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ミステリの祭典

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ジェネラル・ルージュの伝説
田口&白鳥シリーズ

作家 海堂尊
出版日2009年02月
平均点5.33点
書評数3人

No.3 5点 まさむね
(2010/05/10 23:02登録)
表紙に「海堂尊ワールドのすべて」とあるとおり,海堂ワールドを振り返りたい(又は知ってみたい)方にはお薦めですね。
特に「作者の歴史(の前半)」と「自作解説」が面白い。「心に響く名ゼリフ」も,ちと笑いを誘って(?)何気に良かった。
なお,収録中編「ジェネラル・ルージュの伝説」は,速水ファンには楽しめると思う。もっとも,ミステリーではないですけど…。

No.2 4点 白い風
(2010/02/10 23:25登録)
「ジェネラル・ルージュの伝説」自体はこのシリーズの唯一のカッコイイキャラの”速水”先生の話だから面白いとは思うけど、如何せんページ数が少な過ぎ!
後は、年表&用語事典で誤魔化された感じ…。
買ってまでは読む気がしません。

No.1 7点 江守森江
(2009/07/28 15:12登録)
図書館予約の関係で読むべき順番がズレ(さして問題なかったが)未読作品の解説に接してしまった。
ミステリー系レーベルからデビューした作者だが、ミステリー度は広範なミステリー分野の端に顔を覗かせるレベルだろう(このサイトで書評対象に値する作品は少ないが・・・そんな事は気にしない)
シリーズ短編+自作解説+相関図その他諸々、な構成の本でファン・ブックになっている。
シリーズ物を書いている人気作家の方々にも同様の本を作成して欲しいと思う位にファンには嬉しい。
ミステリではないが、何故?速水がジェネラル・ルージュなのかが判り短編小説もこの本には必要だと感じた。
速水が主役の映画公開に照準を合わせ"この本"を出版する戦略を賞賛したい。
※文庫版を読んでの補追(’10・6月9日)
たいした作品ではないが短編が2話追加された。
自作解説も補追されている。
しかし文庫版発売に際しての追加戦略は単行本での購入を躊躇させる「両刃の剣」で、私的には感心しない。

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