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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.392 5点 夢・出逢い・魔性
森博嗣
(2015/11/10 20:43登録)
小鳥遊くんを筆頭にキャラを楽しむ作品かな?(笑)
それが上手く謎解きにも使われていたしね。
ただ、ミステリ的にはちょっとビミョウだった。
Vシリーズは檀れいさんで2時間ドラマになっていたので、小鳥遊くんの今回の女装も見てみたいかも!?(笑)


No.391 7点 楽園のカンヴァス
原田マハ
(2015/08/25 23:36登録)
初めての原田作品でしたが読み易かったです。
ルソーとピカソの二人が絡んでくる絵画ミステリーでしたね。
私にもっと美術の知識があればもっと楽しめたのが残念!
PCで出てきた作品を検索しての読書になりました(爆)
作品の真贋だけでなく、1910年当時の芸術家の様子も楽しめました。


No.390 6点 ラプラスの魔女
東野圭吾
(2015/08/13 22:40登録)
久し振りのSFタッチに作品でしたね。 丁度『アルジャーノンに花束を』を読んだ後だったので、脳を触るのは普遍的なテーマなんだな、と改めて思った。 過去にも『変身』などの作品もあったけど、こちらの方が読み易かったですね。 これって続編があるのかな?


No.389 6点 朝が来る
辻村深月
(2015/07/17 21:37登録)
作家さんも執筆活動が長くなると社会派作品を書きたくなるものなんでしょうか?
今回辻村さんが選ばれたのは”養子縁組&不妊治療”でしたね。
テーマがテーマだけに重苦しい内容だったけど題名が「朝が来る」
ん!?これはハッピーエンドだよね?と思いながら読みました。
白か黒かが最後まで分からないような題名の方が良かったかもね。


No.388 7点 儚い羊たちの祝宴
米澤穂信
(2015/07/03 20:50登録)
同じような設定の5編のダーク短編集。
お嬢様+お付き人の関係性は3つ目には先がおぼろげでも読めてきますね。
一つ残念だったのは全作とも”バベルの会”をもっとこだわって入れて欲しかったかな。
そうすればよりラストの作のインパクトがあった気がします。
時代背景は未定だけど、昭和初期の雰囲気を醸し出しているのもいいと思いました。


No.387 7点 絶唱
湊かなえ
(2015/06/29 22:59登録)
震災を背景にシングルマザーなど重苦しいテーマを含んでいましたが、場所が南の島トンガだからなんでしょうか、そう重苦しさを感じませんでした。
前作同様、短編集の連作を上手く使われてましたね。
アクの無い湊作品も好きになってきました(笑)


No.386 6点 アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス
(2015/06/25 20:29登録)
ドラマがされるのを機会に手に取りました。
随分昔の作品で古典的な作品ですね。
文章的にはひらがなばかりの記述もあり読みにくい所もあったけどね。
SF小説だけど、精神の移り変わりが楽しめました。
同じ作家の「24人のビリー・ミリガン」も近い内手にしたいですね。


No.385 7点 リバース
湊かなえ
(2015/06/18 22:59登録)
過去のある事件に関する告発文から主人公はその事件を振り返ることになる。
親友だと思っていた彼の事を調べると知らないことも多々でてくることに。
そしてラストは意外な真実にたどりつくことに…。
ストーリーには直接関係ないけど、やっぱり珈琲が気になりますね(笑)
一時期はもう読むのを止めようかな?と思っていたけど最近の湊作品は楽しめてます。


No.384 6点 天狗風
宮部みゆき
(2015/06/10 19:50登録)
『震える岩』の続編です。
前回より怪奇・ファンタジー色が強かったかな。
忠臣蔵を扱った前作に比べると内容は薄かった気がする。
個人的には前作の方が楽しめました。


No.383 7点 震える岩−霊験お初捕物控
宮部みゆき
(2015/05/23 17:12登録)
お得意の江戸怪奇物でしたね(笑)
もう20年以上前の作品だけど大いに楽しめました!
忠臣蔵を扱ったのも面白かったです。
続編もあるみたいなので続けて読むつもりです。


No.382 6点 ビブリア古書堂の事件手帖6
三上延
(2015/05/04 20:43登録)
やっぱりこのシリーズは読んでいてワクワクしますね。
本の知識以外に恋愛も加わって全体の膨らみも出てきましたからね。
いい意味で登場人物がすべてつながりが出てきて面白い!
悪く考えると都合よくつながり過ぎる!とも言えますけどね(笑)
あと1,2巻で完結らしいのがちょっと寂しいかな?


