジワジワと話題になり、遅まきながら気付いた時には図書館予約件数(長期間1000件オーバー)の多さに読めるのは数年先と達観していたが、文庫化(図書館予約は単行本と別扱い)&映画化(話題再燃で蔵書数激増)のお陰で思いの外早く読めた。
歪んだ倫理観から生じる悪意と行動により派生する事件、更にそこからすれ違って行く様と人間のエゴに不快感や嫌悪感が頂点に達する「厭ミス」なんて書評をする奴は偽善者だ!
独白人物を章毎に変え、反復させながら先へ進む展開で、歪みを増幅させ嫌悪感を煽る手法を考えると、第一章単独な短編よりも一冊の連作短編集として読ませる作品だと思う。
出来れば、結末前に八坂准教授の独白も書き入れてほしかった。
ここまで針を振り切れば「厭ミス」も、痛快エンターテインメントに昇華するのだと思いながら楽しく読めた。
ベストセラーになったのも売り方(宣伝)の上手さだけでなく、この作品を読む事が疲弊した実生活の良いガス抜きになるからだろう。
それでも、現実社会で同様な心の闇から発生する事件が後を絶たない事に一人の父親として心痛がある。
※別視点からの感想
教育者として目覚めていた桜宮が父親として死ぬまで偏見と闘い、娘を守り抜く決心と選択をしなかった事、森口もそれを指摘して共に闘う選択をしなかった事に疑問を感じる。
その意味で愛美が殺された根元原因は森口自身にある。
それに気付かず復讐を遂げる森口も〈他人に責任をなすりつける復讐された他者達同様で〉非常にイタい!


No.866 6点 充ち足りた悪漢たち
赤川次郎
(2010/06/16 16:16登録)
ジュヴナイル路線な短編集で赤川次郎らしくサラッと読める。
収録作の白眉は「わが子はアイスキャンデー」で、のっけからタイトルの駄洒落オチを晒しながら皮肉な方向に進むストーリーは作者の真骨頂。
ドラマ化もされ、そこから派生したTBSドラマ「うちの子にかぎって・・・・」はヒットした。
※余談
米澤穂信「氷菓」の書評でも書いたがタイトルの謎は、此方の駄洒落オチの方が笑撃的だった!


No.865 6点 密告者
高木彬光
(2010/06/16 15:38登録)
検事・霧島三郎シリーズの長編。
梶山季之「黒の試走車」で産業スパイが脚光を浴び始めた頃の作品で、作者も経済犯罪絡みな作品も書き出していたので社会派作品だと思いながら読み進めた。
産業スパイ物なら確実に梶山の方が面白いが、さすが高木彬光といった本格ミステリに転じる作品だった。
作品レベルの落差が激しいが佳作の部類だろう。
神津恭介シリーズで下手に駄作を書かれるより、他シリーズで社会派を融合させた本格ミステリに転じ成功して良かったと思えたのだが(先々、黒歴史な時期を迎えて終わるとは予想だにしていなかった)


No.864 5点 錦絵殺人事件
島田一男
(2010/06/16 14:34登録)
作者の長編2作目で本格探偵小説路線に見切りをつけた作品。
探偵役は前作に引き続き津田が務める。
錦絵と義経伝説を絡めた見立て殺人とトリックは本格探偵小説としては少しだけ進歩した。
それでも、今更読み返す程ではない。
やっぱり路線変更後のテンポで読ませる軽い(褒め言葉)作品群の方が断然面白い。


No.863 4点 古墳殺人事件
島田一男
(2010/06/16 14:10登録)
「ブンヤもの」「鉄道公安官」「南郷弁護士」の各シリーズ作品から島田一男を読み始め、一通り読了した後で初期の本格探偵小説2作に立ち返る形になった。
雰囲気だけは当時の流行な本格探偵物だが、魅力に欠ける探偵役の津田に加え褒められない機械トリックで上記のシリーズ物ほど楽しめなかった。
当時、作者も本格探偵小説の執筆に悩んだらしい事が伺える。
坂口安吾に酷評され本格探偵小説から距離を取り、上記の各シリーズで才能が開花した事を考えれば「この作品」にも意味はあったと思える。
作者の真骨頂であったテンポの良さからくるスピーディーな文体はこの作品では味わえない。


No.862 2点 月の恋人
道尾秀介
(2010/06/15 17:06登録)
本来なら恋愛小説なので「このサイト」に登録すべき作品ではないが、ここ数年のミステリ・シーンを牽引してきた1人である道尾秀介がミステリとの決別を端的に示した作品として登録する。
ミステリーではないのでポリシー通り2点。
さて本作だが、月9原作の一般的恋愛小説としてもテレビ側から厳しい制約があったらしく(ミステリ読者が作者に求める物)作者らしさが微塵も感じられない。
ハッキリ言うならトレンディー・ドラマのハシリの時期にタイム・スリップした古臭さが際立っている。
ヒロインの一人を中国人にして国際的にしても何ら新しさを感じない。
よって一般小説で採点してもさほど評価は上がらない。
出版と同時に図書館に出向き予約してまで読む程ではなかった(話題作だが最近の道尾作品では一番人気がなく予約数も少ない)
ついでに月9・ドラマ(原作をかなり改変している)も録画して早送りしながら観れば充分な内容としか思えない。
改心してミステリ・シーンを賑わせて欲しいものだ!


