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ミステリの祭典

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しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
ヨギ ガンジーシリーズ

作家 泡坂妻夫
出版日1987年07月
平均点7.57点
書評数70人

No.30 5点 テレキャス
(2009/11/24 12:20登録)
う~ん、評価するのが難しい作品。
実際、内容は他の泡坂作品と比べると数段劣ることは間違いない。
ただ無難にまとまってて悪い出来ではないんだよなぁ。
あの仕掛けもあるし、高得点を付けたいところだけど、何かあるってのは見え見えだったので辛口にしました。

No.29 9点 だい様
(2009/08/31 09:27登録)
ヨギガンジーシリーズ第2弾

物語も普通に楽しめましたがさらにこんな仕掛けがあるとは‥
こういう遊び心いいですね。

No.28 8点 vivi
(2009/08/19 22:02登録)
この仕掛けには、参りました!
何の予備知識もないままに読み始めたので、
あの結末というか、種明かしにはビックリしました。
こういう遊び心、ミステリ作家には必要なものかもしれませんね。

確かに、ミステリの本筋はいたってノーマルですけど、
あのガンジーたちのキャラがいい感じです☆

No.27 8点 江守森江
(2009/08/01 14:23登録)
本そのものがマジックの種であり、どんなマジックか?まで(作者が作者だけに)読み始めで気付く、素晴らしい試みだけに少し残念に思えた。
手間のかかる仕掛けだが読みにくくなっていない辺り'そこらの仕掛け頼みな作品'とは一線を画する。
しかし、ストーリー自体の評価はありふれたミステリだった。
この作品に触発され多くの作家が稚気に富んだ作品を出版している事からもパイオニア精神を賞賛したい。
ストーリー上のトリックも組み込んだ本で出版すれば(試す読者も現れ)絶版時点で現存冊数上でも稀少本となり未読者が多数出て「しあわせの書」から「ふしあわせの書」に変貌する更なる一撃を仕込めただろう!
そこまでやったなら"満点"だった。

No.26 10点
(2009/07/18 19:42登録)
途中でこのトリックに気づいたときは、ひっくり返りそうになりました。
これは、泡坂氏の芸術作品です。

No.25 9点
(2009/07/16 16:43登録)
 トリックが妙に不自然で、何でだろうと思っていたら、こういうわけだったんですね。ストーリーも含めても、高評価です。
 泡坂妻夫の本ははじめて読んだのですが、面白くて読みやすかったので、どんどん読んでいきたいです。

 それにしても、ほんとにすごい本ですね。さすがに食べられませんけど・・・(笑)。←(読んだら意味が分かります)

No.24 9点 okutetsu
(2009/07/01 06:22登録)
発想が凄い。
そしてそれをやったことがもっと凄い。
ちょっと引きました(笑)

No.23 7点 ある
(2009/05/16 17:33登録)
お話の内容は5点。
本の中でやろうとしたことが10点。
こういうことをやろうとした発想に敬服します。

No.22 8点 測量ボ-イ
(2009/05/15 21:24登録)
本文だけ読むとごく平凡なんですが、なるほどこの作品
の真価はこんなところにあったのですね!
これはすごい、感服しました。

No.21 9点 dei
(2009/02/05 22:22登録)
作者の奇術師魂に乾杯!
そしてご冥福をお祈りいたします。

No.20 7点 itokin
(2008/12/28 10:35登録)
適宜、興味をそそる事件を組み込んで謎をばらまき最後でさあっとまとめたという感じ。最後まで飽きさせないのはさすがだが盛り上がりに欠けるなどもういちランク上を期待していたんだが・・・。

No.19 9点
(2008/11/30 16:29登録)
いるんですよね、気がつかない人。私が所属していたマジック・サークルにも一人、買って読んだ後、人にあげてしまったというので、みんなから突っ込まれていました。
対効果比の労力ということでは、このメイン・トリックより優れたトリックを泡坂さんはいくつも考案しています。でも、この作品のすごさは実際にとてつもない労力でそのアイディアを小説にしてしまったということ。本作のメイン・トリックの扱いは、ミステリとは何か、小説本とは何か、という根本定義への挑戦とも言えるでしょう。
ただし、松田氏の解説は不満です。氏もマジック研究家なのですから、小説の企みを引き継いでもらいたかったですね。

No.18 9点 zedd
(2008/11/10 03:09登録)
やられた!!どういう頭してるんだろ・・・??多くを語れないのが残念だw

No.17 10点 雨場毒太
(2008/10/19 00:53登録)
これを書くために、作者も版元(通常の新潮文庫とは違う体裁になっている!)もとてつもない努力をつぎ込んだことであろう。ただただ感服、である。

No.16 8点 シュウ
(2008/10/19 00:44登録)
びっくりした。どうやってこんなの書いたんだろう。
ミステリとしては確かに並かもしれませんが、特に前半の方はユーモアたっぷりで楽しかったです。

No.15 9点 swordfish
(2008/10/03 11:34登録)
内容はごくごく普通のミステリー。
しあわせの書の秘密に仰天!

こんな事ができるなんて、信じられない。

No.14 8点 白い風
(2008/08/07 20:24登録)
お恥ずかしながら読み終わったとき「えっ、これで終わり?」とちょっと失望しました。
ミステリの祭典で高評価の意味が全く解かりませんでした。
ラスト3ページをもう一度再読・・・ん?これは?確かめてみて、なるほどこれか!
冒頭、巻末に「どうか未読の方には明かさないでください」意味改めて分かりました。
スゴイですね、まぁよくこの小説考えたな、が正直な感想です。
これも、一種のWトリックですね。
高い評価の意味理解できました。

No.13 8点 sasami
(2008/07/07 20:07登録)
ご苦労様です
といいたくなるような作品でした。
ただ話自体は普通かなぁ。

No.12 10点 kowai
(2008/05/31 18:32登録)
すみません。読了後すぐ気がつきませんでした。「もしかして」と再度××××して。。。。参りました。

No.11 9点 サトラップ
(2008/05/20 22:41登録)
中身は本格ミステリー(なのか?)であるが、それよりもすごいのが本そのもの。
泡坂妻夫の遊び心は尊敬ものです!

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