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ミステリの祭典

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いけおさんの登録情報
平均点:5.57点 書評数:389件

プロフィール| 書評

No.109 5点 オルファクトグラム
井上夢人
(2007/12/12 09:11登録)
さっぱりしていてイメージより読みやすかった。
ミステリ要素としてはかなり淡白なので、サスペンスっぽさをもっとこってり出してほしかった。


No.108 6点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2007/12/10 22:00登録)
素直に緻密な完成度の高い作品だと思う。
でも無駄に引き延ばして長くしただけの短編っぽい印象。
テンポのわるさが終始感じられたからだろうか。


No.107 8点 狂骨の夢
京極夏彦
(2007/12/07 09:19登録)
最初のほうが少し退屈だった。
スケールが大きすぎて難解だからかもしれないが、若干釈然としない感じもした。


No.106 3点 被害者は誰?
貫井徳郎
(2007/12/02 00:03登録)
従来とまったく異なる作風。あまり好みじゃなかった。


No.105 5点 ラッシュライフ
伊坂幸太郎
(2007/11/15 09:05登録)
淡白な感はあるが完成度は高い。
もう少しミステリ的な謎や意外なラストがほしかったかも。


No.104 6点 オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎
(2007/11/14 02:10登録)
読者を選ぶ作品という印象。
リアリティの無い環境の中で、外から来た主人公の内面描写が、島外のリアルな人の思考として詳しくあればもっとよかったと思う。
あんな感じで主人公が、即島に溶け込むほうが幻想的な効果はあると思うが、違和感や疑問に対して、好奇心、探求心でページを捲っていくのが好みなので。
決して優劣ではないが、それでも自分がこの作品を楽しめてよかった。


No.103 5点 法月綸太郎の功績
法月綸太郎
(2007/11/12 00:15登録)
だんだんマンネリ感は出てくるが、一つ一つの話のロジックはなんだかんだでやっぱり見事。
でも短編だからいいのか、それとも短編だから物足りないのか。


No.102 8点 天使の囀り
貴志祐介
(2007/11/09 09:05登録)
全体的にきれいにまとまっていて完成度が高い。
ホラー要素も前2作品より怖く、深い。
無駄の無いサイドストーリーからの合流がある構成も好み。


No.101 3点 火の粉
雫井脩介
(2007/11/05 09:13登録)
主人公の心理をもう少し直接的に描写してほしかった。
先が気になる感覚があまりなく、あまり好みの作品ではなかった。
なんとなく映画化が向きそうな感じ。


No.100 5点 テロリストのパラソル
藤原伊織
(2007/11/02 09:02登録)
主人公が知ったことや電話の会話などが後から記述されたりする、ハードボイルド叙述もの。
プロットに偶然ありきが多く、あのわざとスピード感を強調しようとするような文体も好みではなかった。


No.99 10点 魍魎の匣
京極夏彦
(2007/10/27 09:47登録)
こんなに濃厚で重たい作品ははじめてだった。
登場人物、伏線、京極堂の言動など、全ての完成度が高い。
前作と違い妖怪によって示唆されることが必然、むしろ効果的と感じた。
他作家の某作品の登場人物の言葉を借りると、地上の推理小説ではなく、まさにこれが天上の推理小説だと思う。
タイトルも「魍魎の匣」しかあり得ない。
この作品の作者が、もちろんいい意味でだが気持ち悪い。


No.98 7点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2007/10/20 09:48登録)
妖怪云々のくだりは理解できなかったが、それも含めた京極堂の蘊蓄は興味深かった。
トリック?だけで判断すればはっきり最低だと思う。ただ、プロットが素晴らしく、ミステリにおいてトリック以上に重要な要素だと再認識できた。


No.97 5点 予知夢
東野圭吾
(2007/10/16 20:02登録)
前作があったのでどんなものかはわかっていた。
それでも読んで楽しめましたが。


No.96 7点 嘘をもうひとつだけ
東野圭吾
(2007/10/16 20:00登録)
読み物としてかなり楽しめました。この作者の短編集の中でこれが一番好きです。


No.95 6点 探偵ガリレオ
東野圭吾
(2007/10/16 19:57登録)
タイトルへの好奇心でがんがん読んでしまう感じ。この本を読んだ当時は、湯川や草薙を長編でも読んでみたいと思った。


No.94 6点 怪しい人びと
東野圭吾
(2007/10/16 19:52登録)
いかにもこの人の短編集といった感じで良くも悪くも軽く印象に残らない。
さすがに完成度は高いですが。


No.93 5点 天使の耳
東野圭吾
(2007/10/16 19:43登録)
だれにでもありそうな感じの「日常の謎」系。なんとなくこの作者の作品っぽくない。長編のプロットの一部が集まったような一冊。


No.92 4点 依頼人の娘
東野圭吾
(2007/10/16 19:39登録)
新聞の社会面を読んでるときの4コママンガみたいな感覚で気楽に読める。


No.91 6点 犯人のいない殺人の夜
東野圭吾
(2007/10/16 19:36登録)
良くも悪くも質の良い短編集という印象。ずいぶん前に読んだものなのでざっと読み返さないと内容を思い出せなかった。


No.90 5点 世界の終わり、あるいは始まり
歌野晶午
(2007/10/10 22:34登録)
後半はまたどうせ妄想でしょ?となってしまい残念。
ラストも物足りない。

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