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ミステリの祭典

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家族シアター

作家 辻村深月
出版日2014年10月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 take5
(2025/07/20 13:47登録)
家族にまつわる短編集全7編
琴線に触れた順番に、
「1992年の秋空」
「孫と誕生会」
「タマシイム・マシンの永遠」
それぞれの作品が、
姉妹
祖父と孫
夫婦幼子父母祖父母
それぞれの葛藤を鮮やかに
ラスト爽やかに描いていて
改めて辻村深月さんは
素敵な作品を書くなと思います。
余談ですが、
御本人の藤子・F・不二雄愛を
最後の作品の登場人物を通して
強く感じます。分かるな〜

No.1 6点 白い風
(2015/01/27 22:51登録)
姉妹・姉と弟・母娘・父息子・祖父孫そして夫婦・・・。
色々な家族のちょっとしたすれ違い・いざこざの短編集でしたね。
登場人物の中にはちょっとイラッとするキャラもいたけど、最後は上手く収まっていましたね。
私は息子の夢をさり気無く守った「タイムカプセルの八年」と不器用な小学生姉妹の「1992年の秋空」が良かったかな。

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