No.381 6点 鴨川ホルモー
万城目学
(2015/04/01 23:12登録)
やっと読めました(笑)
読む順番は逆になっちゃったけど「偉大なる、しゅららぼん」と同じ万城目ワールド全開作品でしたね。
京都の街並みも良く知っているのでより楽しめました。


No.380 6点 プリズム
百田尚樹
(2015/03/27 22:37登録)
解離性同一障害いわゆる多重人格の一人に恋したミステリアスな恋愛小説ですね。
ちょっとありえない設定ではあるけれど、今回も独特の百田さんの世界感を楽しめました。
ただ、結末は想定の範囲内でしたね。


No.379 4点 人形式モナリザ
森博嗣
(2015/03/23 22:51登録)
今回はトリックは平凡でしたね。
殺害理由は全く分かりませんでしたが・・・。
楽しめたのは紅子の周りの人間関係だけだったかな(笑)


No.378 7点 灰色の北壁
真保裕一
(2015/02/24 23:08登録)
たった一人で雪山を登る登山家の3編の物語。
内容はやっぱり題名の「灰色の北壁」が秀逸でしたね。
どの作品もラストが意外な展開になってミステリのような展開が楽しめました。
ただ、私なら「灰色」の刈谷のような行動は絶対できないけどね(笑)


No.377 7点 怪しい店
有栖川有栖
(2015/02/10 17:32登録)
火村英生シリーズの5編の短編集。
この中では唯一事件が起こってない「潮騒理髪店」が好きです。
犯人側から見た「ショーウィンドウを砕く」も視点が変わっていて面白いけど、殺人の動機がビミョウだったな。
火村シリーズも嫌いじゃないけど、もうそろそろ江神二郎シリーズも読みたいな。


No.376 6点 家族シアター
辻村深月
(2015/01/27 22:51登録)
姉妹・姉と弟・母娘・父息子・祖父孫そして夫婦・・・。
色々な家族のちょっとしたすれ違い・いざこざの短編集でしたね。
登場人物の中にはちょっとイラッとするキャラもいたけど、最後は上手く収まっていましたね。
私は息子の夢をさり気無く守った「タイムカプセルの八年」と不器用な小学生姉妹の「1992年の秋空」が良かったかな。


No.375 5点 インデックス
誉田哲也
(2015/01/23 23:26登録)
今回も短編集でしたね。
姫川の捜1への復活までの人間模様がうかがえました。
姫川らしい捜査も垣間見れたけど、やっぱり物足りないですね。
次回は長編を読みたいですね。


No.374 5点 ねじまき片想い
柚木麻子
(2014/12/28 00:28登録)
主人公の女性がおもちゃプランナーと云う設定は面白いですね。
愛しの彼の知らないうちに次々と問題を解決する設定も日常の謎ミステリーみたいで楽しめました。
ただ、肝心の愛しの彼のキャラが”だめんず”過ぎる・・・。
せめてラストは立派になった彼と成就させるか、男らしくもっとハッキリ捨てて欲しかったね。


No.373 6点 サクラ咲く
辻村深月
(2014/12/22 22:57登録)
3編の短編小説でしたが、2作目の「サクラ咲く」が本にメッセージをはさみ遣り取りをするちょっとミステリー仕立てでしたね。
巻末をみると初出は進研ゼミの『中一(中二)講座』だったんだね。
この世代にはより共感ができそう。
辻村作品らしく2作目、3作目にも最初の「約束の場所・・・」のキャラが出てきたのも楽しめました。

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