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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.192 7点 キング&クイーン
柳広司
(2010/06/16 22:42登録)
主人公は元SPで今はバーで働く安奈。
依頼は「アメリカ大統領に狙われている…」と言う天才チェス王者。
序盤から結構ワクワクしながら読めました。
ラストもあっと云わせるところも面白かった。
ただ、そこまでする意味があったのかな?とは思うけど…。
まっ、楽しかったからいいけどね(笑)


No.191 6点 殺してもいい命
秦建日子
(2010/06/09 18:49登録)
ドラマにも出てきたメンバーが健在だったので、イメージしやすく私は楽しめました。
ラストのどんでん返しも私好みかな。
こちらもドラマや映像向けの小説ですね。


No.190 4点 推理小説
秦建日子
(2010/06/06 23:28登録)
ドラマを見てから図書館で本を借りて読みました。
圧倒的にドラマの方がミステリアスさもあって面白かったですね。
本はドラマの途中まででしたから。
もしかして、ドラマを見てなかったらもう少し楽しめたのかな?


No.189 6点 カッコウの卵は誰のもの
東野圭吾
(2010/05/19 19:55登録)
ちょっとミステリとしては平凡だったかな?
題名で大体の話の流れは掴めちゃう気もするしね。
事件のミステリと風美の出生の秘密の2本だけだったけど、どちらもビックリするような感はなかったな。
東野作品独特のラストのオチも今回はそれほど無かったね。


No.188 7点 厭魅の如き憑くもの
三津田信三
(2010/05/13 18:21登録)
やっぱりホラー色の強い作品ですね。
ミステリ的には村の地形が分り難かったのが減点かな。
一枚簡単な地図があればもっと判りやすく楽しめたかな。
でも、内容は読んでて飽きはしなかったけどね。


No.187 6点 8の殺人
我孫子武丸
(2010/04/28 23:03登録)
やっぱり、第一作目ですね。
ちょっと平凡だったかな。
それに全体的にちょっとお遊びが過ぎる気がしますね。(木下刑事の怪我など)
まっ、個人的には明るい話は読み易いから嫌いじゃないけどね(笑)


No.186 9点 首無の如き祟るもの
三津田信三
(2010/04/19 19:30登録)
初めての三津田作品でした。
冒頭の「編者の記」や「はじめに」では叙述トリックにニオイがプンプンしましたね(笑)
首無し死体の王道作品だと思う。
ラストの謎解きも二転三転していて面白かったね。
大満足な作品でした。


No.185 6点 ダブル・ジョーカー
柳広司
(2010/04/07 22:38登録)
前回「ジョーカー・ゲーム」の第二弾だったけど…。
前作とはかなりレベル差があったな~。
肝心のD機関はメインで無く、逆に反対側(敵側)から見た作品に仕上がっています。
ただ、続編(第3作)が出ても読まないかも…。


No.184 7点 新参者
東野圭吾
(2010/03/24 23:59登録)
一つの事件の関する様々な疑問を、刑事加賀が解き明かしていく。
中には直接事件に関係無さそうな事柄もあるけど、それを懇切丁寧に。
ただ、ミステリ度はやっぱり短編集的なので、小粒だね。
小説としては面白かった。
でも、このサイト(ミステリ重視)で考えると少し評価を下げて7としました。


No.183 7点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2010/03/14 19:30登録)
今回は最初から、怪しげなニオイがプンプンしてましたね(笑)
だから、注意していたつもりなんだけど、途中から完全に忘れていた(爆)
そうすると、結果は・・・やっぱり騙されちゃった!
こう云う作品もたまに読むとやっぱり楽しいよね。


No.182 7点 犯人のいない殺人の夜
東野圭吾
(2010/03/07 17:20登録)
七編の短編集だったけど、どれも楽しめました。
トリックの楽しみと言うより、登場人物の心情が楽しめました。
「踊り子」の家庭教師、「エンドレス・ナイト」の大阪の刑事などがいい味出していたと思う。
トリック的にはちょっと分かり難かったけど題名の「犯人のいない殺人の夜」が印象的だったな。


No.181 6点 廃墟に乞う
佐々木譲
(2010/02/26 22:40登録)
初めての佐々木作品でした。
6編の短編集で、直木賞受賞作品。
最初、主人公の過去に違和感がありました。
「え?これって前作があるの?」って。
主人公の仙道が負った心のキズが周知の如く進んでいく…。
そんな不安定な心の持ち主の仙道が鮮やかに事件の真相にたどり着く。
ちょっと地味な作品だったけど、それなりには楽しめたかな。


No.180 4点 ジェネラル・ルージュの伝説
海堂尊
(2010/02/10 23:25登録)
「ジェネラル・ルージュの伝説」自体はこのシリーズの唯一のカッコイイキャラの”速水”先生の話だから面白いとは思うけど、如何せんページ数が少な過ぎ!
後は、年表&用語事典で誤魔化された感じ…。
買ってまでは読む気がしません。


No.179 7点 Another
綾辻行人
(2009/12/26 00:14登録)
綾辻さんらしい、ホラーとミステリのミックスされた作品でしたね。
「殺人鬼」ほどエグくはなかったし、<もう一人は誰なのか?>と一種犯人当てのようなミステリ要素もあったので私は楽しめました。
ただ、700ページ近いのは減点だね。
200ページくらいは割愛できそう、と思う。
キャラでは義眼の少女”見崎鳴”が印象的だったね。


No.178 7点 ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎
(2009/12/16 11:52登録)
初めての伊坂作品でした。
ラストは私好みでよかったかな。
冒頭から大事件発生でワクワク感もありましたね。
ただ、逆に中盤がちょっと平凡で飽きちゃった…。
でも、最後まで読んでよかったとは思ってますけどね。


No.177 7点 告白
湊かなえ
(2009/12/02 21:59登録)
図書館で半年待ちでやっと読めました。
先に”贖罪”を読んだので新鮮味は薄れたけど、十二分に楽しめました。
少年犯罪とその被害者の心情・復讐などを含めラストへの移行もそれなりに面白かったです。
ただ、流石に報復の仕方はやり過ぎの気がしないでもないけどね。


No.176 7点 放浪探偵と七つの殺人
歌野晶午
(2009/11/23 20:47登録)
残念ながら3問しか判らなかった…。
”有罪としての不在””水難の夜”が面白かったかな。
基本、問題形式のトリックは好きですね。


No.175 6点 少女
湊かなえ
(2009/11/18 12:28登録)
1人称二視点は時たま見る手法だけど、あまりにも短い間での展開でもあり最初は戸惑いました。
登場人物が少ないなか、二人の出会う人間関係があまりにも上手くマッチするのが出来すぎ感があったのは否めません。
思春期にある女子高校生の友情のビミョウな関係などは読んでいて面白かったかな。


No.174 7点 プリズン・トリック
遠藤武文
(2009/11/10 22:23登録)
2009年(第55回)の江戸川乱歩賞受賞作品なので読んでみました。
交通刑務所での密室殺人、また被害者と容疑者が入れ替わり?
ミステリの面白要素満載でしたね。
ただ、結末はトリックを含めもう少し工夫して欲しい気もしますね。
おそらく次回作も私は読むと思いますね。


No.173 8点 贖罪
湊かなえ
(2009/10/29 20:47登録)
先に「告白」を読みたかったが、図書館の予約関係で先にこっちを読みました。
犯罪加害者の弟を描いた東野圭吾さんの「手紙」や罪を背負った少年少女時代を送った天童荒太さんの「永遠の仔」を連想しました。
だから、私は高評価ですね。
「告白」「少女」も読むのがたのしみです。

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