No.861 4点 神はダイスを遊ばない
森巣博
(2010/06/15 14:04登録)
大関・琴光喜
野球賭博関与告白記念書評!!
ギャンブルとグローバリズムを抱き合わせで書ける唯一の存在と言われ、賭博生活者である作者が自分をモデルにして賭博生活術を披露したアウトロー小説。
「打たれ越す」が信条で、負けの中から一瞬のチャンスを掴み取る術を読み実生活に活用したい実用書でもある。
作者の信条からか臨場感はあるが、賭博小説特有のヒリヒリした感じは薄い。
一応、ヒロインの話がミステリーになっているので範疇に含めた(但しミステリー部分は3点レベル)
※余談
賭博が反社会的行為か?を争点にすると公営競技・パチンコ・宝くじなど国に利益を齎すモノも悪になる。
しかも、国に認められた賭博の控除率は暴力団より遙かに暴利を貪りタチが悪い!
海外では普通に賭博OKな国も多数あるので「賭博は悪だ」と相撲取りに教育するのは困難を極める。
文科省も義務教育中に道徳の授業で「賭博をするなら国の認めたモノだけしなさい」と懇々と教え込み洗脳するしかない。


No.860 5点 シンシナティ・キッド
リチャード・ジェサップ
(2010/06/15 13:24登録)
先頃観た「少年探偵団」を録画したVHSテープに、スティーヴ・マックイーン主演の映画版が一緒に録画されていた。
懐かしく観たついでに図書館で原作をおさらいして来た。
ポーカーに人生を賭けた若者が老練なチャンピオンに立ち向かう青春賭博小説だが、アウトローな世界を描き「扶桑社ミステリー」のレーベルから出版されている事から一応ミステリーの範疇に含めた。
ヒリヒリする臨場感やドンデン返しと、非常に流麗な文体がもう一つ噛み合わない。
その点、映画版は欠点の無い作品で原作を上回る珍しい作品例でもある。
ポーカーの心理戦がミステリーに同じな事を示した作品として歴史的価値は非常に高い。


No.859 3点 黒死館殺人事件
小栗虫太郎
(2010/06/15 12:59登録)
普通な神経の持ち主は、読み進む事を拒絶されて理解する気も起きず途中で投げ出す。
一部のマニアには凄い本でも、一般読者にはゴミでしかない。
その点で奇書と云えるのかもしれない。
一応本格探偵小説なのだが、その部分を楽しめる奇特な精神は持ち合わせていないので何ら楽しくなかった。
「読書は娯楽」を標榜しているので、読者を楽しませる意欲が見えない作品は評価できず、最低なミステリで2点にするつもりだったが、飛ばし読みとはいえ読了した自分を褒める意味で1点加点し3点とした。
※余談
「読者の理解を拒絶する文章を書く事」と「作者の頭の良さ」は全く別次元の事なのに混同しているミステリ作家がチラホラといて嘆かわしい。
読了出来ない本など単なる紙屑の塊でしかないのに!!


No.858 2点 家畜人ヤプー
沼正三
(2010/06/14 04:55登録)
「さあ!アナタも明日から口蹄疫感染の恐怖に怯えましょう!」←宮崎県民の皆様ゴメンナサイ。
基本型はSF&SM小説で「奇妙な味」の分野を突き詰めているが、私的にはミステリーの範疇外な扱い(2点)としたい。
作者は、覆面作家で正体には諸説がありハッキリしない。
私が読んだのは全三巻だったが、今では改訂された全五巻版の方が流通している。
「これぞ奇書!」と云える内容で、その手の趣味な人しかトリップできないが、誰が読んでもクラクラとダメージを引き摺る(それ以前に投げ出す方も多数)
ヤプー=日本人で品種改良など家畜扱いされる。
人間が家畜にしている事を、立場を変えて人間がされたらどうなるか?読んで想像すると、いかに普段から人間が平然と酷い行いをしているかが認識できる。
江戸川乱歩の奇妙な味(例えば人間椅子が、家畜人では人間便器)が普通の味に感じられるレベルなので、耐性が無い方は読まずにスルーした方がよい。


No.857 4点 ドグラ・マグラ
夢野久作
(2010/06/14 04:22登録)
私的には、読んで別世界にトリップしクラクラしたままダメージを引き摺る作品を奇書と呼びたい。
世間では三大奇書の一冊と評されるが、私的には沼正三「家畜人ヤプー」と「この作品」で二大奇書ではないか!と思っている。
「黒死館〜」は読みづらさは半端なく投げ出したくなるだけだし「虚無〜」に至っては、元祖アンチ・ミステリなだけで今では奇書に含まれないレベルで別世界を覗けない。
その点で、この作品は読みづらい云々より精神的にクラクラして別世界にトリップする「本型ドラッグ」とでも評すればよく正真正銘の“奇書”だろう。
自分を一般的常識人の範疇から逸脱したくない方は読まずにスルーした方が無難かもしれない。
しかし、ドラッグと違い中毒による禁断症状はないので安全ではある。

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