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ミステリの祭典

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依頼人の娘
改題『探偵倶楽部』

作家 東野圭吾
出版日1990年04月
平均点4.46点
書評数13人

No.13 5点 いいちこ
(2017/03/29 17:22登録)
意外に本格度が高い作品が揃っている印象。
ただ、2時間ドラマ的なセオリーの域を出ないプロットとトリック、ご都合主義でやや雑な運びが散見される点も否めない

No.12 4点 ニックネーム
(2016/01/24 19:57登録)
どれもイマイチな話ですね。

No.11 2点 ムラ
(2012/04/04 21:29登録)
上手くまとまっていて面白いかつまらないかで言えば面白く読めた。
その反面、セオリー的な起承転結な所為でオチが非常に読みやすいというのもある。
というよりもあからさまな展開すぎて意外性が薄い。
キャラクター性が無いのも残念。
東野小説ということでハードルが上がってるのもあるが、やはり暇つぶしの域は出ない作品でした。

No.10 4点 ウィン
(2010/09/25 12:11登録)
東野作品にしてはイマイチ。
”ハズレ”といっていいかもしれない。
短編一つ一つの出来が中途半端だった気もする。
探偵倶楽部の人たちも、あまりに冷淡すぎてつまらない。
やっぱり探偵は少し変人であるほうがいいと思う。
あくまでも俺の主観だが。

No.9 5点 vivi
(2009/11/10 01:36登録)
ピンとこなかった作品です。
私は探偵でもキャラクターのはっきりしているものに惹かれるので、
あの機械じみた探偵役には、馴染めませんでした。

軽いけれど、読後感の悪い作品が多い、というだけで、
あんまり印象に残ってないです(^^;

No.8 6点 ミステリー三昧
(2009/05/26 16:48登録)
<祥伝社文庫>初期の本格ミステリ(連作短編/1990)
本格度が意外に高く、特に私的ベストの『偽装の夜』は多くの伏線を提示しながらの論理的な解明を意識した作品で読みごたえがありました。その分「これは期待できるぞ」と次の話からハードルを上げてしまった感がありました。読み進めていくうちに気づいてしまった。伏線が徐々に雑になっていると・・・

No.7 6点 VOLKS
(2008/12/31 08:41登録)
個人的に、漫画みたいなキャラと設定が好みなので面白く読めた。
探偵倶楽部なるものの背景がほとんど見えない点も、かえって良かった。

No.6 5点 Tetchy
(2008/12/30 23:04登録)
内容は基本的にオーソドックスで2時間サスペンスドラマ用のストーリーとも云える。私は特に政財界のVIPのみを会員とする調査機関ということで、『家政婦は見た!』シリーズのようなテイストを感じた。

この頃の東野は『鳥人計画』以降、『殺人現場は雲の上』、『ブルータスの心臓』、そして本作とノベルスで上梓されたミステリが連続して刊行されており、逆に東野氏はキオスクミステリに徹して軽めの作品を書くことを意識していたようだ。
生活の糧を得るためとしてこういうライトミステリに手を出さざるを得ないのが当時の新進作家の状況であったのは十分理解できることだ。
したがってこの手のミステリに読書を趣味とする人間やミステリ愛好者があれこれいちゃもんを付けるというのは全く筋違いという物だろう。
が、あえてその愚を犯すならば、やはりもう少しミステリとしての熱が欲しかったなぁと思う短編集だ。

No.5 5点 こう
(2008/11/24 01:42登録)
ノン・ポシェットだからかあまり評判にならない短編集ですが個人的にはそんなに悪くないと思います。
 本格的構成に一ひねりを加えてる作品もあり個人的には「罠の中」は良かったと思います。
 設定もあまり読者に訴えるものはないですが少なくとも本格を意識した作品群でありまあまあでした。「殺人現場は雲の上」よりは全然いいと思います。

No.4 3点 COBRA
(2008/06/13 14:21登録)
探偵倶楽部は失敗。きっと潰れたと思う。

No.3 5点 深夜
(2008/04/07 21:59登録)
作るのは大変だけど、読者には評価されないって感じの作品ですね。面白みがあまりなく、1週間もしたら忘れそうな内容です。探偵のキャラは結構好きですけどね。

No.2 4点 いけお
(2007/10/16 19:39登録)
新聞の社会面を読んでるときの4コママンガみたいな感覚で気楽に読める。

No.1 4点 シーマスター
(2007/05/31 00:08登録)
1つ1つの話はそれほど悪くはないが、今時(といっても10年以上前か)こんな子供の漫画みたいなキャラクター探偵は如何なものかと。

らしくないぞ、東野センセイ。

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