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ミステリの祭典

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神はダイスを遊ばない

作家 森巣博
出版日2000年11月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 江守森江
(2010/06/15 14:04登録)
大関・琴光喜
野球賭博関与告白記念書評!!
ギャンブルとグローバリズムを抱き合わせで書ける唯一の存在と言われ、賭博生活者である作者が自分をモデルにして賭博生活術を披露したアウトロー小説。
「打たれ越す」が信条で、負けの中から一瞬のチャンスを掴み取る術を読み実生活に活用したい実用書でもある。
作者の信条からか臨場感はあるが、賭博小説特有のヒリヒリした感じは薄い。
一応、ヒロインの話がミステリーになっているので範疇に含めた(但しミステリー部分は3点レベル)
※余談
賭博が反社会的行為か?を争点にすると公営競技・パチンコ・宝くじなど国に利益を齎すモノも悪になる。
しかも、国に認められた賭博の控除率は暴力団より遙かに暴利を貪りタチが悪い!
海外では普通に賭博OKな国も多数あるので「賭博は悪だ」と相撲取りに教育するのは困難を極める。
文科省も義務教育中に道徳の授業で「賭博をするなら国の認めたモノだけしなさい」と懇々と教え込み洗脳するしかない。

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