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ミステリの祭典

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深夜さんの登録情報
平均点:6.69点 書評数:122件

プロフィール| 書評

No.22 8点 悪意
東野圭吾
(2007/11/23 17:35登録)
動機をここまでいじった小説は読んだことがない。同情はできないが、「悪意」というタイトルの意味がわかった時によくできた話だな、と思った。人間誰しもそういうものを持っているんでしょうか。


No.21 4点 メドゥサ、鏡をごらん
井上夢人
(2007/11/22 13:46登録)
読み終わった直後だが、どんな作品であるかを説明できない。論理的には釈然としない部分が多いのだが、読み進めながら楽しむ作品と考えれば面白いのかもしれない。一応タイトルの意味はわかったのだが、何故主人公達があんなふうになるのかがさっぱりわからない。ホラーだからなのか?異色の作品であることは間違いないと思う。


No.20 8点 イニシエーションラブ
乾くるみ
(2007/11/19 23:00登録)
トリックに関しては、途中でなんとなくわかるのだが、それは相当な量の伏線があるから。もちろんそれで終りではなく、2回目を読んだ時には更に多くの伏線があることに気付き、そこに驚愕します。読み終わった人はネタバレサイトを見ることを薦めます。


No.19 9点 鳥人計画
東野圭吾
(2007/11/17 21:16登録)
スキージャンプというスポーツを取り上げたミステリーだが、途中の科学的な部分にしろ、動機の真相部にしろ、非常に良く出来ていると思う。人間って弱いからという言葉が十分に伝わりました。


No.18 8点 どんなに上手に隠れても
岡嶋二人
(2007/11/17 21:04登録)
初期の誘拐モノだが、この頃から「人さらいの岡嶋」の本領を発揮していたのですね。個人的には「99%の誘拐」にも引けを取らない良作だと思う。


No.17 5点 三度目ならばABC
岡嶋二人
(2007/11/17 21:02登録)
山本山コンビなる探偵が活躍する連作短編集。このコンビの掛け合いがこの作品の肝なのだろうか?トリックは岡嶋作品にしては物足りない。


No.16 6点 どちらかが彼女を殺した
東野圭吾
(2007/11/16 12:45登録)
読者が犯人を探すというミステリー。全くわからなかったが、犯人を見つけてやろうと真剣に読むことが出来て、印象深い本になった。


No.15 7点 硝子のハンマー
貴志祐介
(2007/11/16 12:37登録)
貴志さんの筆力と斬新な構成で、グイグイ読ませるのだが、ラストがちょっと呆気ない。


No.14 6点 あくむ
井上夢人
(2007/11/15 13:28登録)
世にも奇妙な物語みたいな話が詰まった短編集です。1つ目の作品を読んだら、後の作品の展開はだいたい読めます。面白いのですが、絶賛とまでは行かない。


No.13 5点 眠れぬ夜の殺人
岡嶋二人
(2007/11/15 13:21登録)
捜査0課の活躍を描いた作品。捜査0課のメンバーが凄すぎて、ちょっと安ドラマっぽい展開なのだが、犯人が腹立たしい奴らばかりだったので、スカッとした。ミステリーとしてはどうだろうか。


No.12 7点 開けっぱなしの密室
岡嶋二人
(2007/11/15 13:09登録)
短編ながら、二転三転する話が多いです。さすがに大どんでん返しは無いものの、読者の期待を裏切らない良質な短編集だと思います。


No.11 9点 十角館の殺人
綾辻行人
(2007/11/15 13:00登録)
淡白な感想ですが、単純に面白かった。


No.10 9点 クリムゾンの迷宮
貴志祐介
(2007/11/15 12:56登録)
滅茶苦茶な設定だが、100%ありえないとは言い切れないリアリティがあって、そこが怖かった。バングルバングルとか、よく見つけたなぁ。ラストは賛否あるだろうが、私は「賛」です。


No.9 4点 夏と花火と私の死体
乙一
(2007/11/14 19:02登録)
周りが絶賛するので、ハードルを上げ過ぎていたようだ。ラストまでは健くんにイライラさせられたし、ラストもそれ程驚けなかった。それでも、17歳で賞を取っただけあって、文章力は相当なものがあると思う。


No.8 8点 99%の誘拐
岡嶋二人
(2007/11/14 10:29登録)
先の展開が気になって気になって、一気読みした。多少古さを感じてしまうのがマイナス点。


No.7 7点 そして扉が閉ざされた
岡嶋二人
(2007/11/14 10:22登録)
こういう設定は好みだし、かなり良く出来た作品だと思うが、真相にあまり驚けなかった。


No.6 8点 あした天気にしておくれ
岡嶋二人
(2007/11/14 10:17登録)
倒叙モノだが、途中からフーダニットの展開に。競馬をテーマに得意の誘拐も織り交ぜて、一気に読ませる。多少ごちゃごちゃした感じもあるが、面白かった。


No.5 9点 クラインの壷
岡嶋二人
(2007/11/14 10:08登録)
ラストの余韻と美しさがとても印象に残っている。20年近く前の作品なのに全く古さを感じさせない。


No.4 10点 青の炎
貴志祐介
(2007/11/13 19:55登録)
主人公に感情移入できた。これが全て。心理描写がとにかくすごい。特に後半部の追い詰められていく様で一気に引き付けられた。ラストはカタルシスを得るのに十分なものだと思う。
ミステリーというより、青春小説と言った方が妥当だと思うが、相当好きな作品です。


No.3 7点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2007/11/13 19:37登録)
面白くて一気読みできたのですが、肝心のトリックには、ちょっと無理があるような気がしてなりません。かなり良く出来たトリックだとは思うのですが。

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